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【詩】春の余韻


刻んで流した淋しさが
風に吹かれてきらきらと
鳴るように舞って行く

うずくように痛むのは
往こうとしている春の余韻

もう揺らさずに
春と閉じる思い出は
ずっと花の香りが残るでしょう


もう私は息をする

どこかであなたも息をする

どこかで雲が流れるように





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