柑橘王国、愛媛の伝統文化も体感できるポップアップイベント【砥部焼と一緒に愛媛へとべ】
瀬戸内海と宇和海に面し山海に恵まれた愛媛県。温暖な気候で柑橘王国として知られますが、日本三大古湯のひとつ、道後温泉をはじめ、松山城や宇和島城などの建造物も数多く残る歴史深い地です。
白金台のポップアップ型ショールームMuSuBuでは、その愛媛県の食と文化を体感できるイベントを2024年5月15日(水)~5月26日(日)に開催中!
『砥部焼と一緒に愛媛へとべ』と題し、松山市の南に位置する砥部町の名産「砥部焼」と、限られた地域で栽培されている柑橘の河内晩柑をピックアップし、愛媛県産食材を使った限定メニューを砥部焼で提供しています。
また、ショップでは砥部焼や河内晩柑をはじめとする柑橘の加工品など、名産品を販売するほか、伝統工芸に体感できるワークショップも開催。“蛇口からみかんジュース体験”といった愛媛県ならではのユニークな文化にも触れることができます。
柑橘だけじゃない、愛媛県の魅力
今回のポップアップショールームを担当した八芳園交流コンテンツプロデュース 池田 真由美さんにイベントへの想いを伺いました。
――今回の企画で愛媛県のどんな魅力を伝えたいですか?
八芳園交流コンテンツプロデュース 池田 真由美さん:
柑橘のイメージが強い愛媛県ですが、大きく東予、中予、南予のエリアに分かれていてそれぞれに特色があります。また、MuSuBuでは過去2回、愛媛県のポップアップショールームを企画しいずれも柑橘をテーマにしていましたが、その他にも歴史的建造物や伝統工芸など魅力的なものが数多くあるので、柑橘以外にもクローズアップしたいと考え、今回は砥部焼を取り上げました。
――砥部焼の魅力を教えてください。
八芳園交流コンテンツプロデュース 池田 真由美さん:
丈夫で使い勝手が良く、古くから生活に密着した器として使われてきたものです。窯元によってデザインの違いも楽しめます。今回は4軒の窯元からさまざまなアイテムを集めました。ショップで販売するほか、限定メニューでも砥部焼を使用していますので、ぜひ手に取っていただきたいです。
また、実際に伝統工芸品に触れていただけるよう、砥部焼と菊間瓦を使ったワークショップも3つ企画しています。お子様でも体験していただけるので、ぜひご参加ください。
――今回のイベントにいらっしゃるお客様へメッセージをお願いします!
八芳園交流コンテンツプロデュース 池田 真由美さん:
夏が近づいていますが、愛媛県は夏にぴったりなスポットもたくさんあります。MuSuBuで伝統工芸品や食の魅力を感じて、夏休みにはぜひ愛媛県へ足を運んでいただきたいです。
期間ごとに変わる愛媛県の食の魅力が詰まったイベント限定メニュー
名産を贅沢に使った郷土料理「愛媛鯛めし膳」
5月15日(水)~19日(日)の限定メニューとして、名産の真鯛を贅沢に使った愛媛県の郷土料理、鯛めしを提供。八芳園の婚礼料理として提供されている鯛めしと同じ調理法で、骨は焼いてだしに、腹は焼いてほぐし身に、背は切り身にして具にと、1尾丸ごとを使って炊き込んでいます。
八芳園 関口シェフ:
真鯛を贅沢に炊き込んだ鯛めしが堪能できるよう、たっぷりと盛り付けています。自家製のごま味噌と漬物、椎茸のつくだ煮もお好みで加えて、味の変化をお楽しみください。食欲がなくなりがちなこれからの季節、鯛めしで栄養をつけていただければと思います。
また、薬味や副菜は砥部焼の器に盛り付けました。さまざまな絵柄も楽しんでいただきたいです。
柑橘の酸味で夏向けのデザートに。「愛媛柑橘クレープシュゼット」
クレープシュゼットはクレープ生地をフルーツのソースで温める、フランスのデザート。愛媛県産の河内晩柑と甘夏のソースの軽やかな酸味と甘さで、夏向けのさっぱりした一皿に仕上がっています。
商品開発課 横山 帆花さん:
冷たいバニラのアイスクリームと一緒に食べると美味しさが引き立ちます。お酒は使っていないのでお子様からご年配の方までお楽しみいただけます。
鮮やかな五色そうめんを堪能する「愛媛鯛そうめんプレート」
5月22日(水)〜26日(日)には同じく愛媛県の郷土料理、鯛そうめんが登場!
同じく名産の五色そうめんを胡桃ゴマダレとかつおだしの2種のつけだれで味わえます。
柑橘の美味しさが詰まった「愛媛柑橘たっぷりタルト」
柑橘王国の愛媛の魅力が詰め込んだタルト。河内晩柑をはじめとする3種類の柑橘を使っています。
商品開発課 加藤尚子さん:
タルト生地にも柑橘の果汁を染み込ませているので、どこを召し上がっていただいても柑橘の風味が楽しめます。
さっぱりとした柑橘と濃厚なソースのバランスが絶妙「愛媛柑橘かき氷」
河内晩柑と甘夏がさわやかに香るソースをかけた、ふわふわのかき氷。フロマージュブランと練乳のソース、トッピングのオレンジのコンポートがアクセントになっています。
商品開発課 加藤尚子さん:
フロマージュブランと練乳の濃厚なソースもかけることで、最後まで味が薄まらず、美味しく召し上がっていただけます。
愛媛県の伝統工芸に触れる、3つのワークショップ
砥部焼は江戸時代中期から続く伝統工芸。4寸皿、コーヒーカップ、そばちょこの3種の器の中から好きなものに絵付けをする体験と、多肉植物を砥部焼に植えて観葉植物を作るワークショップが開催されます。
また、今治市で生産されている菊間瓦のフォトフレーム作りも体験できます。菊間瓦は約750年の歴史があり、いぶし銀の色艶が特徴です。
オリジナルの作品作りを通して、愛媛県の伝統文化を体感してください。
砥部焼の絵付け体験
砥部焼の多肉植物ワークショップ
菊間瓦のフォトフレームづくり体験
愛媛県の食と文化が生んだ特産品を販売
河内晩柑や甘夏をはじめ、さまざまな品種の柑橘を使ったジュース、ジャム、菓子など、柑橘王国ならではのバリエーション豊かな食品を販売。五色そうめんや練り物といった名産も揃います。
砥部焼も4軒の窯元からさまざまな絵柄のアイテムがラインナップ。皿や茶碗、コップ、箸置きなどがずらりと並んでおり、手に取りながら選ぶことができます。
また、店頭にはみかんジュースが出る蛇口も設置!知る人ぞ知る“蛇口からみかんジュース”が体験できます。
イベント開催概要
次回のMuSuBuイベントは福岡県越前市のイベント『紫式部が暮らした越前市』を2024年5月29日(水)より開催いたします。