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近くへ行くついでに麻布台ヒルズをなんとなく見るだけのつもりだったのですが、森美術館の『私たちのエコロジー展』の半券持参で1,000円引きになると聞いて俄然観る気になり、半券を握りしめて行ってきました。
(※割引は3/10までです)

麻布台ヒルズギャラリー開館記念
オラファー・エリアソン展
2023年11月24日(金)~2024年3月31日(日)
麻布台ヒルズギャラリーにて

半券の割引だと予約ができないので、インフォメーションで提示して購入しました。

写真撮影OK、動画も1分までならOKです。
最初の《蛍の生物園(マグマの流星)》は写真に失敗したので、短いですが動画を……(トップ画像は隣の部屋から撮った写真です)。

メキシコオパールの遊色を見ているようです。

次が《終わりなき研究》で、係の方が機械の説明をしてくれました。

丸い部分に紙を乗せて、その台の軸とペンの部分に弾みをつけると、その動きで図形が描ける…
各々の錘が振り子となる
向きや力加減で、描ける図形は無限に…

説明されるとわかるはわかるのですが、ここで耳寄り情報をゲット。
「体験付チケットの発売もありまして、ちょうど11時から体験される方がいらっしゃいますよ」
時計を見ると5分前!それまでちょっとその辺を見てきます!

回っています
影の描く模様も刻々と変わっていく
新作《呼吸のための空気》
奥まで行って振り返るとこんな感じ

時間になったので、いそいそと戻りますが、体験される方はまだの模様。もう一人の係の方はもっと深く関わっていらしたようで、熱っぽく語って下さいました。待ち時間も有意義でしたし、初めての方となんだか深い部分で語り合えた気がしたので、その話はまたいずれ。

体験される方がいらっしゃいました!外国人の家族連れが3組ぐらい、ちょうど一緒に観ることになりました。

紙をセットして、動かし方を説明
皆、興味津々
こうやって動かす、と説明をしているところ
下の振り子が実際に揺れます
紙を置く台を軽くするべく、下部に丸いくり抜きがあります
ジュエリーでもやります、こういうの
手を放すと…
ぐ~るぐ~る
これは練習でした
上を見ている人は、機械の天井の鏡越しに見ています

面白~い。本番はこちら。

同じような図形はコンピュータで簡単に描けるでしょうけれど、この過程や動かし方、音、全部楽しめるのですよね。いや~、面白かったです。

さて、先ほど奥まで行った先には暗い部屋がありました。水を用いた大型インスタレーション《瞬間の家》です。二重のカーテンに入る前に、水を使っていること、フラッシュが光ることの説明があります。

この日は雨予報で既にどんよりしていましたので、これを観ていると片頭痛が出るな、と早々に通り抜けました。

最後の部屋はほぼ出口で、オラファーさんと森美術館館長の対談映像が流れていました。なぜ森美術館の展覧会の半券で割引があったかというと、近くだし森ビルだしということもあるでしょうが、この開館記念展は森美術館の企画だからでしょうか。

麻布台ヒルズにそびえる森JPタワーのオフィスロビーには、彼の作品《相互に繋がりあう瞬間が協和する周期》があり、《呼吸のための空気》と同じモジュールが使われているそうです。

排気から亜鉛を分離するすることに成功した会社があり、その亜鉛が使われているのだとか。そのままにしていたら僕たちが吸い込んでしまったかもしれないもので作ったんだ、そんな風におっしゃっていたと思います。だから《呼吸のための空気》なのですね。

森JPタワーは少し離れていて、この後に行こうとしていた大倉集古館とは逆方向。出口の壁にご丁寧にも〈森JPタワーへの行き方〉が図解されていたので、せっかくだから見ていくか~と思いましたが、それは別記事で。

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