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【EDH】最高工匠卿、ウルザのデッキ完成

プレイヤーズコンベンションに行ってからの私のMTGに対するモチベはすごく高い。特にEDHに関しては深夜のホテルで卓を囲んで以来、楽しさに魅了されたのかカードを買いに県を跨ぐほどだ。ショップに足を運び、ネットショップで購入したりで今回めでたくデッキを完成させることができた。

参考リスト

参考にしたデッキリストは前回も貼り付けた《変身/Polymorph》を搭載したウルザデッキである。

このデッキは《最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificer》がいないと勝てないと言っていいほど依存したデッキだ。デッキに搭載した無限マナコンボでウルザの起動能力を複数回起動して勝てる盤面を作るというのが主なゴールとなる。

無限マナの源

①構築物トークンを《変身/Polymorph》or《変幻の杖/Proteus Staff》して《船砕きの怪物/Hullbreaker Horror》をデッキから直接場に出す。何かしら呪文を唱えて船砕きの怪物のバウンス能力を誘発し0マナアーティファクトや《厳かなモノリス/Grim Monolith》や《太陽の指輪/Sol Ring》などからマナを出しつつ何度も場とハンドを往復させて無限マナを生成する。

《厳かなモノリス/Grim Monolith》+《Power Artifact》でモノリスをアンタップするコストを2マナ軽減する。モノリス自身から出る3マナのうち2マナでモノリスをアンタップすることで無限にマナを生成する。

《等時の王笏/Isochron Scepter》に《劇的な逆転/Dramatic Reversal》を刻印してコピーを唱えることで、マナを出したファクトと等時の王笏自体をアンタップしなんども起動することで無限マナを生成する。

上記3つが無限マナに至る方法だ。見落としあったらすみません!
②と③は2枚コンボだが①の変身または変幻の杖は、実施1枚のカードから船砕きの怪物に繋ぐことができるため(無限マナをするには0マナファクトなどが必要)、強力な勝ち筋になのではないだろうか。

殴れ構築物のビート

ハイランダー構築かつ統率者+99枚のカードでデッキを組むため、サーチ系カードがあるとは言えコンボは簡単に揃わないだろうし、最大3人も対戦相手がいることから妨害も多く、コンボが不可能となる可能性がある。そんな時は構築物トークンで殴り勝つこともできるらしい。ウルザの場に出た時効果の構築物トークンの生成を船砕きの怪物の能力で、ウルザをバウンスすることで使いまわし、複数体並べる。または《ウルザの物語/Urza's Saga》というウルザの武勇伝を語るカードにより構築物トークンを最大2体生成するなど案外、トークンを並べることができる。そしてデッキ内容を見ての通りアーティファクトは多く採用していることから、簡単に巨大なサイズにできるため殴り勝つプランも現実味がありそうだ。

ウルザを中心とした無限マナと構築物ビートダウンプランを青の誇る各種サーチ系カードやドローサポートカードで確立して、カウンターや妨害置物でコントロールみたく立ち回ることが、このデッキのコンセプトなんだろうと思う。ウルザの能力を活かしている感じがして素晴らしいリストだ。このデッキを組みたい、組もう!

しかしここで1つの問題は・・・予算


このデッキには超高額カードの《Timetwister》《The Tabernacle at Pendrell Vale》が採用されている。組むだけで180万ぐらいかかってしまい、統率者戦デビューをするには気合が入りすぎている。そのためある程度妥協やカードのダウングレードが必要だ。そして自分の財布と相談して組んだデッキがこれである。

変更点①《Timetwister》を《時のらせん/Time Spiral》へ

青で統率者といえば時のらせんでしょと張り切って買ってしまったが故に7枚ドロー系カードとして採用している。しかし墓地に落ちるしフラッシュバックのある《永劫のこだま/Echo of Eons》やアーティファクトの《真夜中の時計/Midnight Clock》のほうが安く済んだ。採用基準が不純だが時のらせんの土地6枚アンタップ能力の活躍に期待したいものである。

変更点②《The Tabernacle at Pendrell Vale》を《冠雪の島/Snow-Covered Island》へ

《Timetwister》ほどではないが《The Tabernacle at Pendrell Vale》も相当お高いカードであり、こんなの手が出ません。クリーチャーの維持にマナを要求するタバナクルはウルザ+《静態の宝珠/Static Orb》《冬の宝珠/Winter Orb》による相手を締め付けてゲームをスローダウンするのにとても有用なカードなので是非とも使いたいでも買えない。ならタバナクルにできないマナを生むカードを採用しようと言うことで冠雪の島に変更だ。初めて参加した統率者戦イベントでタバナクル欲しいとなったのはまた別の話し。

変更点③《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》を《溶接の壺/Welding Jar》へ

《金属モックス/Chrome Mox》《オパールのモックス/Mox Opal》ときたら《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》もいるだろとなり、いつかは採用したいところだが、現状は予算の都合で不採用となっている。モックスなら大好評発売中兄弟戦争で旧枠として再録された《モックス・アンバー/Mox Amber》でもいいんじゃないかと思いもした。しかしアンバーじゃウルザが出るまでマナを出せず、ウルザ出てしまった後じゃタダの0マナの置物。そんなもの採用するなら0マナで役立つアーティファクトの壺を採用した。

どんなデッキかも自分なりにある程度把握できた。そしてデッキリストも代用カードを入れることで変身ウルザデッキが完成させることができた。デッキが完成したらすることと言えば実践あるのみ!

次回、ウルザで初陣。



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