英實 尚子

歌舞伎、バレエ、オペラ、舞台、映画、書籍など、観たもの、読んだもの、聴いたもの、そこか…

英實 尚子

歌舞伎、バレエ、オペラ、舞台、映画、書籍など、観たもの、読んだもの、聴いたもの、そこから考えたことなどをいろいろ発信していきたいと思います! 特に、近寄りがたいと言われる歌舞伎、バレエ、オペラの世界の魅力を知ってもらえる投稿を目指します!

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  • 【はなごと】英實尚子のひとりごと

    歌舞伎、バレエ、オペラ、舞台、書籍等々の感想にも満たない、ゆるーいもの、エッセイ風なものをあげていきます。

  • 歌舞伎のご案内

    「これから歌舞伎を観てみたい」という人向けのお役立ち情報の記事をまとめました! いずれも様も、ぜひとも、歌舞伎の世界に、いらっしゃいませ!

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歌舞伎って難しい??→そうでもないです。(随時内容更新中)

今回のテーマは、 「歌舞伎って難しい??」です。 歌舞伎って難しいんでしょ? 何言ってるかわかんなさそう。 チケットの値段高そう。 一般人の行くとこではなさそう。。 などなど、 簡単に言うと、「近寄りがたい!」という趣旨のことを言われるので、 まずは、そのお話から。。 (初回なので、おおまかな内容でご容赦を) ※順序、内容を増やしていっています。 どこかのタイミングで、全面改訂orマガジン化の予定です。 難しい歌舞伎とわかりやすい歌舞伎がある「歌舞伎」というと、 ・古文

    • 【はなごと】本ってそういうとこあるよなというお話

      noteのオススメ記事に出てきて、 共感できる記事に出会ったので、ご紹介したいなと、突発的に投稿しています(笑) 普段、私が投稿している記事とは、、あまり関連がないし、完全に私のひとりごとです。 ご容赦を。 記事はこちら↓ この記事の、 というところが、 一番の共感ポイント。 また、私も、そんな視点で積んである本たちを眺めてみようかと思いました。 我が家にも、 本当に山ほど本があって、 そのうち家の床が抜けないか心配なくらいですが、、 買ってきたまま積読になっている本

      • 「劇場版鬼平犯科帳 血闘」の舞台挨拶行ってきました!

        丸の内ピカデリーで行われた舞台挨拶に行ってきました! 今日は若いキャストだけでの舞台挨拶。 初々しい舞台挨拶でした。 個人的には、幸四郎さんがいない中で、一人で登壇されている染五郎さんが新鮮でした。 観客のSNSでの拡散用の写真撮影の時間があり、 楽しくお写真も取れました! 映画のあらすじはこちらを。 (ネタバレが怖い) これは時代劇であり、 人と人の因果、人情に溢れた、 人間ドラマ。 一つの出来事の結果が違ったら、 まったく違う人生だったかもしれない人々を、 丁

        • 【はなごと】團菊祭五月大歌舞伎@歌舞伎座 夜の部行ってきました。(簡易版)

          團菊祭の夜の部に行ってきました。 簡易版として、夜の部全体の感想というか、愚痴?のみを。 結論を先に、 夜の部は、通して観るより、一幕見席でバラバラに観ることがオススメですよ〜 演目のご説明は、こちらをご参照ください。↓ 芝居は素晴らしいが、そもそも不満がある。演目の具体的な感想の前にそもそも論。。 「松竹よ、夜の部、なぜ、この組み合わせにした。」 というのが、正直な感想。 「伽羅先代萩」も「四千両小判梅葉」も、 素晴らしいお芝居であった。 どちらも、必見で、見どこ

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          【はなごと】歌舞伎町大歌舞伎@シアターミラノ座行ってきました!

          noteへの投稿が滞っておりましたが、 マイペースに投稿を再開したいと思います。 七之助様が大好きな私としては、外せない中村屋の歌舞伎町大歌舞伎のお話です。 あらすじはこちらをご参照ください。 (もはや自分からの説明は回避します。。) 前半は、伝統的な歌舞伎舞踊。 後半は、落語を元にした新作歌舞伎。 どちらからというと、歌舞伎を初めて観る方に寄り添った構成です。 第1幕∶舞踊前半∶正札附根元草摺 第1幕の前半の舞踊は、 「正札附根元草摺」という、 隈取りした登場人

          【はなごと】歌舞伎町大歌舞伎@シアターミラノ座行ってきました!

