水瀬クミ

アニメと声優さんが好き。 シナリオ以外の文章置き場。

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最近の記事

鏡の中のあなたへ

とあるアニメーションの世界は、とてもテクノロジーが発達してます。 現在で言うメタバースのような空間が発達し、 たくさんの方々がその場所を利用しています。 まさに第2の世界のような感じです。 物語の主人公もその世界に遊びに行っています。 そこで彼女は才能を開花させ、 その世界では有名人になっていきます。 一方現実世界での彼女は、少し言葉が悪いですが 「地味」です。 控えめな性格……と表現すればしっくりくるでしょうか。 そんな少女が織りなす物語は賛否両論あるものの、

    • 事実は小説より?

      物語の世界には「奇跡」という概念がしばしば登場すると思います。 場面は挙げればきりがないほど。 戦争映画で、全滅寸前の主人公たちに「奇跡的に」応援が来たり、状況を覆す出来事が起きる。 あるいは恋愛映画の中で、今にも息を引き取りそうなパートナーが「奇跡的に」回復してハッピーエンドになったり…… でしょうかね。 そのような型にはまった物語は、観ていてハラハラする…… 言い方を変えれば、物語に上手く引き込んでくれます。 ある程度大人になり、たくさんの物語に触れるようにな

      • 生きるのってツラいですよね

        SNSをつらつらと見ていると、色々なかたの「つぶやき」が流れてきます。 とはいえインターネットの世界ですから、その言葉が本当のことなのか、 もしかするとすべてフィクションかもしれませんが、 まぁ見ていて本当だと思うので、そういう前提で書きますね。 ある方のつぶやきは、端的に言ってしまえば「生きているのがツライ」という内容でした。 いわく、新卒で入ったブラック企業をすぐに退社して、 それからいくつかのお仕事に応募しているものの、 まったく採用されない。 との内容です。

        • アニメと現実は違ったりするんですよね

          この文章を書いている中の人はアニメを見るのがとても好きで、 暇さえあればなんでも見てるんですが、 やはり廃り流行りがあるというか、 その時のトレンドってありますよね。 少し前……というか今も人気ですが、 のんびりキャンプをする作品とか、 山に登る作品とかは人気ですよね。 今現在(2024年5月現在)だと、 悪役令嬢の作品とか人気ですよね。 後は何でしょう……異世界転生ものでしょうか。 このジャンルも結構人気というか、劇場版が制作された作品もありますね。 でもこんなに

        鏡の中のあなたへ

          人の数だけ個性がある??

          ここ数年「多様性」という言葉が色々な場面で使われていると思います。 これだけたくさんの人がいて、 その人たちは国籍も人種もエスニシティも違いますからね。 最近は外国からも「技能実習生」という形で労働者が入ってきていますし、観光客も増えましたからね。 今後はさらにこのような言葉が使われていくと思います。 色々な人がいますから、それを受け入れるというのは大事です。 少なくとも差別とかそういうのは良くないですし、 憎しみ合うよりかは仲がいい方がいいです。 ですが最近、なん

          人の数だけ個性がある??

          あやかし系

          日本独特の物語のジャンルの1つといえば、 なんといっても「あやかし系」でしょう。 言葉で説明するのが難しいですが、 和風ファンタジーとでもいえるでしょうか。 お寺とか神社で、神様やその遣いの、そしてニンゲンが 繰り広げる物語が多いと思います。 「ニンゲンならざる者」とニンゲンの関係性は物語によって大きく異なりますよね。 この2者が手を取り合う世界や、それを目指す物語がある一方、 そうではなく、お互いにいがみ合っている世界設定のお話もありますよね。 そんなジャンルに分

          あやかし系

          心の中で描くもの

          日本のとあるアニメーション作品が、アカデミー賞を受賞しましたね。 有名な監督が長い時間をかけて温めてきたアイデアを作品にしたらしく、 事前の情報は一切なかったものの、公開から世界各国で大ヒットしました。 この文章を書いている筆者は、アニメーション作品が大好きで、暇さえあればいつも見ています。 そのせいでなんにも他の事してないんですけどね…… たくさん作品を観ていると、アニメーションって、ただの絵が連続して動く映像なんて単純なものではないのだなぁとつくづく思います。 それ

          心の中で描くもの

          去る者追わず?

          以前とある男性の書いたエッセイを読んだ際に、なんだか心に残った話がありました。 その方は「働くのが嫌」ということで、週に2回ほど働いて、あとはのんびり読書などをして暮らしている……というライフスタイルを実践している方で、こう書いても失礼かもしれませんが、なんだか興味深い生活をしていると思う反面、私もそういう生活をしたいなぁと思って、そのような生活を実現するための練習というか勉強として読んでいたりいなかったり…… その中で色々考えさせられたのですが、 1番心に残ったのが、

          去る者追わず?

