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なぜ、うまくいかないスケジュールを組んでしまうのか

「遅刻癖」なんて言葉があるくらい、遅刻って繰り返してしまうもの。

ただ、よくよく振り返ってみると、遅刻した理由がやむを得ないときってそんなに頻繁におきません。

しかし、遅刻しがちな人は、期待通り遅刻してしまう。

本記事では、その理由と解決法についてさくっと解説していきます。

▼なぜ、遅刻を繰り返すのか

学校でも、子どもたちと話し合うのですが、「何度も同じような失敗をする」ということは、生活スタイルに何かしらの変更を加えないといけません。

そして、「遅刻」の場合は、もしかしたらスケジュール管理から間違えてしまっていることが多いのです。

もっと言うと、「がそもそも実現可能なスケジュールなのか?」を冷静に見直す必要があります。

「このスケジュールがそもそも破綻している!」なんて状態、結構”あるある”なのです。

ここで気になるのは、「なぜ、そんな無理スケジュールを組んでしまうのか?」ということ。実は、ここに「心の余裕」がからんでくるのです。

実は、「時間がない」という心に余裕がない状態。いわゆる「時間欠乏」を起こしている人は、前提として、

「正しい判断能力が鈍っている。」

可能性を疑わなくてはいけません。

僕たち人間は、余裕がない状況に追い込まれると、「判断能力」を失います。だから、「『時間がない!』と感じている人ほど、実現不可能なスケジュール」をたてがち。

心に余裕がない人が、この記事を読んでいるとは思えませんが、ここで、落ち着いて心に刻んでほしい教訓は、

「遅刻するか否かは、予定を組む時点で決まっている。」

ということ。

往々にして「予定を組む」という行為は、「自分の都合」で決めていきます。冷静に考えれば「60分はかかるだろう…」と判断できる作業を「30分で終わりにしたいから30分」という希望的観測でスケジュールにいれてしまうのです。

▼「残念スケジュール」を断ち切る3ステップ

残念スケジュールを脱して「遅刻癖」を直したいという人のために3つのステップを紹介します。

STEP① 第三者「時間軸」評価
STEP② 第三者「内容」評価
STEP③  第三者リマインダー

それは、この3つです。

もうお気づきのように、全ての項目に「第三者」が入っています。これは、もともと「時間欠乏」の呪縛にかかっている自分を信頼するのではなく、第三者が強制的に介入してくることで、より効果的な方法になるからです。

「遅刻の連鎖」という呪縛から解き放ってくれる「協力者」を見つけることが何よりも大切なのです。

それでは、3つのステップをざっくり紹介します。

STEP① 第三者「時間軸」評価

これは、

「自分が立てたスケジュールを見てもらい、本当に必要な時間を確保できているか。」

という評価をしてもらう方法です。

先ほども書きましたが、「時間欠乏」に陥っている人ほど、「自分の希望的観測」で時間配分を決めてしまっているでしょう。

頼れる「協力者」に本当に時間通りに終わるような配分なのかを見てもらいましょう。

STEP② 第三者「内容」評価

スケジュールの時間軸を評価してもらったら、次に確認してもらうのは「内容」です。

ここが最大の山場。ここで「協力者」に伝えてほしいことは、

「このスケジュールの中にやらなくても良いことはないかなぁ。」

と伝えてください。

「時間欠乏」を解決する一番の近道は、言わずもがな、

「自分の時間を作り出すこと。」

であり、

「心の余裕を作り出すこと。」

なのです!

だからこそ、必要なことは、

「ぎちぎちの予定にしない!」

ということが何よりも大切。分刻みエリートのような格好良いイメージは捨て去りましょう。もちろん、分刻みに動いて成果を出せる人もいることはいるのですが。

しかし、ほとんどの人が「時間欠乏」に陥り、本来の実力を出し切れないまま、間違った「達成感」に浸って自分の命の時間を削っていくのです。

第三者から内容を精査してもらったのであれば、きっと「本当に必要なスケジュール」が残ったはずです。

STEP③ 第三者「リマインダー」

そして、最後にご紹介するのは、必殺技です。

「時間欠乏」による「遅刻癖」は、様々な要因がありますが、最も考えられるのは、

「過密なスケジュールにより、もう次の予定の準備をしなければならない時間になっていても止められない。」

というものです。

スケジュールが過密なだけに、1つの予定が狂うと、全ての予定に狂いが生じます。そして、結局全ての予定に間に合うことができず、疲労感と共に「またできなかった。」という反省しか残らない。

そんな負の連鎖を強制的に断ち切るの最後の手段は、

「頼りになる仲間にリマインダーとなってもらい、終了時間になったら無理矢理介入してもらう。」

という方法です。

人間は、「環境を変えると切り替わる。」という特性がありますから、「次の予定に間に合う時間になったら、無理矢理連れ出してもらう。」という方法が有効です。

しかし、多くの場合、「そんな自分の1日を管理してくれる秘書のような人はいない。」というのが現実的でしょう。

そんな人の場合は、スマホやパソコンで「リマインダー」を仕掛けておきましょう。もちろん、「タイマー」をセットしておくのも良いでしょう。

目的は、「だらだら続けてしまう」という状況を断ち切ることなのです。

個人的な「遅刻癖」大切にもなりますし、いつも長引く、「延長会議対策」にも使えますね。

ぜひとも、自分のスケジュールを見直すきっかけとしてくださいね。

▼まとめ

本記事では、「遅刻癖の原因と解決方法3STEP」を紹介しました。

「時間」の使い方を見直すのは、あなたの人生においてめちゃくちゃメリットをもたらしてくれるでしょう。何と言っても、「人生における判断基準を『時間』で考えたほうが人生の満足度が上がる。」という研究もありますからね。

ぜひとも、この記事をきっかけに協力者と共に「さらなる人生の充実」をねらってみてくださいね!!

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