          【はなごと】私もこんぴら歌舞伎に行きたい。

          さっき別の記事を投稿したばかりですが、、 noteのトップ画面に出てきた記事でシェアしたいものがあったので、急ぎ投稿しました! このnoteは、 こんぴら歌舞伎という、 金丸座という日本最古の芝居小屋での公演のお話を書いていらっしゃいます。 写真がたくさんあり、描写が細かいので、 雰囲気がとても伝わってくる。 書いてくださった方に感謝です。。 歌舞伎座のような、 大きくて、 豪華で、 ハレの場所、 も良いけど、 芝居小屋で観る芝居は、 それはそれで楽しいものらしい。

          【はなごと】私もこんぴら歌舞伎に行きたい。

          【はなごと】「仕事のためには生きてない」(安藤祐介)を読みました。

          「仕事のためには生きてない」を読みましたので、 あらすじのご紹介、ゆるーく感想、オススメの人を書こうかなと思います。 なお、 ネタバレになることも書きますのでご注意を! あらすじまずは、公式の文章でご紹介します。 簡単に言うとを、 仕事よりも趣味の時間を優先していた主人公が、社内の意味不明なプロジェクトの担当にされたせいで、仕事漬けになる。 その中で、仕事のこと、生き方のことをいろいろ考えていく。 というお話です。 感想(ネタバレ注意!!)ちょっと意味不明で実効性がある

          【はなごと】「仕事のためには生きてない」(安藤祐介)を読みました。

          四月大歌舞伎@歌舞伎座 夜の部行ってきました!

          四月大歌舞伎の夜の部に行ってきました! 実は昼の部の2幕目の「七福神」は既に2回行っているのですが、あちらのお話はまた後日。 なお、今回は、演目の軽いご説明とうすーい感想を。 なぜうすーいかと言いますと、 実は今度1等席で観劇するので、落ち着いた感想はその時に。 公演概要 今回の四月大歌舞伎の夜の部は、 1幕目「於染久松色読販」から     土手のお六 鬼門の喜兵衛 2幕目「神田祭」 3幕目「四季」 です。 公式ホームページは、こちら。 あらすじ「於染久松色読販」

          四月大歌舞伎@歌舞伎座 夜の部行ってきました!

          【はなごと】読書っていいなぁ。~「木挽町のあだ討ち」

          読書をしながら、 ふと思ったことをゆる〜く書きます。 エッセイ風?です。 私は、今、「木挽町のあだ討ち」(永井紗耶子作) を読んでいます。 ブームの時期はもうとっくに過ぎていますが。 結末のネタバレなどをされるのが嫌なので、 書評などを一切読まずに、 読み始めましたが、 まだ6章中4章しか読み終わっていません。 ものすごく先が気になります。 でも、読んでいて、中々進まないのです。 これは、 お話がつまらない とか 文体がわかりにくい といったことではないのです。

          【はなごと】読書っていいなぁ。~「木挽町のあだ討ち」

          【はなごと】会社員だからこその推し活

          お題にあがっていたので、 完全にひとりごとですが、 「会社員で上司の理解があるからこそ、私は心置きなく推し活できていますよ」 というお話です。 私の職業は、 今は、会社員です。 我が社は、 社名か主力商品を言うと 「あぁ!」 と言っていただける大企業ではあります。 そして、 私の上司は、 「仕事もしっかりしてほしいけど、私生活も充実させたら良い。」 というお考えの方です。 そのため、 「この日は、推し活あるので、休みます!」 というと、 「了解、楽しんできてね~」 と快

