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衣類にまつわる家事について。乾燥機付き洗濯機を買わない理由。

こんにちはモギコです。
ワーママってやつを16年くらいやってます。
現在はフリーランスの住宅アドバイザーとして企業の戸建て新築プロジェクトに関わっています。
3人の子育てをしながら、どうにかこうにか家を運営してきたのですが
どうにかなったりならなかったり。
毎日暮らしていると、どうしたって誰かがやらなきゃ回らないことが出る。
それらをひっくるめて『家事』と呼ばれています。
家事が嫌いというわけではないですが、他にもやりたいことが多い。まあ嫌いか。
特に衣類にまつわる家事はどうも苦手で億劫。
それでも洗濯乾燥機を買わない自分を分析してみました。

洗濯という家事を細分化する

衣類にまつわる家事は「洗濯」と一括りにされてしまうことが多いのですが
これも細かくみていくと工程が多いのです。洗濯なんてほんの一部。

1.脱いだ服をまとめる
2.洗うものを洗濯機に入れる
3.洗濯物を干す
4.干した洗濯物を取り込む
5.取り込んだ洗濯物をたたむ
6.たたんだ洗濯物をしまう

ここまでやって初めて、次に着る綺麗な衣類が用意されるわけです。
家庭によっては、予備洗いをする、とか、アイロンをかける、という工程も含まれると思います。
書き出すと分かりますが、洗濯なんて2です2だけです。
それもスイッチ押すだけ。ポチ!のみです。あとは洗濯機任せ。
現代の暮らしだと、手洗いしてる人は多分ごくわずかなはず。
乾燥機付きを導入すれば、3も省ける。
でも、あえて乾燥機付きを入れてないのです。

何がイヤで何がイヤじゃないか

工程を分解してみて、この中で一番私を億劫にしているものが何か考えてみるとですね
どう考えても『5』が嫌いなんです。
もう20年位家事をしてますが、これが好きになれたことはない。
特に家族が増えてからというもの
ハイハイする息子の多大なる妨害工作により幾度となく心が折れました。
ようやくたたみ終えた衣類の山にダァーーーーとか言いながらよじ登る愛くるしい息子。
息子よ、君はかわいい。誰よりも愛している。でも、畳んだ衣類を崩されると涙が出る。。。。
そんな日々を繰り返し、家族が増え、衣類が増え、衣類を畳むのがますます億劫に。。。
ついでに、たたむところとしまうところが遠いと6も嫌いになります。
たとえば1階で洗濯物畳んで2階の各部屋に持っていくとか、想像するだけでめまいがします。
なおかつ、洗濯機と干す場所が離れているとこれまた3も4も嫌になります。
1階で洗濯して2階のベランダに干す、とか、庭に干す、とか、想像するだけでゲンナリします。

イヤなところだけをやらないようにする

考えてみると干すのはそんなに嫌いではない。
洗濯機から洗濯物を取り出し、小物や衣類を無心に干す10分程度。
過不足なく干し終え、かつ効率よく乾かせそうに干せた時の達成感はむしろ好き。
子育て中心生活の10年程度、何かを完結するということはほぼ皆無。
常にすべてが中途半端でとぎれとぎれの生活を余儀なくされます。
でも、洗濯物は干さないと乾かないので干す。
短時間で「完結する」という希少な機会であったのだと思われます。
この『完結する達成感』が苦にならない要因になり、むしろ「好き」とまで思えるようになりました。

干す作業があると、実はたたむ作業もかなり削減されるのです。
というのも、干した洗濯物は、乾いたらなんとそのままでもいいのです!
そこから着ればいいのだ。風呂上がりにかかっている洗濯物からとればいいのだ。(声が大きめです)
ハンガーにかかっているものは、クローゼットに即入れすればいいのだ。
うまいこと回れば、たたまなくてよくなる…。
要は、たたむ作業を最小限にすればいい。
現在のところ、たたんでいるのはタオルとシーツ。
と、あぶれてきた子どもたちの衣類。
下着やソックスなど毎日使うものは数を絞って、干してるか、着てるか、洗濯籠に入ってるか、のどれかになるようにしています。
1枚2枚の予備はありますが、数を減らせば畳む量も減ります。
そして、これらの作業は成長にしたがって、子どもたちに丸投げできるようになってきました。しめしめ。

乾燥機能付き洗濯機を入れた場合を想定

乾燥機を導入した場合のことを考えてみる。
この干す作業がない。そしていきなり「たたむ」に入る。萎える…。
次の洗濯をするには、洗濯機の中を確実に空っぽにしなければならない。
出した洗濯物はどうすれば…。萎える。
我が家は、洗濯回数が多いので基本的には空いていてほしい。
乾燥で2時間とかかかって、洗濯機を占領している時間が長くなるのはちょっと困る…。
そして気づいた。
乾いた洗濯物をしわにならないうちに取り出して、ハンガーにかけクローゼットにかける。
え!結局干す(ハンガーにかける)の!?
という想像になったので、我が家は乾燥機能付きの洗濯機の導入をやめたのでした。

まとめ

みなさんの暮らしはいかがでしょうか。
これは私の場合、と言う話ですが、
やっぱり暮らしを変えたいなら仕組みを変えるのが手っ取り早いと思っています。
がんばって洗濯物をたたんで片付ける!と尽力していたら
私は今ごろきっとイライラMAXでnoteの記事も書かずに
ぶつくさ言いながらつまんなく暮らしているように思います。

イヤなことはやらない仕組みを考えると、暮らしがちょっと楽になると思いませんか。
どうぞ、暮らしの細分化でピンポイントの解決お試しください。

読んでくださってありがとうございました。
いいね!やフォロー嬉しいです。
モギコでした。


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