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鳥類弁護士の事件簿

今回はコレです。鳥です。
おっかしいな?発売間もなく入手したはずなのに、なんでこんなにクリアが遅いんだ??
ま、いつものことですね。では、サクッと感想行きましょう!

鳥です

とりあえず。鳥です。人間は出てきません。
他にも狼とか狐とか動物いっぱい出てきますが、ハートフルでもなんでもないです。(途中まで)コメディではありますけど。
イラストは「19世紀の風刺画家J・J・グランヴィルによるアート」と紹介されているとおり、すべて綺麗なペン画です。
背景もそれに合わせた風刺画風です。
なので…ちょい捜索シーンは見づらい?かも。
どの鳥も(鳥だけでなく)シニカル&シュールな性格(?)で、掛け合いがめっちゃ楽しい!

この作品、日本語が秀逸で、日本人制作かと思ったんですが、翻訳されてる?んですね!(たぶん)
翻訳家の方のセンスがめちゃめちゃ好きです!
(口を挟むなは終始、クチバシを挟むなと書かれていたり、細かい箇所でニヤリとできますw)

逆転裁判っぽい?

思ったほどじゃなかったけど、ちゃんとオマージュはちりばめられてました。梯子と脚立問題とかw
ただ、逆裁ほど裁判に爽快感はないので、まぁ似たような感じなんだな~程度に思っとくのがいいかも。

システム的にはどれももったいないなーと思ったり。
お金のシステムも、裁判のシステムもちょっと生かし切れてない感じ。
そしてコイツもオートセーブなんですけど、好きな箇所から再プレイできるので、ポアロみたいな悲劇は生まれなかったですw
ほんと、オートセーブの時はこれくらい気を遣って!!欲しい!!
それにしても洋ゲーってオートセーブ好きだよな??

シナリオは重め

さて、本題?です。
鳥に騙されると痛い目みます。
舞台はフランス革命直前のパリ。と言えばお判り頂けるかと。
でも、はじめはそんなこと感じさせないくらいお互いつつき合ってますけどね!

エンディングは3種あり、1種を除いてつらいものでした。
まぁ、1話から結構衝撃の展開だったんですけどね…
(この展開は何度かやり直してみたものの変わらなかったので、変えられない運命だったみたいです…キビシー!!)

そんなとき!スパロウソン君ですよ!!
最初は鳥頭のくせに態度でけぇな!って思ってたけど、ラストは彼に救われました。
後半に行くとね。ホントにスパロウソン君はどこだ!?!?って癒やしを求めてましたからね。

正直、後半は鳥にする必要なかったんじゃ?と思いましたが、マーケティング的には鳥で正解な気もします。
それくらいシナリオが重かったんですよ。
重かったんですよ!!!
でも、面白かったんですよ!!?

総括!といつもの!

クリアも難しくなく、エンドも3種とも面白かったです。
うわああああああ!って思ったエンドもありましたけど、それもまたヨシ!
まぁちょっとボリュームは少ないですけど、現代人にはこんくらいが好まれる気がします。

つまり、ミステリはいいぞ!!

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