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【考察】「生涯ブレーブスでありたい」アクーニャとブレーブスの未来

どうも、ハーノです。
今回はアクーニャが記者に話した言葉から、ブレーブスの予想される未来も踏まえた上で、双方の未来について簡単ではありますが、考察をしていきたいと思います。

それでは、行きましょう!

①「私は生涯ブレーブスでありたい」

キャンプに入りつつあるなか、早々にアクーニャが記者に対してこんなコメントをしました。

「私が生涯ブレーブスでありたいと思っている事は秘密ではない。その願いがすぐに実現することを願っている」

オブライエン記者のツイート↓

アクーニャJr.も自身のアカウントでこのツイートをRTしており、その気持ちが本物である事が分かります。

アクーニャは契約が最大であと5年間ある事を踏まえた上で、今すぐに契約が欲しいという話ではないものの、将来的にブレーブスと更なる契約延長を望むという立場を示しました。

これについて、ファンからは更なる契約延長を望む声が大量に発され、アクーニャのチーム愛と、将来の契約の希望が見えて、ブレーブスファンは大いに湧き立ったのでした。

②ブレーブスの描く将来図

さて、ブレーブスとアクーニャが契約延長するかどうかの判断には、ブレーブスの将来図も大きく関わってくるはずです。
なので、まずはそこをまとめてみましょう。

ブレーブスはこのまま行けば最短でもあと4年間、2027年まではコンテンドを続けるでしょう。現在囲い込みをしている選手たちのうち、1番最初に(球団OPを含めた)契約が切れるのがアルビースで、2027年オフにFAとなります。
この年まではコンテンドを続けなければ、囲い込みをした意味が落ちてしまうことでしょう。やはり長期的に勝ててこそこの動きには価値があります。

この時点でアクーニャはFAまで残り1年となります。
アクーニャをトレードで放出という手段も0ではありません。
ちなみにこの時点(2028年開幕時点)での囲い込み組の年齢と(2028年を含めた)保有権を見てみましょう。

※ライリーは4月2日生まれなので開幕時点では誕生日を迎えていない可能性がありますが、迎えたと考えて計算してます

ストライダー…29歳(1年+球団OP1年)
マーフィー…33歳(1年+球団OP1年)
オルソン…34歳(1年+球団OP1年)
ライリー…31歳(5年+球団OP1年)
アクーニャ…30歳(球団OP1年)
ハリス2世…27歳(3年+球団OP2年)

ちなみにアルビースは2028年開幕時点で31歳です。

こう見ると、マーフィーとオルソンは年齢的に心配になってくる時期で、他の4人は脂が乗った時期に前後しているという形になるかと思います。

という訳でいくつか選択肢を提示したいと思います。

①アルビースと契約延長し、アクーニャは諦める

こうなると、選択肢としてまずアルビースの契約延長という選択肢が生まれます。
アクーニャより安価で済みますし、アルビースはアクーニャほどのスター性は持っていませんが、4つの言語を話す事ができ、コミュニケーション能力もチーム随一であり、チームのリーダー格の1人としてブレーブスを支える選手の1人です。
本人もブレーブスで長くプレーしたいとコメントしており(それが7年35Mと1年7Mの球団OP2年分という破格の契約に表れています)、契約交渉の上でも有利に進める事ができるでしょう。

ただ課題としては、アクーニャの契約延長は厳しくなるという側面もあります。
アルビースと契約延長した場合(仮にそれがFA前であっても)アクーニャとの契約延長の可能性は下がります。

しかし別の一面で見ると、ブレーブスとしてはアクーニャをトレードするという再建の動きではなく、契約満了までアクーニャと世界一を目指すという選択肢を選ぶ可能性も高まるでしょう。
選手たちの年齢を踏まえると、これは大きなラストチャンスになる可能性があります。まだ先行きは未知数ですが、エルダーやケルニックもこのままであれば28年オフにFAになる予定であり、それを考えると尚更でしょう。

29年以降の動きは、28年の選手たちの様子と若手の台頭次第となりそうです。

②アクーニャをトレードし(短期的な)再建する

少しネガティブな選択肢にはなりますが、アクーニャをトレードし、再建期に入るという可能性があります。
囲い込み契約は28年も保有権がある6人のうち4人が28〜29年オフにFAになります。
この間にこの4人や(順調に育っていれば)先述したケルニックやエルダーをフル活用しつつ再建するという訳です。
対価もある程度期待ができますし、少し残念ではありますが、悪い戦術では無いと思います。

ちなみに(短期的な)という理由ですが、ライリーやハリスのことを考えると、彼らがまだ契約が残っているうちに再びコンテンドしたいと考えるのが自然なように思えるからです。
しっかり再現するか、ブルワーズのように中間的な動きをするのもありかもしれません。
ただどちらにしろ、長期的なものは避けたいはずで、最短で1年、長くても3年での決着をしたいところではないでしょうか。

ちなみにですが、アルビース契約延長をした場合、こちらの選択肢も全くの0では無いと思います。
あくまで低いという感じですね。

③アクーニャを契約延長する

次にアクーニャと契約延長する場合です。
この場合、アルビースとの契約は当然苦しくなる可能性が高いでしょう。そして、かなりの高額契約になる事も当然予想されます。
この場合、ブレーブスは2029年以降も数年間はコンテンドを続けるでしょう。
アクーニャの31歳からの数年間は非常に貴重ですし、ここに契約の価値も詰まっています。
あとはアクーニャの活躍とチームの体力がどれだけ保つかという事が重要になりそうです。

高額・長期化は当然予想され、ブレーブス側の覚悟が求められる判断となるでしょう。35歳以降の契約を嫌うアンソポロスGMがどう判断するか注目です。

ちなみに、仮にアクーニャだけでなくアルビースとも延長したとしても、同じような動きになるかと思います。

③ブレーブスが契約延長する可能性

これについては、正直に書くと、もう読めないと考えています(正直すぎる)
アンソポロスGMの理念には反しますが、アクーニャはスーパースターです。他の選手と同じように判断することはできないでしょう。
フリーマンの契約も6年目を提示しなかったとはいえ、5年目までは出したという事は、35歳以降の契約を出した、つまり必ずしも禁忌ではないという見方もできます。

鍵になるのは、2024年以降のアクーニャの活躍になりそうです。

個人的には、契約が球団OPに変わる2026年オフが1つのポイントなのではないかと考えています。2027、2028と1年17Mの球団OPが残っていますが、この2年を買い取りつつその後の契約を保証する…という形にするのがべすな選択の1つなのではないかと思います。

契約延長する資金力は、契約切れが近い選手が多い事や、球団の資金力、観客動員率を考えると、十分期待できるのかなと考えています。

④まとめ

いかがだったでしょうか。
今回はアクーニャの契約延長の可能性とブレーブスの未来について書いていきました。
未来の予想は非常に難しいです。そもそもブレーブスが2028、2029年あたりを目途に短期的な再建に入る可能性が高いという前提で話を進めましたが、アンソポロスGMの思考は私のようなただのファン程度の人間には到底読めるようなレベルではありませんし、もっと言えば今回の予測は今後4~5年間で新たな若手の台頭が起きる可能性を一切考えてないので、ブレーブスの育成能力で新たな若手が出てくればまた将来像も変わるはずです。

ただ言えることは、「いちファンとしてはアクーニャを生涯ブレーブスで見たい」ということだけです。

これが実現するか否かはまさに神のみぞ知る、というところでしょう。

今回はこのあたりで終わりにしたいと思います。
それでは、また!!!


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