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掃除もできない人間に何ができる!

こんにちは。
(自称)社内フリーランス くらげです。

今日は「掃除」について。

あなたの会社は掃除が行き届いていますか?
あなたのデスク周りは綺麗に保たれていますか?
お客様をお迎えする際、気持ちの良い空間を作れていますか?

私は、社内の掃除については、割と細かい方だと思います。(そのうちお小言ババアと言われそうな勢いです 笑)

とはいえ、元々は掃除する時間が勿体ない!と思うタイプでした。

そんな私が、お小言ババアもとい、掃除に細かくなったのは、かの有名なパナソニック創始者 松下幸之助さんの言葉に感銘を受けたからです。

◆掃除ひとつできない人間には商売も政治も任せられない

松下幸之助さんは「掃除」を非常に重要視していたそうです。

その上で、このような言葉を残されています。

掃除は普遍的な修行
掃除ひとつできないような人間だったら、何もできない。皆さんは、“そんなことはもう、三つ子の時分から知っている”と思うかもしれないが、ほんとうは掃除を完全にするということは、一大事業です。
仕事には知恵も大事、才能も大事。しかし、もっと大事なことは、些細(ささい)と思われること、平凡と思われることも、おろそかにしない心がけである。むつかしいことはできても、平凡なことはできないというのは、本当の仕事をする姿ではない。

掃除と聞くと、誰でもできるものというイメージがあるかもしれません。

でも、掃除をしていく中で養える力があります。

例えば、「気づく力」「洞察力」

掃除をしていると、社内のことがよくわかります。

毎日、最適な状態を保とうと思うと、小さな変化にもすぐに気付けるようになります。

「あれ?こんなところに汚れが付いている。」

でも、この気づく力は何となく掃除をしているだけでは身につきません。注意深くみているからこそ、気付けるんです。

少しでも綺麗にしたい。
こう意識することで、小さな変化にも気づけます。

仕事も同じ。
少しでも良い仕事をしたい。
この意識をもっているからこそ、些細なことにも気づけます。

しかも、これで終わりではありません。

「何の汚れなのか」
「汚れた原因は何か」
「汚れないようにするにはどうすれば良いか」

原因を追及し、特定する力。
そして、考えアイデアを出す力。
改善する力にもつながります。

これは全て、仕事にも活かせること。

ぱっと見の見た目だけを取り繕っている人は、細かい部分には気付きません。

そして「気が利かない人」だったりします。

◆きっかけとなった出来事

実は会社での出来事がきっかけで、この掃除の話を書きました。

例えば社外の人を招いてセミナーを行うとします。

あなたは、準備をする際にどんなところに気を使いますか?

私が講師なら、自分の身嗜みはもちろんですが、

・会場の清潔さ
・整理整頓
・匂い
・明るさ
・温度 など

参加者が気持ちよく過ごせるように、視覚、嗅覚、体感など、あらゆる面で参加者に影響を与えるであろう点に気を使います。

今日、とある男性社員がセミナーを行なっていた会場を見てみると…

・説明会中、注視するモニターの周りがホコリだらけ。
・モニターやオーディオの線がグチャグチャ。
・画面に指紋がたくさん付いている。
・会場内に置いてある机の上に備品が乱雑に置いてある。
 しかもホコリも溜まっている。

こんな状態でした。

担当者は、セミナーの流れ、どうやって場を盛り上げるか…など、良いセミナーにしたい!と「内容」には真剣に向き合っているのですが、会場内のことには無頓着。

でも、どうでしょうか?

面白いセミナーだったけど、会場が汚かった。

あなたならどう思いますか?

私は、いくら面白いセミナーだったとしても、会場が汚ければ印象は良くないです。お客様を迎えるのに、掃除もしないような、そんな最低限のこともできないような会社に良い印象は持ちません…。

受け手によっては

「内容は良かった」→プラス評価
「会場が汚かった」→マイナス評価
総合評価→プラマイ0

「内容が響かなかった」→マイナス評価
「会場が汚かった」→マイナス評価
総合評価→マイナス評価

となる場合もあるでしょう。

大事なことは「自分たちが良いセミナーを行えるかどうか」ではなく「相手が良いと思ってくれるセミナーをできるかどうか」

「良い」


この基準を自分ではなく、相手に向ける
ここを見失っては良いものはできません。

その為にも相手が気持ちよく過ごせる空間を提供することも大切なんじゃないかな?と思っています。

自分基準の「相手のために」ではなく。
相手基準の「相手のために」じゃないと、相手には伝わらないものですよね。

大事なことは、些細(ささい)と思われること、平凡と思われることも、おろそかにしない心がけ」

この意識がとても大切だと感じた瞬間でした。

まとめ

掃除は…
気づきの力、洞察力を養える。
原因を追及し特定する力を養える。
アイデアをだし改善する力を養える。

良い仕事をしようという意識を持つからこそ、些細なことに気付ける。
良いの基準を自分ではなく、相手に向ける

最後に、もう一度、松下幸之助さんの言葉を振り返って終わりたいと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

またぜひ見にきてください。

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松下幸之助さんの言葉

掃除は普遍的な修行
掃除ひとつできないような人間だったら、何もできない。皆さんは、“そんなことはもう、三つ子の時分から知っている”と思うかもしれないが、ほんとうは掃除を完全にするということは、一大事業です。
仕事には知恵も大事、才能も大事。しかし、もっと大事なことは、些細(ささい)と思われること、平凡と思われることも、おろそかにしない心がけである。むつかしいことはできても、平凡なことはできないというのは、本当の仕事をする姿ではない。

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