見出し画像

そろそろシニア産業カウンセラーの講座も先が見えてきたので、キャリアコンサルタントの更新講習もチェックしています。4月からの新年度の講座も出揃ってきましたのでね。

前回の更新で取れなかったのが、女性特有のキャリアについて。これが2講座ぐらいあるので取ろうと思っています。

あとは「発達障害」「若年層の支援」と「キャリア理論の実践」あたりを取る予定です。取り急ぎ、4月の「発達障害」と「女性・基礎」を他支部で申し込みました。5講座で規定の技能講習30時間になるはずで、知識講習8時間は受講済です。

発達障害は産業カウンセラーの精神医学の講座を自主的に受講したり、シニアの講座にも含まれたりでしたが、どちらかというと医学からの話だったので、キャリアの側面から学びたいと思います。

登録して活動しているカウンセリングの会社では、カウンセラーを探すタグがつけられるのですが、少し迷って「発達障害」もつけています。専門家ではありませんが、人事の現場で多く接してきたからです。

やはり、人事や上司として困っている方や、当事者として困っている方からの予約が入ってきます。当事者としての本やSNSで発信されている方は多いのですが、会社としてどうするかについては正解はありませんし、会社のポリシーにもよるでしょう。それで皆さん(過去の自分も含めて)困っているわけです。

🌸

キャリアコンサルタントは国家資格で、5年毎に更新しないと無効になります。名称独占資格ですから、キャリアコンサルタントと名乗らない限りは、キャリアアドバイザーやキャリアカウンセラー等の名称でキャリアに関する業務には携わることができます。

実際、更新講習でお金がかかるし面倒だからと、更新しないでキャリアの仕事を続けていこうかなという意見もよく目にします。

でも、キャリアコンサルタントはもう7万人もいて、政府は10万人に増やそうとしています。特に発注者が企業であれば、国家資格の有無を見られることもあると思います。私も相談者の立場だったら「この人、キャリアXXと名乗っているけれど国家資格は持っていないんだ」と思ってしまいそうです。

個人的な意見ですが、キャリア関連業務に就いていた方はともかく、養成講座が入口だった方は資格を取った後に実務の講習は必要だと思っています。

試験対策の面談は試験の15分で練習したでしょう?それで50分のカウンセリング・コンサルティングができますか?実際は論述問題の通りにもいきませんしね。

筆記試験対策で色々な理論も詰め込んだと思います。それ、カウンセリングでどう使いますか?

実地でそういう不足を感じながら自己研鑽して、更新講習で補っていく。また、更新講習で「今」の知識をアップデートする。そのための講習だと思うのです。

「初回の更新の時は、必ずこれを受講すること!」という科目があっても良いかもしれませんね。倫理のおさらいとか、キャリコン資格を活かしていく方法とか。

スキ、コメント、シェアも大歓迎! いただいたサポートは、カウンセリングルームを開く際の資金にします!