見出し画像

心理的安全性の作り方

  • 部下との会話が一方的になってしまい、なかなか意見交換ができない

  • 部下からの信頼を得られず、チームのモチベーションが上がらない

  • 具体的な信頼構築の方法が分からず、どのように関係を深めていいか迷っている

部下関係でこんな悩みを抱えていませんか?

部下との関係を深めることは、心からのコミュニケーションが鍵となります。けれども、信頼関係を築くことの重要性はわかっていても、具体的なアプローチについては迷うものです。距離を縮めようと焦っても、うまくいかないこともありますよね。

ピーター・ドラッカーの言葉にこんなものがあります。

「コミュニケーションを成立させるのは受け手である。内容を発する者、つまりコミュニケーターではない。彼は発するだけである。聞く者がいなければ、コミュニケーションは成立しない」

この考え方は、部下との関係構築の基礎になるのではないでしょうか。

今日は、部下との関係改善のために、コミュニケーションの受け手としてできることを書いていこうと思います。これを読めば、部下との関係改善に向けて、自信を持って一歩踏み出せるようになるでしょう。


相手の興味・関心に関心を持つ

まず、大切なのは部下の悩みや関心に耳を傾けることです。彼らが直面している問題や将来への不安に対して、どのような解決策があるかを一緒に考えてみましょう。このような共感の姿勢は、彼らが感じるモチベーションを高め、あなたへの信頼を深めることにもつながります。

さて、ここで一つ重要なポイントがあります。それは、「相手そのものに興味を持つのではなく、相手の興味・関心に関心を持つ」ということです。

どういうことでしょうか。

私たちが誰かと関わるとき、特にビジネスの場では、相手の私生活の細かい部分に踏み込むことは少ないですよね。しかし、それでも相手が何に価値を感じ、何に情熱を燃やしているのかを知ることは、深い信頼関係を築く上で非常に有効です。相手の興味・関心に関心を持つというのは、言い換えれば、相手の世界観や、価値観に興味を示すということです。

とは言え、難しく考える必要はありません。 例えば、部下が週末にハイキングを楽しんでいることを知ったら、次の一対一のミーティングでその体験について尋ねてみてはいかがでしょうか。

こうすることで、彼らの趣味や関心事にあなたが関心を持っていることを示すことができますし、相手は、自分の好きこと・大切なもの、つまり価値観を尊重してもらっていると感じるはずです。

部下が何を大切にしているかを知り、それに対して共感を示すことで、心の距離を縮めることができます。あなたが本気で部下の興味やキャリアについて思いやりを持って接することで、彼らも自然とあなたへの信頼を深めていくでしょう。

心理的安全性=否定されない

さて、ここで一つ重要な点を加えます。部下が話すときは「否定せずに聞く」ことがとても大切です。彼らが自分の考えや感情をオープンにするためには、安全な環境が必要です。

例えば、部下が新しいプロジェクトのアイデアについて熱心に話しているとき、即座に批判するのではなく、まずはそのアイデアの可能性を探る質問をしてみましょう。その後で、実現可能性や改善点について建設的なフィードバックを提供します。否定されることなく、ただ受け止めてもらえることで、部下はより自由に自分自身を表現できるようになります

「ローマは一日にしてならず」と言うけれど

信頼関係は一日で構築できるものはありません。焦らずに部下との信頼関係を築いていくことが大切です。一方、自分の世界観や価値観を受け止めてもらえるだけで、「あっ、この人はわかってくれる」「もっと話をしてみてもいいのかも」と、一瞬で距離が縮まる瞬間があるのも事実です。

相手の興味・関心に関心を示すことで、最終的には、上司と部下という関係を超え、互いにとって価値ある存在になれるでしょう。そして、これは仕事の成果はもちろん、職場の雰囲気やチームワークにも良い影響をもたらします。ぜひ試しみてください。

*********************************

そんなぼくが今、チャレンジしているのが、55人55時間コーチング

ぼく自身の得意分野としては、

対象:組織のリーダー、これからリーダーになる方・目指す方で、
内容:自分の強みや価値観を見つけ、組織の中でより活躍を目指したい。個人としてだけでなく、組織として人の成長に関わりたい。

そんな方をサポートできたらと思っています。部下との関係に悩んでいる方は、試してみてはいかがでしょうか。ご好評につき、無料でのコーチングセッションを継続しますので、ピンときた方は、ぜひこちらから申し込みください。

申し込みはこちらまで。 ←クリックしてください。

**********************************

ぼくのメルマガでは、今回の記事のようなあなたの一歩をサポートできるアイデアを、定期的に配信しています。

いきなり話をするのは…‥という方は、まずはメルマガ登録をしてみてください。読んだあなたが新しい一歩を踏み出せたとしたら、ぼくにとってそれに勝る喜びはありません。

メルマガ登録はこちらまで。 ←クリックしてください。

**********************************

これまでコーチングセッションを受けてくださったお客様の声です↓

自分が今悩んでいることの整理がつき、前向きな気持ちになりました。
対話の中で、今まで気づいていなかった自分の気持ちや、頭の中で考えていた事と心で思っていた事とのズレが解消し、自分自身の本質について理解が深まりました。
ぜひまたコーチングを受けたいと思います!

 (20代男性 Tさん)

プロジェクトメンバーとの関係が上手くいっていないことについて相談させていただきました。みつさんのコーチングを受けて、私とメンバーが、それぞれの立場でどのようなことを考えているのかを整理でき、それを踏まえた次に取るべきアクションが明確になりました。頭の中でぼんやりとイメージしていた事がとてもクリアになりました。ありがとうございました。

(30代男性 Sさん)

前半は思いつくままに私の言いたいことをしゃべらせていただきましたが、そこに適切な質問を投げかけていただき、私がそれについて答えたり考えたりしているうちに、自分のしたいことやすべきことが見えてきました。

そして、そこにみつさんの経験を生かしたご意見をいただいて、最後には、では今後どうするかという問いに自分で答えることができました。

自分では思いつかなかったようなアクションにつなげることができそうで、とても嬉しいです。また一段階、階段をのぼれた気がします。とても充実したセッションに感謝します!

(40代女性 Tさん)

まじめだけど要領が悪く結果も伴わない若手社員への指導法に悩んでいたのですが、今回のセッションを通して、解決の糸口が見つかった気がしました。具体的な取り組みとして実行に移せそうです。ありがとうございました。

(50代男性 Kさん)

それでは、今回はここまで。
いつも応援しています。

この記事が参加している募集

仕事について話そう

仕事のコツ

with 日本経済新聞

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?