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アルメニアの花ジャム ライラックの花のヴァレーニエ

最近、グルジア料理のスパイスに興味を持ってから、ジョージアやアルメニアやロシアなどのユーラシアの国の料理にも興味を持ちはじめました。

そんな中で、驚いたのが松ぼっくりのヴァレーニエ(ゆるいジャム)。
けしておいしいわけではないのですが、薬効が高く昔から食べられているそうです。

そして、そのヴァレーニエつながりで知ったのが、アルメニアのライラックの花ジャム、ライラックの花のヴァレーニエ。

早速、食べてみたくて、購入してみました。 

アルメニアのライラックの花ジャム
ライラックの花のヴァレーニエ

ユーラシアの国々では古くからライラックの花を関節炎や気管の病に効くとされ、ヴァレーニエやシロップにして薬用として服用していたそうです
また利尿作用があるとも言われ、他にもダイエットや美容にも効果があるとも言われているそうです。

優しい甘さと香りは、ハーブティーや紅茶に入れてロシアンティー風に楽しむのも良いですね。

私は早速、自家製豆乳ヨーグルトに入れて食べました。金木犀より硬く、適度な歯応えのある花は独特の食感ですが、ほんのりサーモンっぽいピンクがかわいく、おいしいです。

私は世界のお花食文化が好きなので、自分でも作りたくて、前々からライラックは植えたいと思っていた花。

そんな時、たまたま出先でライラックの苗が花が終わったので半額になってました。
ビックリ!タイミング良すぎ!
えっ、引き寄せ?

私もライラックの花でシロップを作りたいと思ったのでうれしい。
でも花が終わった後なので、来年かなぁ。

裏の材料表示もいたってシンプル。
これなら簡単に作れそうです。

ライラックは金木犀と同じモクセイ科です。
花は細かいですが小さいながらしっかりして適度な硬さもあり肉厚で金木犀の花と少し似ていて摘みやすいです。
無毒なので、金木犀シロップと同じようにシロップにもできそうです。

そんなライラックの花のご紹介

〈ライラック〉

名称 コモンライラック
英語 Lilac
和名 紫丁香花(ムラサキハシドイ)

モクセイ科 ハシドイ属 
ヨーロッパ原産の高木落葉樹

学名 Syringa vulgaris

属名の「Syringa(シリンガ)」は、ギリシア語のsyrinxからで笛やパイプを意味する

種小名のvulgarisは、ラテン語で一般的または通常の意味

開花期 4~6月

フランスではリラ(Lilas)と呼ばれていて、人気の庭木だそうです。

〈効能〉

口内痛、寄生ワーム、マラリア、発熱、発疹、日焼け、軽度の切り傷、擦り傷、白内障、ジフテリアに有益と言われているそうです。

アロマテラピーでは、ライラックのエッセンシャルオイルは、リラックス効果があり、マッサージ剤としては、リウマチ性の痛み、坐骨神経痛の痛みの緩和などに使われているそうです。


〈食べると幸せになれる花?〉

通常は花冠が4つなのですが、5つに裂けているものが、まれにあり、それは「ラッキーライラック」呼ばれ、恋のおまじないに使われるとか。

ロシアでは花冠が5つのライラックの花を願い事をしながら食べると願いが叶いしあわせになれるとか言われているそうです。

ライラックの花の効能や、香り、見た目の癒しの力から、幸運につながったのでしょうかね。

ライラックの花の魅力を体内に取り入れて、ライラックのように美しくなってみるのはいかがでしょうか?

自然の恵みに
感謝♾合掌

参考元
https://victoriashop.jp/products/galiliaライラックヴァレーニエ-プレザーブ

https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-167

https://optolov.ru/ja/potolok-i-potolochnye-pokrytiya/siren-lechebnye-svoistva-i-protivopokazaniya-rol-i-znachenie-zapahov-v-zhizni.html

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