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自分の感情との向き合い方 #29

木下斉さんのVoicyを聞いて、以前読んだ草薙龍瞬さん(著)「反応しない練習」のことを思い出しました。

この本は、仏教の教えをベースにし、自分の気持ちに対する基本的な考えを分かりやすく書かれている本です。
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木下斉さんがVoicyで話をされていたのは、他の人が言ったことをごちゃごちゃ考える時間があるなら、自分がやりたい事に集中したほうがいいという趣旨の内容でした。
まさにその通りで、まずは自分のことに集中したほうがいいですね!
私は、なかなかできていませんが、「反応しない練習」で書かれている内容で参考になることをまとめてみました。


無駄に判断しない

人は、何か他の人から言われたことに対して、自分と同じ考えだな!とか、それは違うだろ!など、と反応をしてしまいます。
「自分が幸せになりたい!」という想いと、「他の人に対して自分が感じる感情」は、別のもので、自分が幸せになりたいのであれば、いちいち他の人のことに対してすぐに反応せず、他の人から話をされたことに対して、感じたことを受け止め、自分に生じた感情を観察はするものの、受け流すことが大切だと記載されています。
私的には、これは、とてもいい考えで、自分の心に湧き出てくる感情と自分が幸せになりたいと思う気持ちは違う、という事なんだと理解しています。
確かに、何が一番大切なのかと言えば、自分が一番大切で、その自分が幸せになりたいのであれば、別に他の人から何を言われようが構わないのですよね。
ブッタも、自分は自分でいい!と言っているようです。

今できることに集中する

自分に自信を持ちたいと私たちは考えがちですが、この本では、自分に自信を持ちたいと思うこと自体が、不合理だと説いています。
自信とは、「自分はこれができる」や「必ずやり遂げられる」という私なりの「判断」(本では、妄想とも表現されています)が介在していて、そもそもそれができるかどうかは、その時点ではわからないはずです。
「判断」はせずに、今自分ができることは何かを考え、今できることに集中することが重要ということです。
頑張らなくちゃとかあれこれ妄想せずに、ただ、今できることに集中することが大切なんでしょうね。
自分はまだまだと思う必要はなく、軽い気持ちで行動し「とりあえず体験を積む」だけでよいと書かれています。
とりあえず体験を積むだけでいい!という考えは、自分の気持ちを軽くし、行動を促すうえで、とてもいい考えだなあと私は思っています。

反応をしないことが最高の勝利

最後に参考になるのが、反応をしないことが最高の勝利だという考えです。人は、相手のことを考えて、反応をしたほうがいいのではという、感情が生まれがちです。
これをしないと失礼かな?とかを考えちゃいますが、他人と自分は違うのですから、あれこれ考えずに、自分のことに集中するべきなのだと思います。
「相手の反応は相手にゆだねる」と考え、他の人がどのような反応をしても、相手の反応に対して、反応せずに、客観視をして、自分の心に生じた感情についても、「あっ、今自分の心の中で、相手に対して否定的な感情が生じているな」などと受け止めて、受け流すことが大切なのだと思います。
ただ、頭ではわかっても、なかなかできることではないと思いますので、まずは、反応をしないことが最高の勝利なのだなと思い出すことが重要なことなのだと私は理解しています。

無駄に反応せず
今できることに集中し
反応をしないことが自分にとって最高の勝利だと思いながら
自分のことを大切にしていくことですね!

#ジブン株式会社マガジン

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