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#145 投資ポートフォリオ上位10を見れば、その人の投資センスがだいたいわかる(24/4/14)

だいたい月の半ばくらいに投資ポートフォリオの上位を集計するようになった。少し前に集中投資を取り入れると言ったが、実践できたのだろうか。

ポートフォリオの公開は、わたしの投資センスを晒す行為でもある。他人に見せて恥ずかしくない投資ポートフォリオが組めているのか。
いざ審判の時。

※ P:プライム、S:スタンダード、G:グロース
※ 含み益:◎(30%以上)〇(30~10)△(10~0)✕(含み損)

第1位(前回-) P:Jパワー(〇)
すべてのものは電化する。最近、データセンター投資と関連付けて語られる電力株。東北電力も北海道電力もわたしの握力が弱くて、手放してしまった(有利子負債の大きさが許容できず……)。残ったのがこのJパワー。火力発電所のひとつが一年停止するリリースを受けて急落したところを一気に買い増し。

第2位(前回1) P:アルコニックス(△)
総合商社はすでに人気化して手の届かないところへ行ってしまったが、まだわれわれにはアルコニックスがいる。元双日、非鉄の総合商社。
わたしは非鉄を信じている。
前回と状況は同じ。

第3位(前回10) S:コーユーレンティア(〇)
オフィスや建設現場に備品をレンタルする会社。
【前回のコメント】2020年上場、わたしの苦手なグロース銘柄なのだけど、業績も株価も順調に伸ばしている。レンタルの業容は社会トレンドに乗っているし、物流が強いのもいい。安心感があるので買い増し。
⇒最新の四季報を読んで、あまりに有望だったので買い増し。

第4位(前回2) G:SBIインシュアランス(△)
SBI系の保険会社。生保、損保、少額保険をバランスよく。
【前々回からのコメント】昨年から買い増しているけど、バリュースコア17の異常値。グロースだから叩き売られていると思いたい。
⇒ うーん、不調。もっと買いましたほうがいいのかな。保険業界は生成AIの恩恵を受ける業界のひとつ(日経ヴェリタスより)。

第5位(前回10) G:エクストリーム(△)
ゲーム開発を中心とした派遣事業が柱。受託開発が伸び、ゲームIPにも注力。
【前回のコメント】こちらも苦手なグロース銘柄だけど、業績の伸びに安定感あり。なによりチャートのスクイーズがものすごい力を溜めている気がして買い増し。

第6位(前回ー) P:クロス・マーケティンググループ(✕)
リサーチとデジタルマーケティングの会社。グローバル化推進中。
みんなが嫌いなグロース銘柄ですね。信用買いが多すぎ、売られ過ぎ。誰も成長できると思っていないんだな。だが、非成長シナリオでもわたしのバリュースコアは5(それなりに割安)。こうも上がらないと自信がなくなるけれど、チャートはまだ死んでいない。

第7位(前回2) S:内外テック(◎)
東京エレクトロンが主要顧客の半導体商社(メーカー機能あり)。
【前々回からのコメント】買った当時、非常に割安だったが、大きな業績下方修正が出て以来、低迷。長期チャートの形はまだ上向きのままなので、そろそろ来てほしい。
⇒ 大きく上がった後にまた下落。話題性で上がる有名株ではないので、今後の業績次第ということか。

第8位(前回4) P:東京きらぼしFG(△)
業績急上昇中の東京の地銀。
【前々回からのコメント】こちらもバリュースコア10だが、チャートが急上昇したあとなので少し心配。
⇒ 様子見。わたしの銀行セクターは君にまかせた。

第9位(前回5) S:ありがとうサービス(△)
ブックオフ、ハードオフ、モスバーガーなどのFC。
【前々回からのコメント】愛媛が地盤だが、九州にも店舗が多い。隠れ九州銘柄の気がしている。権利確定日のあとの急落が激しかったため、買い増した。時価総額が小さいが、ブックオフ、ハードオフ、モスバーガーを割安で買えたと思えば悪くない気がしている。

第10位(前回5位) S:協和コンサルタンツ(〇)
小型株の建設コンサル。
【前々回からのコメント】最近少し上がったけど、バリュースコアが異常値だった。まだスコア18なので異常値。時価総額が26億円程度なので値動き荒い。
⇒ この会社は、株主構成的に株主還元は期待できなさそう。謎上げ待ち。


他人に見せて恥ずかしくないポートフォリオなのかと言えばどうだろう。悪くはないけど、道半ばかな。結果が出ていないよ。思いっきり上がって、上位から姿を消す卒業生が現れますように。

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