信じるということ
こんばんは。自己実現メンタルコーチのしんかいさんこと新海智子です。
今日は、看護師の方の経験からの話で「信じるということ」を書いてみます。
私は内科、小児科に勤務しています。今日は、その現場でのお話です。
7歳と10歳の子が、はじめての採血ということで、不安そうにやってきました。
今日は先生も1人だし、抑えてもらう人手もないし、どうしようかなぁと考えた私でした。
そこで私は、採血をする前に子どもたちに
「どんな検査を何のためにするか」
「どんな物品を使うかを全て見せ説明」
「どのくらいの時間がかかるか」
子どもたちに全て説明し、質問はないか聞いてみました。
質問はないということだったので、続いて注意事項を説明しました。
注意事項は、「針刺す時に、絶対に手を引かないこと。」
「もし痛い時には、手を動かさず、言葉で伝えてほしいこと。」
その理由は、「他のところにもしかしたら針がささってしまい怪我してしまうから」
「それで失敗しても、もう一度やる必要がある」ことも説明しました。
1人で座ってできるかを確認したら、「予防接種と同じくらいの痛さ?」と聞かれたため、予防接種よりも、少しだけ針が太いから、ほんの少しだけ痛いと説明しました。
すると、「1人で頑張る!」ということだったため、子どもたちの言葉を信じて早速、採血を実施。
10歳のお姉ちゃんが先。動かず安全に上出来ました。パチパチと、労います。
7歳の子、どうかなと思ったら、お姉ちゃんが
「針を刺す時と抜く時に少し痛かったけど、大丈夫だったよ」と妹に説明してくれて、
「私も1人で頑張る」とお姉ちゃんと同じように頑張りました。
パチパチ、妹ちゃんも労います。
お母さんも心配そうでしたが、「2人とも出来ますよ〜」と声をかけ、お母様も子どもたちを信じて見守ってもらい、「はじめての採血」というミッションをクリアしました。
お母さんと子どもたち2人に「いい経験ができたね〜」というと、「もう、次からは全然平気〜」とご機嫌に手を振って帰っていきました。
人は、「大丈夫?大丈夫?」というと大丈夫なものも心配になります。
それよりも「あなたなら、大丈夫!」と信じることで、本来の能力を出せると思うのです。
子育てもコーチングも「信じる」は同じ。
私が今できる最大限のことで、看護でもコーチングでも、相手と自分を信じて応援していきたいと思っています。
相手(子ども)を信じるために必要なのは、まずは自分自身を信じられるということです。
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自己実現メンタルコーチ
現役ナース
しんかいさんこと 新海智子
日常の投稿はInstagramです(^O^)
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