安達 榮多郎(Eitaro Adachi)

30歳、飲食店勤務。 2025年に自分の店を持つことを目標としている。 主に思い出や、…

安達 榮多郎(Eitaro Adachi)

30歳、飲食店勤務。 2025年に自分の店を持つことを目標としている。 主に思い出や、日々感じたことについて書きます。

最近の記事

#11 止まらない咳と存在しない痛み

#11止まらない咳と存在しない痛み 3月後半から風邪気味だった。 仕事はなかなか休めないのでなんとか行く。 2週間ほど経っても治らずに放置していたら、咳のしすぎで肺が痛くなってきた。 流石に肺に穴が空いているんじゃ無いかとすら思えてきたので、仕事終わりに診てもらえる病院に行く。 レントゲンを撮ってもらってわかったが、肺はなんともなっていなかった。 こんなこと言ったらほんとに穴が空いてる人に申し訳無いが、気持ち的には「穴の一つや二つ空いてろよ!」くらいの気持ちだった。

    • #10 赤子のように恐れている

      #10 赤子のように恐れている 大好きな映画や漫画やお笑いから、なにか凄まじいエネルギーをもらうことがある。 おおよそほとんどの人がそういった経験があるかと思う。 そんな時、ついついネットでみんなの感想なんかを検索してしまう。 検索してみると同じ作品に触れて、同じように熱を感じた人たちが、ネットにはたくさんいて、嬉しい気持ちになる。 一方で困るのが、「何が面白いのかわからなかった。」や、「全然わからん、〇〇の方が良い。」と言った意見もたくさん目に入ることだ。 R1グ

      • #9  もしも夢を諦めていたら

        #9 もしも夢を諦めていたら 映画「LA LA LAND」を今更観た。 公開当初ものすごい反響があり、ネットでもだいぶ話題になったのを覚えている。 日本で公開されたのは2017年2月24日。 当時の事を思い出してみる。 2016年に大学を卒業した僕は、飲食店開業を夢見て、少し大きめの飲食企業に入社して、大学時代に付き合った彼女を残し、大都会東京の店舗に配属。 仕事はうまくいかず、彼女とも別れて、卒業から約半年で京都に帰った。 帰ってからはなんとかしなければとすぐに小

        • #8 少年はお笑い芸人になりたかった

          #8 少年はお笑い芸人になりたかった 僕は現在、飲食業に携わっているが、就職活動を始める大学4回までは、本当に何の仕事をするか決まっていなかった。 今の職業についているのも、何となくサラリーマンとして働くイメージがつかなかったからというだけの理由で始めたものだ。 今でもたまに、自分が本当にやりたかった事について考える事がある。 小学校を卒業するまでは、父は陶芸家として生計を立てており、母は専業主婦だった。 小学校の卒業アルバムか何かには、将来は普通のサラリーマンになる

        #11 止まらない咳と存在しない痛み

          #7 雪の夜、走馬灯に残る景色を見た気がした。

          #7 雪の夜、走馬灯に残る景色を見た気がした。 2024年2月5日。 東京は雪。 テレビが大騒ぎしている中、僕は夢の国、ディズニーランドにいた。 朝早くからバス、新幹線と乗り継ぎ、京都からはるばる東京へ。 田舎から行く人は皆そうなるのだが、数日前の雪予報で予定を変更することはできない。 我々もまぁなんとなく大丈夫かくらいの気持ちで行くことにした。 おおよそ10時くらいに現地に着き、まずは妻と被り物を物色。 トイストーリーのレックスに顔が食べられてる形になるものをお揃いで

