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紫式部と清少納言

紫式部の「源氏物語」は、美男子、光源氏の恋物語。
源氏の恋愛と取り巻く人々の模様が描かれています。
源氏の愛した姫君に出会えます。
源氏はかなりの美男子で、結婚後も恋大きな生涯だったもよう。

源氏の妻、紫の上は、妻の座を年下女にとられそうになり、心労で病気になり、亡くなります。
1000年の時を得ても、恋愛は存在して同じ悩みを抱えているのだと実感。
ただ、恋愛は生活にゆとりある人しかできない気がしました。
紫式部自身は、あまりいい結婚ではなかったようだ。
それに、清少納言をかなりライバル視していたそうです。


清少納言の「枕草子」

宮廷生活が、清少納言の美しい感性によって描かれています。
千年前でも、しゃくにさわること、うっとりしたり、人の心は変わらない。
言い過ぎ、辛口なことも沢山書かれていました。
心に残るセリフは、「幻滅するのは、言葉遣いが卑しいの。」
言い方って大事だけで難しいものです。

二冊とも、1000年以上前の時を越えた、ロマンが堪能できます。

私自身は、なんとなく、明るい清少納言のほうが好きです❤️

二冊とも、角川文庫クラシックが読みやすくて、おすすめです♪

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