推しの話 ~ある日の局番を観て思うこと~

新しい動画がアップされる度に名(迷)場面をお届けしてくれる、みんな大好きすゑひろがりず局番。
その局番に以前アップされたこちらの動画で、『あ』と思ったシーンがあった。

該当シーンは8:30辺りですが、実際の様子は動画でご覧いただくとして。
簡単に説明すると、南條殿の勘違いに三島殿がツッコミ(?)を入れ…という、まぁ、それ自体は何の変哲もない流れ。
ただそれを観た時に何となく、お二人の雰囲気が今まで見てきたそれと変わっているような感じを受けまして。

『感覚的になんかそんな気がする』としか言いようがない上に私の語彙力と言うか表現力が乏しくて端的に上手く説明出来ないのが本当に申し訳ないけど、なんかここ最近、体感的にここ1、2ヶ月くらいのお二人を見てると『そんな気がする』んです。



お二人の仕事柄、起きた事に対するリアクションはその場のノリや現場の雰囲気を(意識してか無意識にかはさておき)考慮された上でのものなのは重々理解している。
ただ局番はお二人のお仕事の中でもかなり素に近い姿を見せて下さってると私は感じているので、それを踏まえてめっちゃ勝手な想像をすると、今までだったら



三 「もぉ~…ちょ、ちゃんと(図鑑)見てよ頼むから!」
南 「いや、勘違いは誰にでもあるやん」


って感じの流れになってたと思う。

でも実際はそうじゃなくて。
その時に、『あ、雰囲気が柔らかくなってる』って思ったんです。

たとえ同じような状況でも心のキャパなんてその時々で違う事も分かってるけど、今までにあまり見た事のないお二人のような気がして。





(こんだけ書いといて単に編集でカットされてただけやったらどうしよう)




私が思うお二人の仲や関係性についてはこれまでのnoteでも散々書いてきたし、間違いなくお二人の魅力の一つであると確信している。
その一方で、コンビ仲とは人間関係の一種であり、流動的な部分があるという当たり前の事を、お二人に改めて「分からされた」時もある。


”狂言風”の”キャラ芸人”の色が濃いのもあるけど、初期の局番の南條殿はだいぶ尖ってらっしゃるように感じるし、三島殿は南條殿に対してどこか遠慮しているように見える時がたまにあった。
ブレイクを迎えて少しずつ人柄が出始めた頃の局番でも、お二人の雰囲気がちょ~~~っと険悪になってらっしゃる?って感じる瞬間が時々あった。
言わずもがな全て私の憶測なので、実際のところはご本人達にしか分からない。特に後者は。
けど、人気が出ても天狗にならなかったお二人だから…自分達が置かれている現状を全力でこなそう、慣れようとして頑張って隠し切れずに滲み出るほどの無理を、あの頃のお二人はされてたんじゃないかな…と勝手に思っている。



勝手ながらこう感じていた経緯もあって、冒頭に触れたような『柔らかい雰囲気』が見られるとすごく嬉しいんです。

時が流れてお二人とも近い時期に父君になって、生活スタイルはもちろん考え方や価値観も、変わった部分、変わらざるを得なかった部分があると思う。
でもその変化がお二人に良い影響を与えているのはきっと間違いないし、笑いのツボが違うのに十数年も一緒にやってこれたお二人なので、根っこの部分が相通ずるのはずっと変わってないんやろうな…とも思ってみたり。

ちなみに上記の動画は約2ヶ月前だけど、今も時々訪れる『柔らかい雰囲気』に思わずニンマリしてしまうのはここだけの話。


その名が世に知れ渡った頃のバッチバチ狂言風スタイルも大好きだし、お二人の人柄が全面に出ている自然体な感じももちろん大好き。
そして、例えば「相方愛」といった言葉で表現されるような、お互いに対する優しい素直さを自然に出すお二人が、やっぱり私は大好きなのです。


いつも通り重めの愛を著した辺りで終わっておきましょうかね。
て事で今回はこの辺で。
では!

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