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【ベクター生成AI】イラレのfireflyがすごい。プロンプトから素材の生成と再配色ができる。

こんにちは、ハナコストックです。

Adobeの画像生成AI「firefly」使っていますか?
こちらもMidojornyやDalle3のように、オリジナル画像の生成や編集ができるAIです。

このfireflyの機能が、Illustratorver28.0(2004)にも実装されました。
まだBata版みたいですけど。

どんなものなのか興味はありつつ、アップデートを面倒くさがってましたが、テキストによる指示でベクター素材が作れてしまうというものなので、試しに使ってみたいと思います。

では、早速いってみましょう!



ベクター素材の生成

図形選択ツールから作成

新規アートボード(なんでも良い)に、四角形ツールで適当な四角を作成。
この大きさで素材が生成されます。

選択ツールをクリックすると、生成コンテキストバーが出てきます。


プロンプトを入力

「生成(Beta)」をクリックすると、テキスト入力欄が出てくるので、生成したい素材のプロンプト(指示文)を入力。

今回は「水彩風の土星」と入力して「生成(Beta)」をクリックします。

すると、こんな感じのベクター素材が生成されました。

「フラットな車」と入力すると。

こんな感じです。



プロパティメニューから生成

画像の生成はウィンドウメニューの「プロパティ」パレットからもできます。

バリエーション

プロパティからは、プロンプトを指定することもできますし、生成した素材のバリエーションが3つできるので、それを選択することもできます。


種類

被写体、シーン、アイコン、パターンなどの種類を選べます。

こちら「レンガの壁」という同じプロンプトでも、種類を変えると違った素材が生成されます。


スタイルと設定

ベクターグラフィックの詳細
スタイルと設定の「ベクターグラフィックの詳細」を調整すると、こちらも同じプロンプトでも、イラストの細部の書き込み具合が変わってきます。


スタイルピッカー
素材のテイストを揃えることができます。

下の画像は、右が生成した素材で、左は私が描いた葉っぱの画像を配置したものです。

オブジェクトを選択して、スタイルピッカーをクリックすると出てくるスポイトを、合わせたい画像にクリックします。


全く同じではないですが、似たようなタッチに揃えてくれます。

これ、すごいですよね〜。


生成再配色

色を変換したいオブジェクトを選択した状態で、プロパティメニューを開くと「オブジェクト再配色」が出てくるので、それを選択。

こちらの画面が出てくるので「生成再配色」を選択すると、プロンプトの入力欄が出てきます。


「ピンク、オレンジ、緑のアースカラー」と入力すると、
4つのカラーバリエーションが作成されました。


まとめ

ベクター素材がこんなに簡単にできちゃうなんてすごい!!!

まだBata版ということなのか、機能はシンプルで微調整の指示はできないようで、長いプロンプトもあまり理解されていない感じです。

また欲を言えば、パスの構造が面だけではなく線も生成してくれると、ありがたいなぁ〜と思いました。

しかし、ベクター素材の生成は非常にありがたい!
現在はベータ版ですが商用利用も可能になっています。

必要に応じてこちらも使いこんでいきたいと思います。
今後の進化に期待大ですね!



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