          #7 雪の夜、走馬灯に残る景色を見た気がした。

          #6 僕も誰よりも早くいい席で、いい景色が見たかった。

          #6 僕も誰よりも早くいい席で、いい景色が見たかった。 2024年になった。 去年は大変で、仕事に追われて勝手に追い詰められ、結果ストレスをコントロール出来ずに病気になってしまった。 スタジオジブリの名プロデューサーの鈴木敏夫氏が、「自分のために働いてる奴が、鬱になる。」と言っている記事を見て、「あぁ、まだ僕は自分の為にやっているのか」と悲しくなった。 なんとか薬を服用しつつ仕事を続けることができ、最近は薬もようやくなくす事が出来た。(通院すぐ辞めてしまってすみません。)

          #6 僕も誰よりも早くいい席で、いい景色が見たかった。

          #5 もし魂が時をかけれるなら、僕は君と同じかもしれない。

          #5 もし魂が時をかけれるなら、僕は君と同じかも知れない。 ふと思い出した、オカルトチックなお話を。 両親はよくオカルトの特番番組を観ていた。 特に僕が子供の頃、だいたい20年ほど前は「たけしのTVタックル」で超常現象の特番がされており、両親と一緒に欠かさず観ていた。 UFOや雪男、終末予言を真剣に観ては、想像力をフルに稼働させて、勝手に恐怖していた。 その時の影響か、大人になっても都市伝説やオカルトが結構好きだ。 普段YouTubeはあまり見ないが、「都市ボーイズ」と

          #5 もし魂が時をかけれるなら、僕は君と同じかもしれない。

          #4余裕と少しのユーモアがあれば

          #4余裕と少しのユーモアがあれば 2月にディズニーランドに行くことになったので、妻がまだ見たことの無い「パイレーツ・オブ・カリビアン」を2人で鑑賞した。 ご存知の方も多いとは思うが、2003年に公開されたカリブの海賊をテーマにした冒険ファンタジー活劇だ。 初めて見た時の事を、僕ははっきりとは覚えていないが、親がDVDを買っていたので何度も見た記憶がある。 そして何度観ても、観終わった後はがならずこう思う。 「俺にもジャック・スパロウみたいに余裕と、少しのユーモアがあれ

          #4余裕と少しのユーモアがあれば

          #3修理が必要なコーヒーマシーン

          #3修理が必要なコーヒーマシーン ラジオが好きだ。 中学3年の頃、運送屋をしていた父親がお客さんの不用品のラジオを持って帰ってきた。 メカメカしい見た目がすごく好きで、受験勉強をしながらよく聞いていた。 大人になってからはなかなか聴くことが少なくなってきていたのだが、最近になってSpotyfiのアプリを入れ、ポッドキャストを聴きまくっている。 最近衝撃を受けたのは、「デドコロ」という、芸人が2か月ごとに交代でMCを務めるラジオ番組。 2024年1月14日オンエアの『永野

          #3修理が必要なコーヒーマシーン

          #2雑草などという草はない!

          #2雑草などという草は無い! 個室ビデオで北野武監督の「アウトレイジ」を鑑賞。 同作は1度すべて観たことがあったが、こんなタイミングで再び観ることとなるとは、、、。 普段自分は何かに怒るということが少ないので、こういった裏社会的な題材のものを観るのがとても刺激になって、良い。 体調が悪い中観るものではないなと思いながらもぼーっと観た。 これは誰とも共有した事がないので、もし違ったら申し訳ないのだが、適応障害やうつになるタイプの人間は、全員本作の主人公「大友」なのだと思う。

          #2雑草などという草はない!

          #1適応障害と個室ビデオ

          #1適応障害と個室ビデオ 少し前。 2023年9月。 仕事をしている身体がおかしい。 大学を卒業してからは、常に頭の中は妄想、空想、さまざまな考え事で満たされていたのだが、その中にネガティブな要素が含まれてきた。 寝つきが悪く、呼吸は極端に浅く、常に頭が痛い。 この感覚を僕は知っている。 人生2度目だ。 おそらく病院に行けば適応障害の薬をもらうことができるだろう。 とりあえず、職場に人が足りていたので、翌日は休みをいただくことにした。 家族には内緒で。 少し休めば治る

          #1適応障害と個室ビデオ