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それは日本。20%が事務的な仕事だそうで、他の国は1~12%ですって。機械ができる仕事をまだ人力でやっているから、生産性が低い国なのですね。

シンガポールは逆で、AIによって増える仕事が多いのだとか。でも、AIで増える人力の仕事って何でしょう?

ラジオのニュースで知って探すと、共同通信のこのニュースでした。

出所はAMRO(ASEAN+3 MACROECONOMIC RESEARCH OFFICE)という調査監視組織で、ガンダムではない模様。字面がアムロなので、発信ではなく発進しそうですね、どうでもいいですけど。

元はどんなデータだったのだろうと思いまして。

これでしょうか。

出典:https://amro-asia.org/wp-content/uploads/2024/04/AREO-2024-C2-Special-Feature.pdf

赤い方が自動化の可能性、青緑が増加する可能性で、これらを重ね合わせたのが共同通信の図のようです。

この資料には他の指標もあり、所得別では「高所得、Medium-skilled」が一番自動化の可能性が高かったです。さほどスキルの要らない仕事にコストをかけすぎ、とも読めます。それを自動化できれば、他の事に人力を使えますね。

高所得でもHigh-skilledであれば右側の増加がぐぐっと増えますし、それほど所得が高くなくても(表の一番下、でもLower-middleなので低所得でもない)High-skilledであればぐぐぐっと増加……スキルが無いと厳しいぞ、とも言えますなぁ。フツーではダメなのですね。

本文には、低所得層は身体を使う仕事が多いため、AIの影響は受けにくいとありました。

所得別の男女別を見ると、高所得の女性が突出しているのが不思議です。全体的に自動化されて、新たに創出される、まさに置き換わっていくのですね。

共同通信のニュースでも『AMROは「精度の高い見積もりというわけではない」としつつも』とあったのが英文の方にもありまして、元のデータはILOの研究でした。

全てを鵜呑みにできないとしても、日本のDXが遅れているのは周知の事実でその裏付けにもなっています。スキルを上げていくのはどの時代だって重要だったわけで、今更リスキリングもないでしょ、とは思いますけれど、今やっておかないと後悔するかもしれませんね。

日本のDXが遅れているのは、「AIがあれば議員要らなくない?」に気づいたヒトが抵抗しているから?AIなら「記憶にございません」とは言わないし、他人(秘書など)に罪を着せることもないし、行動を起こす前に法律と照らし合わせるのも得意でしょうし。

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