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自分を大事にしようと思える純正律のピアノ瞑想 ♪



作家のさとうみつろうさんの呼びかけで、
2024年 3月20日 12時06分。
春分の日、春分点に行われた
史上最大の人数 14万4000人で「同じ時間」に祈るイベント、
純正律カノン瞑想 が話題になっていたのはご存じでしょうか?

「ピアノの演奏が始まったとたんに涙が止まらなくなりました。」
「自分を大事にしようと思いました。」
「自分を愛しく思えました。」
「今のままで幸せだと思えました。」
「私は私を選んで産まれてきた。」

という感想であふれていました。

コメント欄より抜粋


私もその一人です...。
数年前の純正律のピアノ瞑想の映像を見た時から、
凄い力があるなぁ...。と感じていました。
何度も聞きたくなる音と言葉です。

調和した濁りのない音が魂に響く癒しの音楽。
純正律ならではの体感。
といった感じでしょうか。

「平均律と純正律」


「平均律」

平均律とは、1オクターブを12等分にした音律のことを言います。
隣り合う音の周波数は等しく、ピアノの調律に使われます。
平均律のメリットは、すべての音が等間隔なので転調しても違和感がないことです。
12音が均等の幅になるので、どの調で弾いても同じ音程の幅となります。
つまり、どの調へも簡単に転調できるという利点があります。

デメリットは、オクターブ以外の音が厳密にはきれいに重ならないことです。きれいに重ならない場合、2つの音を同時に鳴らすと微かに「ウヮン、ウヮン」という音の、うなり、不協和音が聞こえます。

純正律は、平均律のように隣り合わせる音と音の間が一定ではないため、
転調できません。そのため、モーツアルトなどの時代には調ごとに1台づつピアノを用意し変えなければならなかったそうです。
ピアノを安くたくさん売りるため、利便性として、平均律が生まれたともいわれています。現在のピアノは平均律で調律されています。

「純正律」

「純正律」とは和音の響きの美しさを重視し、オーケストラや吹奏楽、合唱に使われる音律です。
音同士の振動数が整数比になるように音階を決める音律です。

純正律のメリットは、オクターブ以外の音もきれいに重なり、
音と音が混ざり合っても倍音のうねりが発生せずに、キレイに混ざり合います。音の振動は単純な整数比になればなるほど最も美しく響きます。

和音の響きが美しくなることを追求した調律です。

デメリットは、純正律は平均律のように隣り合わせる音と音の間が一定ではないため、転調を行うと違和感を感じることです。
転調ができないため、転調ごとに1台づつピアノを用意し変えなければなりません。

現代では、純正律のピアノをきくことは、ほぼないと思われます。

「メタ認知」


もう一つの、この誘導瞑想の凄いところは、
メタ認知で、自己同一化がはがれること。

メタ認知とは、もともと認知心理学で使われていた用語で、
ジョン・H・フラベルというアメリカの心理学者が定義した概念です。

メタ認知の「メタ」には、直訳すると「高次の」という意味があります。

従って自分が「認知している」こと、例えば記憶・思考・学習したことなどを、「高次の」(=メタ)視点から認知すること、が「メタ認知」の直接的な意味です。

「認知していることを認知する」という客観的な認知です。

イメージとしては、常にもう一人の自分が斜め上から冷静に見ているような状態です。自分の言動について、もう一人の自分が客観的な立場から、その言動を把握する感じ。

認知はついつい主観的になっていくことが多く、自分自身の状態を客観的に全体的に見ることができなくなってしまいます。

これを上手に誘導してくれるので、
「私は私でよかった。私は私を選んで地球に産まれてきた。私を大切にしよう。」

と感じられるようになる瞑想になっています。

春分の日の動画は現在配信されていないのですが、要望が多く、音声の有料販売はされているようです。
また、2024年5月4日 J:COMホルトホール大分で、演奏会が開かれるようですが、すでにチケットは完売になっていました。

数年前の映像はyoutubeで見ることができます。

純正律のピアノ瞑想は、
1時間54分あたりからはじまります。


いつも周りを気にして他人を優先してしまう。
自分に自信が持てない。
自分の気持ちがわからない。

そんな方は、純正律のピアノ瞑想で、
「地球物語の主人公に出会う体験」
をしてみてはいかがでしょうか。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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