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凡人戦略 #25

北野唯我さん著の「天才を殺す凡人」を読んで、仕事をしている中での自分の悩みや不安が何なのか、少し言語化できました。

まずは、自分の現状を知るということ

北野さんの著書の中で、人を天才、秀才、凡人に分けその特性ごとに関係性が描かれています。
詳細は記載しませんが、まずは、自分が天才(創造性)なのか、秀才(理論性)なのか、凡人(共感性)なのかをしっかり把握する必要があります。
当然グラデーションがありますので、はっきり分かれることは難しいのですが、おおむねの傾向は把握できるかと思います。
ちなみに、私は、凡人です。
凡人は、秀才を天才と勘違いして一目置く一方、天才のことはよくわからないので、排除する傾向があるようです。
ダイヤモンドオンラインに、参考となる図がありましたので、リンク先から確認ください。

https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/b/a/500/img_ba79fab9ac98e7404a64bd1a7d7624c337809.png

特に日本人は、自分が周りの人と違うことに対して違和感を感じる方も多くいますので、注意が必要な面もあるかと思います。

自分の手札をしっかり理解する

人は、自分が持っている手札(能力)ではなく、ほかの人が持っている手札(能力)をうらやましく思い、その能力を得たいと感じる動物です。
でも第一ステップとして重要なことは、「自分の才能を理解し、活かすこと」です。
自分の手札を把握し、まずは自分の手札の中で最良と思う手札を使うことが第一ステップなります。
ただ、そのような思考ではなく、他者の手札を含めた選択肢の中から最良な手札を探そうとすると、その手札が今の自分にはないため、それを補おうと頑張ったり、不安になったりすることにつながります。

まずは、自分の手札から選ぶことが第一ステップなのです。
そのうえで、第二ステップとして、一度自分で決めた手札を実行したのちに、検証した結果、手札を増やす(自分の能力を補う)ことを実施するなど順を踏む必要があります。

何事においても、まずは、自分をよく理解することから、スタートすることが必要になりますね。

今回は、個人のことにフォーカスして考えてみましたが、少し拡大解釈し、組織としての手札と考えると、いろいろな手札が使えるようになると思います。
また、ほかの人の手札を理解するためには、コミュニケーション力が必要になるなどもう少し視野が広がる考え方ですね。

#ジブン株式会社マガジン


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