心が先に気づくこと
「良い人なんだけどな」という言葉が頭に浮かぶことがある。
それは大抵、苦手な人について考えているときだ。
感覚的に苦手だと分かっているんだけど、理由ははっきり分からないような。
理由が分からないと、人を苦手だと思ってはいけないんじゃないか、と今まで思い込んでいた。
だから、冒頭に述べた、「良い人なんだけどな」という言葉が頭をよぎる。
良い人である(少なくとも悪い人ではない)のだから、嫌ったり苦手に感じたりしてはいけないと思っていたのだ。
しかし最近、そういう自分の思い込みを自覚して以来、明確な理由がなくとも、自分の好き・嫌い(苦手)の感覚を信じてもいいんじゃないかと思うようになった。
まだその感覚をもたらす要因である理由を言語化できていないだけで、理由はきっとある。
それに、思うこと・感じることは自由だ。
これは誰にも止められない。自分でさえも。
そう思うので、好き、苦手といった心の動きに素直になって、人との距離や付き合い方を考えていってみたい。
この人といると落ち着く、話しやすい
緊張する、いらっとする など
スルーしがちな心の声に耳を傾けて、軽んじないで過ごしたい。
読んでくださり、ありがとうございます。