ことのはのチカラ

　ポエムちっくです。読むに耐え難かったらすみません。

　◇◇◇

　言葉が私に勇気をくれます。
　私は言葉が大好きでした。

　言葉が私を支えてくれます。
　私は言葉が大好きでした。

　だけれどね。

　私を苦しめるのはいつだって言葉でした。

「はじめましての態度ではありませんよね？」

　はじめましての態度って、どういうの？　どういうの？

　私を傷つけるのはいつだって言葉でした。

「フォローいただきましたけれど、もういっぱいいっぱいなのでフォロー返し出来ません。ごめんなさい」

　みんなが見えるコメントでそんなこと言わないで。恥ずかしいじゃない。それも、フォローしてくるみんなそれぞれに言っているのならともなく、私にだけ。どうして？　どうして？

　言葉に傷つき、言葉に苦しめられてきた私。
　言葉の世界から離れれば良いのに、目を背けることが出来ない。見つめ続けてしまう。

　――その世界の住人に私もなりたい。

　なぜこれほどまでに言の葉の世界に惹かれてしまうのか。魅せられてしまうのか。それは。

　わかっているからではないでしょうか？

　私を癒し、守ってくれるのが言の葉の世界だってことを。

　見えているからではないでしょうか？

　真っ暗闇の大海原に投げ出されたような感覚の中、必死に岸に戻ろう、戻ろうともがく人々の姿が。あめんぼうのように狭い範囲をくるくるくるくる回っているだけの彼らに「こっちだよ」とそこから抜け出す糸口に導こうとする自分の姿が。

　八咫烏のようにはいかないかもしれないけれど、猿田彦のようにはいかないかもしれないけれど、生き辛さに苦しむ人が、本当の意味でそこから前に向かって進み始める糸口になれたら。いえ、なりたい。

　だから私は言の葉の世界の住人になることを目指して精進し続ける。

　ことのはのチカラを、今、ここに。

　◇◇◇

　それではまた。
　今日という日が、皆さまにとって心穏やかな一日でありますように。