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ロードバイク用にヘルメットを買いに行って試着したら心の底から後悔した。

「ヘルメットはできるだけ被りたくない。荷物が増えるし。」と私は思っていた。

しかし4月にヘルメット着用が努力義務となったためか、最近よく聞くのが自転車での死亡事故だ。

ロードバイクに乗っていた人が正面衝突してヘルメットを被っていた人が生き残り、被っていなかった人は死亡したというニュースを聞いた時には、「そろそろヘルメットを買わないとな」そう心から思うようになった。

しかし買いに行くことがとてつもなく面倒臭い。高いし。

ロードバイクは、普通に20〜30キロ出る乗り物だ。

「原付にノーヘルで乗るか?」そう問われれば危ないしありえないと答えるだろう。

ロードバイクにノーヘルで乗るのはそれと同じと言い聞かせ、なんとかめんどくささをねじ伏せてスポーツバイク用品店に出かけた。

店に入るとずらっと並ぶヘルメットの数々。
3〜4万するものもあればセールで6000円ぐらいで買えるものまである。

安くても被らないよりはマシだろうと6000円のやつを手に取り被ってみるも、どうもしっくりこない。ヘルメットにツバがついているタイプで風の抵抗が増えそうに思えた。

次に手にとるは1万円のヘルメット。
自分の中で思うヘルメットに出せる今の最高金額だ。誰かが言ってたヘルメットは1万円ぐらいのやつでいいと。

試着してみるとまぁ悪くないと思えるヘルメットだったので8割これでいこうと思った時、ふと魔が刺した。

「値段の差がこんだけあるって1万円のものと何が違うんだろう?」

せっかくビアンキのチャリに乗ってるし、ビアンキのやつ被ってみよと3万円ぐらいのやつを試着した瞬間に、文字通り頭で理解した。

「これめっちゃ被りやすいし、1万円のヘルメットと違って被っている時のストレスがない」

被らなきゃよかった・・・こんないいヘルメットがあると知って、被っていてストレスを感じるヘルメットを使い続けるのか。

被らなきゃよかった本当に後悔しかない。そう思いながらヘルメットを買った。そんな話。

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