小さな棘が
心の端っこに
刺さってしまって
前に進むことさえできない
ヒューヒューとどこからか
ヤカンが鳴いてる声が聞こえる
誰にも必要とされない虚しさだ
赤い希望は
太陽を嫌い
星のない夜を好んだ
夜風に吹かれながら
庭を履く人は
誰にも気付かれないように
星屑を拾い集めてる
口に含んだ手指の爪は
吹くと音符になって
宇宙に飛んでった
グラグラになった足の爪は
泣きたいほど痛くて
現実をひっくり返したいほどだ
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以前書いた詩です。
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