見出し画像

24.5.18不景気&円高を見据えた銘柄選定 内需株

米中の景気減速 円高耐性のある内需株に注目

 米国の景気減速が目立ち始めています。個人消費が低迷しクレジットカードの延滞が問題視されつつあります。9月利下げ期待は株価を史上最高値の40,000円台に到達させましたが、一方で経済指標、特に雇用統計の悪化は景気減速のサインです。米景気悪化は円高シフトをもたらします。今後は米国からの需要減&円高に耐性のある内需株、とくにディフェンシブ株に注目が集まります。

内需株の優位性
円高&不景気に対する耐性

日本企業 資本効率を意識した改革・財務戦略

 今期(25.3)の決算の特徴として日本企業は株主還元を行いつつ、利益率を高める企業が増えています。株価を意識した経営であり、東証の要請&海外投資家へのアピールも多分にあります。不景気でも資金繰りに万全な財務基盤を構築し、先行投資を維持できる企業は有望です。

・持ち合い株の売却(手持ち金⬇️=ROEの向上)
・株主還元(手持ち金
⬇️=ROEの向上)
・先行投資(稼ぐ力の強化=利益
⬆️)
*ROE=当期純利益÷自己資本(手持ち金)×100

 たとえば持ち合い株の売却益を株主還元と先行投資に充てて、持続的な成長につなげる経営が評価されています。各企業の取組は6月株主総会で明らかにされ、株価動向に明暗が分かれる見込みです。5月の慎重な決算見通しが海外投資家の失望売りをもたらしましたが、去年のように年央からの上振れ期待もあります。5-7月の株価が横ばいの時期に企業研究を行い、8月決算シーズンを節目に買い時を見定めていけたらと思います。

🏢登録ウォッチ6銘柄

内需株主体
選定要件:円高&不景気に耐性のある銘柄
黄色:グロース株
橙色:大型株(時価総額500億円以上)

補足;メディア出演
5843 ニッポンインシュア
https://www.nipponinsure.jp/news/archives/%e5%bc%8a%e7%a4%be%e4%bb%a3%e8%a1%a8%e5%9d%82%e6%9c%ac%e3%81%8c%e6%9d%be%e4%ba%95%e8%a8%bc%e5%88%b8%e6%a7%98%e3%81%8c%e9%81%8b%e5%96%b6%e3%80%8c%e3%83%9e%e3%83%8d%e3%83%bc%e3%82%b5%e3%83%86%e3%83%a9/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?