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書くこととは #20

鳥井弘文さんのVoicyを聴いて、書くことに対する思考が深まった感じがしましたので、紹介します。


書くことは、頭の中に余白をつくる作業

鳥井さんのVoicyで、覚えるために書くのではなく、忘れるために書いていると話をされていました。
なるほどなぁ~と。
自分の頭の中のもやもやを整理し、アウトプットすることによって、いったん自分の脳から外へ出してしまう。
そのようにすることで、新たに考える余地が生まれる。
また、一度アウトプットしたことは、すべて忘れるわけではなく、また何かの機会に、自分の頭の引き出しから引き出される。
書くことは、自分の頭に余白をつくる作業ともいえそうです。

情報化社会の弊害

今の世の中は、SNSも含めて、いろいろな情報がスマホで取得できる時代です。
以前どこかで、今の現代人が1日に受ける情報量は、平安時代の一生分、江戸時代の1年分と聞いたことがあります。
それだけ大量の情報を現代人は受け取っているわけですので、そのままでは頭の中が混乱しますし、疲弊もします。
日本リカバリー協会が、日本の疲労について、詳しく比較しているサイトで調べてみると、日本人男性でも若い年代のほうが疲れている人の割合が大きい結果となっています。
若い年代ほど、いろいろな情報に触れていることも、疲労の原因の一つかもしれません。

疲労状況(全国、男性、年代別比較)単位:%
https://www.recovery.or.jp/wp-content/uploads/2023/07/5f63f49b6b7d98988e1002a4a4f2d6d5-1024x604.png
日本の疲労状況2023
 日本リカバリー協会

ホワイトスペース

以前読んだ本で、空白時間(余白)を意識的に作ることの大切さを学びました。

『WHITE SPACE』では、以下の理由で戦略的に小さな休止を取ることが大切だと主張しています。
①回復するため(疲労)
②削減のため(シンプル化)
③内省のため(振り返り)
④構築のため(創造)

自分から、余白を作る努力をしないと、いつも忙しくなったり、せわしくなったりする時代です。
時間的、物理的などいろいろな切り口で、余白をつくること意識していきたいですね。

#ジブン株式会社マガジン

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