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日本の入国審査官のクオリティーは高いか?

 1 日本の公務員

 日本の公務員全般に言えることとして、インハウス教養が徹底されているので、各人の執行レベルがほぼ均一化しています。新人教養、昇任後の教養、幹部教養など各レベルの教養がほぼ満遍なくタイムリーに行われ、職務執行の根拠法規を常に念頭に置いて行うよう指導されているので各人の対応レベルがある意味均一化されクオリティー・コントロールが保たれている。これに対し、諸外国ではこれら部内教養が各人の自己啓発や自学自習任せになっているため、各人の行政執行能力に大きなばらつきが見られる。つまり、各担当官によって判断が全く逆の結果を生じたり、判断がもたついたり無駄な時間を要する場合が散見される。日本、ジブチ、アメリカの審査官の執行レベルは

2 日本の場合

 日本→パスポートを捲るスピードの速さとどこに出入国証印を押印するかを考えながら業務を行うので、審査にかかる一人当たりの所要時間は1−3分程度。(重要審査を行う場合を除く。あくまでもルーティーンとして)

3 ジブチの場合

 ジブチ→隣の係員と雑談しながら、無駄にパスポートを一枚一枚眺める。(読めもしないくせに)無駄な質問を繰り返す。どこに出入国証印を押印したら良いのか分からないので、テキトーに明後日の場所にダラダラと押印する。所要時間は日本のそれの約10−20倍。しかも担当官によって対応内容が全て違う。

4 アメリカの場合

 アメリカ→上から目線で見下したような、どうでもいい内容の質問を繰り返す。(特に黒人に多い)捲らなくても良いページを最初から最後まで丁寧に「眺め」てテキトーな位置にめんどくさそうに証印を押印する。所要時間は日本のそれの約5−10倍。こちらも担当官によってレベルが千差万別。

いずれにしても、諸外国の入国審査官のレベルは日本のそれと比べようがないほど低レベルでストレスフル極まりないのは確か。


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