ちょっと待って! 怒る前にわかっておきたい少しのこと。
みなさんのこんにちはタートモです。
開いていただき、ありがとうございます!
最近はアドラー心理学ついてばっかりになっていますが、
もちろん今回もアドラー心理学についてです!
どうぞよろしくお願いします。
さて前回は、
勇気づけ
劣等感
認知の歪み (ベイシックミステイク)
についてを学んできました。
アドラー心理学は使える心理学です。
良い対人関係が自分の幸せと関係します。
なので良い対人関係を築きたいですよね。
どんなに孤独を愛する人でもなにかしら人に頼って生きています。
衣食住を己の身一つで自給自足している人はほぼいないでしょう。
この世に生まれてきた瞬間でさえ医者や助産師など誰かを頼っています。
本当の孤独というのはツラいことです。
例に出すと独身の男性の平均寿命は他と比べても低く
平均寿命は「67歳」だそうです。
もちろん孤独だからという要因以外にもあると思いますが、孤独と寿命が関係するということは間違いないと言えるでしょう。
そのことから良い人間関係を築くということは、孤独を回避することであり、穏やかに人生を送れることの条件ではないでしょうか?
私はアドラー心理学は良い人間関係を築くには非常に便利なツールだと思っています。
なので知っておいて損のない学びになると思います!
ということで、今回のテーマは「怒り」についてです!
では始めます。
怒り
怒りとはコントロールできるものでしょうか?
怒ってしまって手のつけようがない状態になる人もいます。
よくニュースなどで「カッとなってやった」といった事件もよく聞きます。
やはり怒りはコントロール出来ないものなのでしょうか。
しかし皆さんはどうでしょうか?怒ったからといって簡単に暴力にはしったりするでしょうか?
分別のつかない子供のころなら、そういうことも少なからず誰でもあったと思います。
ちゃんと自我を持ち、大人になった人なら普通、暴力は行わないでしょう。
怒りはコントロールできるのです。
怒りについて知ることは、良い人間関係を築くのには大事なことだと思います。
アドラー心理学では怒りは二次感情だそうです。
二次ということは一次があります。
では一次感情とは何でしょうか。
文字通り怒り抱く前に出現する感情です。
様々な感情が怒る前に出現します。
落胆
不満
心配
寂しさ
といった感情が一次感情です
その次に二次感情である怒りが出現します。
例えば
「あなたのことが心配で怒る」
「話しを聞いてなかったことで落胆して怒る」
「会社への不満がつのって怒る」
「誰もからもあいてをしてもらえなく寂しくて怒る」
などなど色々なシチュエーションがあると思いますが、
〇〇だから怒るのです。
この〇〇が一次感情です。
なので、怒ったときには自分がなぜ怒っているのか?
という一次感情を一度考えてみると良いでしょう。
おいおい、そもそも怒っているときに「なぜ自分が怒っているんだろう」なんて考えることなんか出来るわけないだろ。
という意見もあるでしょう。
しかし、そういった否定をするということは、
出来るわけがないし、
する気も無い、
という意思が見え隠れしますね、それでは怒りをコントロールすることはできないです。
また、一朝一夕では怒りをコントロールすることは出来ません。
日々少しづつ意識することで怒りをコントロールできる超人になれるかもしれないですね。(少しマッチョな感じですが笑)
怒りの矛先
人は意識をしていなくても、怒りをコントロールしています。
「いやいや、無意識にコントロールってことは、コントロールしてないじゃん。ただの反射じゃん反射。」
と思う方もいるでしょう。
しかし人は怒る際、判断をしています。
例①
道で人と肩がぶつかったとします。
その相手が自分にとって格下と思えるような相手で、しかも横柄な態度をとってきたとします。
するとイライラしたり、怒ったりするかもしれません。
しかし、相手が自分によりもあきらかに数段格上そうな相手となると、そんな気持ちにならないはずです。
イライラや怒ったりする前に、すぐさま謝ってサッサと立ち去るでしょう。
例②
口喧嘩をしているとします。
その途中で、大事なお客様や、大好きだけどまだ付き合ってはいない、いい感じ人からの電話が鳴ります。その電話を取ったとして、同じ喧嘩口調で話し始めたりするでしょうか?
しないですよね。 トーンの高い声で話始めると思います。笑
そう、人は無意識に怒りをコントロールしているのです。
例①の場合を考えてみると、格下か格上かで態度変えていることがわかりますね。
怒りは上から下へと流れていきます。
例えば、、、
上司と部下
親と子
先生と生徒
先輩と後輩
縦の関係性を本人が認識したときに、怒りを上から下へと流します。
この関係性ではその情景が容易に想像できますよね。
しかし、本人がその認識を改めるとこの流れは崩壊します。
会社を辞めることになった部下だった人が元上司に対して積もり積もった鬱憤を晴らすといったテレビ番組なんてよくありますよね。
所属しているヒエラルキーから外れると無敵になるのでしょう。
自分にとって相手のことをどう認識するかで怒りという感情が動きます。
このことから人は怒りをコントロールしていると言えるでしょう。
自分の立場を利用した怒りを相手にぶつけてはいないかを、一度怒った後でもよいので考えてみましょう。
怒りの目的
怒りには目的があります。
では怒った先に何を求めているのでしょうか。
怒りは
相手を支配をしたかったり
自分の正義を通すため
自分の権利の擁護のため
優位に立つため
人はそういった目的があって怒りを利用します。
たしかに怒る理由はこんな感じですよね。
そして怒りは上から下へ流れます。それは主観的にです。
怒りを向けた相手の主観が自分を格下だと思っていたとしたら、
その自分の怒りで相手をねじ伏せることが出来るでしょうか?
相手には相手の考えがあります。相手の考えを改める方法として怒りを使うには、あまり有効ではなさそうですね。
アドラー心理学では他者との関係は縦ではなく横。横の関係を良しとします。
もちろん上下があるのなら優位に立ちたい気持ちは分からなくもないです。
ですがマウントの取り合いは、勝負の連続です。
上には上がいます。
人生の時間は有限です。自分の時間を何に使うかは自由ですが、不毛な戦いで一喜一憂をするのが本当の幸せでしょうか。
人間関係を良好にするには怒りについて一度考えてみてはいかがでしょうか。
自分の怒りの目的について再認識することが大事です。
目的達成するために怒りではない方法を考えてみると、良い人間関係を築けるかもしれませんね。
まとめ
怒り
怒りはコントロールでき、「〇〇のだから怒る」といった二次感情である
怒りの矛先
怒りは主観的に上から下へと流れます。ヒエラルキーの名のもとに怒りを利用していないかを考えましょう。
怒りの目的
何のために怒りを利用しているのか。
その認識をはっきりさせ、怒り以外の解決方法を考えましょう。
というラインナップでお届けしました。
しかし怒らない人生なんて考えられないですよね、無理をせずストレスを溜め込まず、適当に鬱憤晴らしをして、うまく怒りのエネルギーを良い方向に向けることが出来る、お利口さんになりたいもんです。
今回も参考になった本を紹介させて下さい。
心理学はツールだとおもっています。
若い頃に学べばよかったな〜と思う次第です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
執筆にHPとMPを消費したので回復させます!
また次回もよろしくお願いいたします!
ではまた後ほど!👋タートモでした!
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