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足枷(あしかせ)

「イメージできることは達成できる」
と聞いたことはありませんか?
それ、正解です!
(知らんけど・・・)

「未来軸で人生を創る」なら、
現実がついてこなくても、
まず、意識から変えます。
(コレ、本当です!超重要です!)

まず、意識を変える。
その意識で行動すると、
現実が変わる。
これが、未来軸です。

くるくるポン
と、即、変わるわけではありません。

現実を変えるためには、
筋トレ的なコツコツや時間が
必要かもしれません。
周りの人の反対意見に
心が折れそうになるかもしれません。

最大の敵は「自分」です。
1分間、
「頭のおしゃべり」
に耳を傾けてみてください。

「そぉんなこと、できるわけないよ」
「コツコツって一番嫌いなやつやねん」
「どぉせ、無理だろ」
「そもそも、これまで、ちゃんと成功したことあった?」
「誰も、そんなのに興味ねぇよ」
「やめとき。やめとき」
「あんたには無理や」
「そんな大きなこと言って、あなた何様?」

頭のなかのおしゃべり・・・

これ、
むかしむかし
両親や先生から言われた
言葉だったりしませんか?

繰り返し流れる
否定的な言葉は、
大きな足枷になって
一歩も進めなくなります。

私は、
ある映画を見て
この足枷を簡単に外すことが
できたのです!

1987年イランの映画
アッバス・キアロスタミ監督

『友だちのうちはどこ?』


簡単なあらすじを書きます。

イランの小さな村が舞台です。
小学生の男の子が、
友だちのノートをまちがえて
持って帰ってきてしまいました。

「明日、宿題をノートに書いてこなかったら退学だ」
と、先生に脅されていたので、
なんとしても返したい。
しかし、その友だちのうちが
わからない。

話を聞こうともしないお母さんは、
頭ごなしに「出かけるな」と言います。

男の子は、自分の良心に従うことに
しました。
友だちの名前と、
隣りの集落に住んでいるという情報を頼りに、
ノートを持って家を飛び出します。
丘の向こうにある隣りの集落に行くには、
ジグザグの道を上っていかなければなりません。
(ショートカットはできない道の作りが
人生を象徴しているようです。)

注目したいのは、
登場する大人たちの態度。
あきれるほど、
自分勝手で、
視野が狭く、
相手の気持ちが考えられない。
子どもの話を聴く余裕がない。
おっそろしいほど
固定観念に縛られている。

私は、気がつきました!

あぁ、私、こんな大人たちの態度に
傷ついてきたんだな・・・
これじゃあ、
「私って、愛されていない」
「私って、価値がない」
と勘違いするわな
と。

それでも、
映画の登場人物たちは
これが最善だと思って生きているのです。

人は完璧ではない!

私も、
親も先生も完璧ではなかったのです。
そんななかで育ち、傷ついてきました。
そして、
子どもの頃の傷を
「頭のおしゃべり」として
ずっと持ち続けてきてしまった!

そう気がついたら、もう要りません。
そこから何か学べることがあるなら、
学び、
学んだらもう終わりです。

惰性で、また、頭のなかの声は
しゃべり出すかもしれません。
が、
もう真剣に聴くことはありません。
その都度、学んだことを思い出したら、
いつの間にかとらわれなくなっているもんです。

映画では、
大人の顔色に揺り動かされながらも、
主人公の男の子は、自分が信じることをします。
その姿に、勇気をもらえます。

過去軸を脇に置いといて
未来軸で夢を叶えましょう。
使命を生きましょう。
自分が信じる道を歩いて大丈夫!

役者さんでなく、
その村の人たちが演じたそうです。
リアリティが増します。
(U-NEXT(ユーネクスト)で視聴できます!2023年7月)





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