          日常を創っていく。

          もう随分と前、本当に何年も何年も前のことですが、 宮城県の石巻市という所に行きました。 なぜそこへ行こうと思ったのか、その理由は忘れてしまったのですが、 ともかく行きました。 ご存じの通り、10年ほど前の震災で大きな被害を受けたところですね。 大きな揺れにも襲われたでしょうが、津波の被害もあったと思います。 震災からはすでに数年経っていた時だったと記憶しています。 海に近づくにつれて、本当に何もない土地が広がっていました。 地震の揺れなのか津波なのか、それともその

          日常を創っていく。

          桜が散る、別れの季節に

          先日とある方とメッセージのやり取りをする機会がありました。 以前とてもお世話になった方で、 最近は会ってもおらず、季節の折り目折り目に メッセージのやり取りをするような方でした。 今年の4月、新しい年度が始まったおりに、 少し遅れてではありますが、メッセージを送りました。 それからしばらくはお返事が返ってきませんでしたので、 部署移動にでもなってバタバタしてて忙しいのかな…… なんて思っていたのですが、 そんなことをフワフワ考えていた頃に、お返事を頂きました。 特にお

          桜が散る、別れの季節に

          子持ち様

          少し前からSNSなどでこのような単語を目にすることがありました。 最初は何を意味しているのかよく分からなかったのですが、 調べてみると「あぁ……」と、 なんともいえない気分になりました。 あたしは子育ての経験はありませんから、 その大変さは正直わかりません。 ですが人間を1人育て上げるのがどれだけハードなことなのか、 想像するのは難しくありません。 特に小さなお子さんですと、体調も不安定ですからね。 突然具合が悪くなってしまう…… ということもあるでしょうし、 そう

          もっと図々しく生きて!

          先日某SNSを眺めていると、とある投稿が目に留まりました。 曰く、自分から命を絶とうとしている方の投稿でした。 どうやらかなり本気のようで、 願望というよりかは予告に近い感じでした。 その投稿以降、新たな投稿は確認されていませんので、 もしかするともうこの世界には いらっしゃらないのかもしれません。 生きる権利もあれば、自らそれを捨てる権利もある という考え方もわからなくはないですが、 もしもそういう方が身近にいたら、 とても迷惑に感じられてしまうかもしれませんが、

          もっと図々しく生きて!

          感情のパレット

          その昔、長い休みには必ずといっていいほど、読書感想文の宿題が課されていました。 いまの教育現場でも、少なくとも小学生くらいまではあるんですかね。 学校の図書館ではオススメの本が何冊か紹介されていたり、 それを見越して、課題図書の注文なんかも受けつけていたなぁ…… なんてことを思い出します。 読書感想文。 当時の私にとっては苦痛でしたね。 読みたくもない本を読まされて、 その感想を書かなくてはいけない。 しかも…… ・文章から印象に残ったシーンを抜き出す ・自分の体

          感情のパレット

          本を広げてみて

          とあるアニメーションには とても本が好きな少女が出てきます。 司書を目指していた女性は突然亡くなってしまい 本がとても高価で手に入りにくい世界へ子どもとして 転生してしまいます。 前の世界で手に入れた知識を活かして なんとか本を作り、それを普及させようと奮闘する物語です。 確かにその昔、この世界でも本はとても貴重なもので 一部の人々しか扱うことができませんでしたね。 というか文字すら読めない一般市民も多かった時代もあったのではないでしょうか。 この作品でも触れられて

          本を広げてみて

          笑えばいいと思うよ

          とあるアニメーション映画に タイトルに付けたセリフが言われる場面があります。 とても有名な作品ですので 知っている方も多いかもしれません。 どうしていかわからない そんなヒロインに対して主人公がかけた言葉 (だったと記憶しています) ですね。 この作品に出てくるヒロインは何人かいるのですが その中でもこのキャラクターはとても人気があると感じます。 無口でミステリアスな雰囲気を放つ女性ですが 独特の魅力を持っているということでしょうか。 そういえば 以前某化粧品メ

          笑えばいいと思うよ

          淡雪

          冬の風物詩の代名詞といっても過言ではない「雪」 ほとんどの場所では冬にしかみることも、触ることもできない 特別な存在です。 触るとなんとも冷たいことは言うまでもないですが 手のひらに載せるとすぐに溶けてしまう とても儚い存在でもありますね。 時が経つのははやいもので 新しい年を迎えてから1か月という時間が流れました。 特に今年(2024年)の年明けは大きな出来事がいくつもあり 中にはそれを実感することができない人もいると思います。 それでも、時計の針は進んでしまう。