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かんざしの語源"かざし"


日々、つまみ細工の髪飾りを製作しています。
花翁hanaokinaのマツナガです。



かんざしの語源、
以下コトバンクより引用です。

かざし【挿頭】

〘名〙 (動詞「かざす(挿頭)」の連用形の名詞化)
① 髪や冠に、花や枝、造花などをさすこと。また、そのもの。もと、植物の生命力を身につけようとする感染呪術より生じ、のちに装飾となった。→髻華(うず)。

…………………


"かざし"をつくりたい。

の想いから、飛天のはごろもを意識した湾曲を多様した髪飾りを製作しました。

薄絹を染めて、一枚一枚形を付けていきます

飛天のイメージ、飛天と言うよりも天女の方が馴染みがあるかもしれません。
風土記、天女の羽衣伝説です。

各国で類似型の伝説があり、創世神話として残っているようです。

最初の人類は最初の父母、
アダムとイブはどこからやってきたのか?
人類の疑問。
回答に、
天から降りてきた
としたのでしょう。



命は、
タマシイは
どこから貰いうけるのか?

植物は、何も無いところからなぜ実を結ぶのか?

むかしの人は考えたでしょう。

天から降りてきて、身体の中、殻の中、包まれて入りこんで今、成っている。

なら、ひと枝の中に包まれた生命力を、髪に挿しさらなる力を貰いうけよう。

そう考えたのかもしれません。



天からたなびく羽衣は
見えはしないけれど

風にたゆたい
臍の緒のように
天から
頭に頂いているのかも


そのように想います

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