          【はなごと】会社員だからこその推し活

          歌舞伎入門にオススメ∶BS松竹東急チャンネル

          「最近、歌舞伎にはまってます!」 というとよく言われるのが、 「歌舞伎ってチケット代が高いんでしょ?」 「歌舞伎の劇場ってそもそも近寄りがたい」 ということ。 世の中のイメージ違い、 安いチケットの席もあるし、 劇場も敷居は高くない、 のです。 でも、そんな方にも、まずは歌舞伎を見てみてほしい。 そこで、 手軽に歌舞伎を楽しむ方法のオススメのお話です。 動画配信サービス今までは、 配信サービスをオススメしていました。 松竹の動画配信サービスだと、 常時、いろいろな演目

          歌舞伎入門にオススメ∶BS松竹東急チャンネル

          「伊勢音頭恋寝刃」@歌舞伎座行ってきました。

          やっと歌舞伎座の夜の部に行けました。 今日は夜の部のほとんどを占める「伊勢音頭恋寝刃」のお話です。 あまり期待していなかったのですが、 これ、 めっちゃ面白いです! ただ、最後のシーンは、ちょっと「女殺油地獄」を思い出しました。 では、本編行きます! 前提このお話のメインキャストは3人。 福岡貢(松本幸四郎さん) 今田万次郎(尾上菊之助さん) 料理人喜助(片岡愛之助さん) です。 幸四郎さんも菊之助さんも愛之助さんも、 どなたも主演を勤められている方々。 その他も大

          「伊勢音頭恋寝刃」@歌舞伎座行ってきました。

          「女殺油地獄」@三月花形歌舞伎 行ってきました!

          【はなごと】としてざっくり感想をあげましたが、 語り尽くせないので、 まずはこちらのご紹介を。 あらすじあらすじを極限まで簡潔に説明すると、 「油まみれの地獄のような状況で女が殺される」 というお話です。 はい、題名そのままですね。 ちゃんと説明します。 登場人物 主人公は、河内屋という油屋の次男の与兵衛。 与兵衛は、 兄は優等生だが親の脛をかじりつつ遊び歩いている、 プライドは高いのに、意気地なし、甘えん坊。 実父を早くに亡くしていて 今の河内屋の主人になっている

          「女殺油地獄」@三月花形歌舞伎 行ってきました!

          【はなごと】三月花形歌舞伎@京都南座 行ってきました!

          京都まで遠征して、三月花形歌舞伎を観てきました! ちゃんとしたのは、またあげるとして、ざっくりと感想だけ。 前提今年の京都南座の三月花形歌舞伎は、 若手の歌舞伎役者3人(中村壱太郎さん、尾上右近さん、中村隼人さん)が看板となって行われています。 松プログラムと桜プログラムがあり、 3/15からは、 昼の部が桜プログラム、 夜の部は松プログラム、 というように昼の部と夜の部で異なる内容になっています。 私はどちらのプログラムも2回ずつ観てきたので、それぞれのざっくりの感想

          【はなごと】三月花形歌舞伎@京都南座 行ってきました!

          【はなごと】私だけの着物

          一昨年、 私は初めて、 自分の着物を仕立てました。 今日はそのお話です。 なぜ、着物のお話で、トップ画が帝国劇場の写真なのかは後ほど。 着物は数年前からたまに着ていたものの、 すべて、 母や叔母から譲り受けた物。 私が買った着物は、 着付練習用のプレタの単衣の着物 と 着付練習用のリーズナブルな夏用の名古屋帯 のみ。 そんなある日、 呉服店の店頭の隅っこに置かれていた反物。 加賀友禅の訪問着。 店員さん曰く、 「若い作家さんに作ってもらったもので、  普段はあまり取

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          【はなごと】結局何を着て歌舞伎を観たか

          以前、こんな記事を上げました。 なので、今回は、 「結局、英實は、何を着て2月の歌舞伎を観に行ったのか」 というお話です。 気軽に読んでいただきたいし、 私が気軽に書きたいので、 私がひとりごととしてあげている、 【はなごと】としてあげます。 結論から言いますと、 2月は全部洋服(きれいめワンピース)で観ました。 実は、 歌舞伎座の夜の部を観劇するときには、 「猿若江戸の初櫓」があるし、 1等席だし、 伊達衿や帯締めにオレンジを入れた猿若コーデの着物で行くつもりでした

          【はなごと】結局何を着て歌舞伎を観たか