「自分のペースで続く人」が守っている１つのルール

「続けられない」と感じたことはありませんか？「途中で嫌になってしまう」「どうしたらいいペースがつかめるのかわからない」、そう頭を悩ませることもありますよね。

今日は、そんな悩みを抱えるあなたに向けて、行動イノベーション流「自分に合ったペースの見つけ方とその大切さ」について書こうと思います。この記事を通じて、あなたは自分を追い込むことなく、心地よく継続できるようになれるはずです。

それでは早速ですが、ぼくの結論を。

自分が心地よいと思うペースが、確実にゴールに辿りつくコツ。

ぼくがこう考えるようになったきっかけをお伝えしますね。

それは、先日、マラソン大会の練習として、30キロを走った時のこと。それまで２０キロが限界だったぼくは緊張していました。こんな距離を走れるのかと。

ただ同時に、これまでの練習で気づいたことを試したい、そんな気持ちも感じていました。その気づきとは、

気持ちよく走れた時は全く無理をしてない、

と言うことです。そんなときのぼくは、このくらいの距離は、このくらいのペースで走るべきという声は脇に置いていました。

だから、たとえ距離が伸びたとしても、無理はしない、自分を追い込まない。最後まで、自分に合ったペース、自分が心地よいという感覚を大切にして走ってみたい、そう感じていたのです。

そんな学びを実行してみると、３０キロが思ったよりもずっと楽に走れました。そして、改めて感じたのが、

これって走るだけの話ではないのでは？

仕事でも勉強でも、「〜べき」という声は脇に置いて、自分の内側の声を聞いてみる。そして、自分の感覚に従って「気持ちいい優先」で進められたら、もっと楽に続けられるのでないか。もっと挑戦すること自体を楽しめるのではないか、そう思ったのです。

そして、さらに掘り下げて考えてみたとき、自分らしいペースを見つけるのには、次の３つのポイントを押さえることが大切、そう気付かされたのです。

1. 自分を知る

2. 目標のサイズ感

3. 時間の使い方

一つ一つ、書いていきますね。

1. 自分を知る

まずは、あなた自身のことをよく知ることが大切です。と言うのも、自分自身の内面を深く理解することが、自分に合った生活リズムや働き方、学び方を見つける鍵となるからです。ヒントとなるのが「あなたの価値観」

あなたにとって最も大切なものはなんですか。どんな価値観を人生の中心に置きたいですか。

「達成感」や「挑戦」といった価値観でも、深掘りすると、そこには「あなただけの色」があるはずです。あなたは、人生の様々な面をゆったりと味わいながら、少しずつ前に進んでいきたいのでしょうか。それとも、一つのことを短期集中型で達成したいタイプでしょうか。じっくりと考えてみて下さい。

参考になるのは「過去」。うまく行った時の進め方は、あなたに合ったペース感かもしれません。逆に思うような成果が出なかった時は、避けた方がいいやり方なのかもしれませんね。

2. 目標のサイズ感

手頃なサイズ感の目標を持つことは、継続する上でとても大切。目標が大きすぎると、焦ってしまったり、逆に、やる気を失ってしまうことにも。とは言え、簡単すぎる目標では、チャレンジ精神に火がつきません。

目指すところは、ちょっと無理目な目標。

一度でバッチリ決める必要はありません。大きすぎたり、小さすぎたりしても大丈夫です。ご自身の感覚を大切にして、少しずつ調整していきましょう。

3.時間の使い方

時間管理は、自分のペースを見つけて維持する上でとても大切。時間を上手に使えれば、日々のタスクを効率よく処理し、ストレスを減らし、自分の時間を最大限に活用することができます。ここでは、時間の使い方に関するコツを３つ紹介します。

本気の３０分
どんなに面倒くさいと思うことでも、大抵のことは３０分、本気で取り組めば、ある程度の形にはなります。タイマーをセットして、ただ３０分間、目の前のことに集中して取り組んでみましょう。

仮決め・仮行動
やる気は天から降ってきません。迷ったときこそ、仮で決めて、仮で動いてみましょう。動くことで、脳が刺激され、やる気ホルモンドーパミンが放出されます。

１０秒アクション
１０秒アクションとは、行動の最初の一歩、ベイビーステップ。本気の３０分も、仮決め・仮行動も、最初の一歩が肝心。残りは自然と体が動き続けてくれます。何かしらの行動を取りたい時は、１０秒アクションを決めて、サクッと動き出しましょう。

自分を知る、自分に合ったサイズの目標を持つ、時間を上手に使う。

この３つのポイントを押さえれば、あなたらしいペースを見つけることができるはずです。きっと、それはとても心地よくて、もっともっと続けていたい、あなたはそんなふうに思ってしまうかもしれません。知らない間に、ゴールに辿りついている自分に驚いているかもしれません。

難しく考えなくても大丈夫です。まずは、肩の力を抜いてリラックス。手始めに、これまでうまく行ったことを思い出してみましょう。その時の「何が良かったのか」を思い出してみましょう。そこには、きっとあなたらしいペースを見つけるヒントがあるはずです。

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