Day846 エゼキエル書44章

彼が私を聖所の東向きの外の門に連れ戻すと、門は閉じていた。

新日本聖書刊行会『聖書 新改訳2017』 エゼキエル書 44章1節

それから、彼はわたしを東に面した聖所の外の門の方へ連れ戻した。門は閉じられていた。

日本聖書協会『聖書 新共同訳』 エゼキエル書 44章1節


エゼキエル書 44章では

主の顕現
彼が私を聖所の東向きの外の門に連れ戻すと、
門は閉じていた
主は私に言われた
「この門は閉じたままにしておけ
 開けてはならない
 だれもここから入ってはならない
 イスラエルの神、
 主がそこから入ったからだ
 これは閉じたままにしておかなければならない
 君主だけが、
 君主として主の前でパンを食べるために、
 そこに座ることができる
 彼は門の玄関の間を通って入り、
 そこを通って出て行く」

祭司の務め
彼は私を、
北の門を通って神殿の前に連れて行った
私が見ると、
なんと、主の栄光が主の宮に満ちていた
私はひれ伏した
すると、主は私に言われた
「人の子よ
 主の宮のすべての掟と
 そのすべてのおしえについて、
 わたしがあなたに告げていることを
 すべて心に留め、
 それに目を注ぎ、耳を傾けよ
 神殿の入り口と、
 聖所のすべての出口を心に留めよ
 あなたは、
 反逆のイスラエルの家にこう言え
  『神である主はこう言われる
   イスラエルの家よ
   あなたがたのあらゆる忌み嫌うべきわざは、
   もう十分だ
   あなたがたは、
   心に割礼を受けず、
   肉体にも割礼を受けていない
   異国の民を連れて来て、
   わたしの聖所にいさせ、
   わたしの神殿を汚した
   あなたがたは、
   わたしのパンと脂肪と血を献げたが、
   あなたがたの行った忌み嫌うべき
   あらゆるわざによって、
   わたしとの契約を破った
   あなたがたは、
   わたしの聖所での任務も果たさず、
   かえって、
   自分たちの代わりにほかの者たちを、
   わたしの聖所で
   務めを果たす者として置いた』」

神である主はこう言われる
「心に割礼を受けず、
 肉体にも割礼を受けていない異国の民は、
 だれもわたしの聖所に入ってはならない
 イスラエルの子らの中にいる異国の民は
 みなそうだ
 イスラエルが迷って自分たちの偶像を慕い、
 わたしから迷い出たとき、
 レビ人もわたしから離れ去ったので、
 彼らは自分たちの咎を負わなければならない
 彼らは神殿の門で番をし、神殿で奉仕をして、
 わたしの聖所で仕え、
 また、民のために全焼のささげ物と
 いけにえを屠り、
 こうして民の前に立って、
 彼らのために仕えるはずなのだ
 レビ人たちは民の偶像の前で民に仕え、
 そのことでイスラエルの家を
 不義に引き込むものとなった
 それゆえ、
 わたしは彼らに手を上げて厳かに誓う
 ――神である主のことば――

 彼らは自分たちの咎を負わなければならない
 彼らは、祭司としてわたしに仕えるために、
 わたしに近づいてはならない
 わたしのあらゆる聖なるもの、
 また最も聖なるものに近づいてはならない
 彼らは、恥辱と、
 自分たちの行った忌み嫌うべきわざの責めを、
 負わなければならない
 わたしは彼らに、神殿のあらゆる奉仕と、
 そこで行われる神殿のすべての任務を果たさせる

 しかし、イスラエルの子らが
 迷ってわたしから離れたときも、
 わたしの聖所の任務を果たした、
 ツァドクの子孫のレビ人の祭司たちは、
 わたしに近づいてわたしに仕え、
 わたしの前に立ち、
 わたしに脂肪と血を献げることができる
 ――神である主のことば――
 彼らはわたしの聖所に入ることができる
 わたしの机に近づいてわたしに仕え、
 わたしへの務めを果たすことができる
 彼らは、内庭の門に入るときには、
 亜麻布の服を着なければならない
 内庭の門、
 および神殿の中で務めをするときは、
 毛織物を身に着けてはならない
 頭には亜麻布のターバンをかぶり、
 腰には亜麻布のももひきをはく
 汗の出るようなものを身に着けてはならない
 彼らが外庭に出て、
 外庭の民のところに出て行くときは、
 務めのときに着ていた服を脱ぎ、
 それを聖所の部屋に置き、
 ほかの服を着なければならない
 その服によって
 民を聖なる者とすることのないためである
 彼らは頭を剃ってはならない
 髪を長く伸ばしすぎてもいけない
 頭の毛はきちんと切りそろえなければならない
 祭司はだれでも、内庭に入るとき、
 ぶどう酒を飲んではならない
 やもめや離縁された女を妻にしてはならない
 イスラエルの民のうちの処女を
 妻としなければならない
 しかし、やもめでも、
 それが祭司のやもめであれば、妻としてもよい
 彼らはわたしの民に、
 聖なるものと俗なるものとの違いを教え、
 汚れたものときよいものとの区別を
 告げ知らせなければならない
 争いがあるときには、
 わたしの定めにしたがってさばきの座に着き、
 これをさばかなければならない
 わたしのすべての例祭には、
 わたしのおしえと掟を守り、
 わたしの安息日を
 聖なるものとしなければならない
 彼らは、
 死んだ人間に近づいて身を汚してはならない
 ただし、自分の父、母、息子、娘、兄弟、
 未婚の姉妹によって汚れることは許される
 その場合、祭司はきよめられた後、
 さらに7日を数えなければならない
 聖所で仕えるために聖所の内庭に入る日には、
 罪のきよめのささげ物を献げなければならない
 ――神である主のことば

 祭司たちへのゆずりとなるのはこれである
 わたしが彼らへのゆずりである
 あなたがたはイスラエルの中で
 彼らに所有地を与えてはならない
 わたしが彼らの所有である
 彼らの食物は、穀物のささげ物、
 罪のきよめのささげ物、代償のささげ物である
 イスラエルのうちで、
 聖絶されたものはみな、彼らのものである
 あらゆる種類の初物、
 あなたがたの
 あらゆる奉納物のうちの最上の奉納物は、
 すべて祭司たちのものであり、
 あなたがたの麦粉の初物も
 祭司に与えなければならない
 あなたの家に祝福が宿るためである
 祭司たちは、死んだ動物や、
 野獣にかみ裂かれたものはすべて、
 鳥であれ獣であれ、食べてはならない」

※文中の表記は『聖書 新改訳2017』を使用しています

東向きの外門は、主がそこから入られたので
閉じたままにしておかなければならない
この章では、聖所で仕える者たちに関する規定が
与えられています

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