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「編集者」になるのに10年かかった話

「風、あったかくなってきたなー!」

この風、めっちゃいいな。
サブスクにして売ってくれたら月額980円くらい払うんだけどな。

なんて春の風を楽しみながら駅まで歩き、改札を抜け、すぐに来た電車に乗って、つり革をつかんで。
ふと目の前に座ってる人のスマホを見たら、その人。

私が書いたnoteを読んでいた。


「ぴょ!?」って思った。
変な声出そうになった。

読んでいたのはロングヘアの若い女性だった。
背中を丸めて、スマホをのぞき込んで、
左手の親指でスクロールして私のnoteを読んでいた。

緊張した。

彼女が読んでいたのは。

私が、本気で、死ぬ気で、ない知恵ふりしぼって、
愛をふんだんにまぶして書いた、わが子のような記事だったから。

「100万円貯めて、汚部屋から脱出してみた」ってタイトルの。
こないだ私が書いた、noteの記事。

めっちゃ悩みまくって、何度も文章消しては書き、書いては消してと推敲して世に出した、大切な文章だった。

noteのさ、ほら、パソコンで見ると右上に公開ボタンってあるじゃない。
スマホだと違う場所にあるのかな。
このボタン押すとき、「ほら、行っといで。みんなと仲良くしなね」って。
上京する息子を見送る田舎のお母さんみたいな気持ちで、公開した。

そんなnoteが。
私の大事なわが子が。

目の前で人さまに読まれてる。

え、どうしよ。

ぎゅっとつり革を握りしめた。

大丈夫かな。
最後まで読んでくれるかな。
楽しんでくれるかな。
読みにくい所ないかな。
見出し少ないほうがよかったかな。
写真ちょっと入れすぎたかな。

あれっ、ちょっと待って。
この人が途中で読むのをやめてしまったら、
そのnoteを世にひねりだした母親として、
私、もう立ち直れんかもしれない。

でもそんな私の心配をよそに、目の前のその彼女は
親指で画面をスクロールしていく。

で、記事の途中、スクロールするその指をとめて、

「ふふっ」って。

笑ったんだよ。

ふふって言った。
ふふって笑った!!

口に手を当てて。
マスクしてるから、表情は見えんかったけど。
確かに、笑った。

うれしかった。



私ね、こないだまで家電のニュースを書く、編集者だった。

パソコンとかモニターとかSSDとか一眼レフとか電子レンジとか冷蔵庫とかのニュースを編集する、編集者だった。

何十万本という数のニュースを書いてきたから、今このnoteを読んでいる人の半分以上の人は、きっと私が掲載したニュースに鉢合わせたことがあるんじゃないかと思う。

毎日まいにち。

「新製品が発売されますよー!」っていうリリースをメーカーから受け取る。
で、ライターさんに「記事を書いて」ってお願いする。
ほんであがってきた原稿を校正して編集。
で、自社の媒体にアップしてた。

これが私の仕事だった。
なんも考えず、毎日ひーひー言いながら、ただ目の前の仕事をこなしてた。


でもね、ある日。
別の会社の編集者に、仕事で会う機会があった。

Webメディアを新規に立ち上げようとしている、20代半ばくらいの若い男性だった。

滝廉太郎にめっちゃ似てた。

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というか、いらすとやで「滝廉太郎」って検索したら「滝廉太郎のイラスト」と書かれたこれが出てきた。
いらすとや、何でもあるな。好き。

でね?

仕事のミーティングに入る前。
ちょっとアイスブレイクみたいな感じで雑談してる時、滝廉太郎にこう聞かれた。

滝さんはまっすぐ、私の目を見てこう言った。


「あなたにとって、編集とは何ですか?」


ん?

え、っていうかそんなこと聞く?
初対面の?
いかにも新人って感じの若い小娘に?
まだ会って15分かそこらで?
そんなこと聞く?

すごいド直球な質問。

「税理士とは何か」
「人事とは何か」
「経営者とは何か」
「デザイナーとは何か」

今このnoteを読んでくれている人は、
現役で働いている人もたくさんいると思うけど、
自分の職業の定義を、こんなド直球で聞かれたら、なんて答えます?

私はね、この滝さんからの質問に答えられなかった。

私の頭には「記事のPV(=閲覧数)」のことしかなかった。

会社から求められるのは、とにかく「たくさんPVを稼ぐこと」。
だから、私の頭の中にはそれしかなかった。
これが、私の頭の中にある「編集」という仕事の全てだった。


で、この滝さんからの問いに答えられないまま。

10年が経った。

長くね?


って思ったでしょ。

うん、私もそう思う。長い。

でもしょうがない。
答え出ないんだもん。

だからずっとね、考えてる。
滝さんが言ったあの言葉を。
編集とは何かっていうあの言葉を。

編集って、何だろう?

書いてある文章を、日本語として完璧に直すこと?
PVがとれるように、納品された原稿を修正すること?
他媒体に転載されて、自社媒体の認知度を上げること?

ぐるぐるとそんなことを頭で考えて、はや10年が経った。


木枯らしが吹き始め、風が冷たくなってきた、2021年の秋のこと。

副業でちょっと大きめの案件をもらった。
その案件を遂行するためには、いつもお世話になっているライターさんだけじゃ人数が足りなかった。

だから、新しいライターさんを探そうと思った。

でも、新しいライターさんを教育している時間がない。
だから、最初から「文章が書けるライター」を探す必要があった。
じゃあ、どうやって「文章を書けるライターかどうか」を見極めるのか?

そこで私は、「ライティング能力のテストを作って、合格した人だけ採用すればいいのでは?」って思った。

だからつくってみた。



「わざと」間違った日本語をたくさん盛り込んだ、テスト用の記事を。

ちょっとそのテスト用の記事、ここにアップしてみる。

ライターさんもそうでない人も、間違った日本語に気づくかゲーム感覚で楽しんでみてくださいな。

※フェイクだから名前も写真も全部実在しない人です。
※めんどうな人は、正しい日本語に直したバージョンの画像までスクロールしてくださいね!


ちなみに、間違いは21カ所もあります。


それでは、どうぞ。




ここからフェイク記事だよ!

【インタビュー】日本一のコンテンツマーケティング会社で大活躍のディレクターを直撃


田中啓介
1976年鳥取県生まれ。明治大学卒業。
2006年株式会社GAPIに入社。
趣味は一眼レフで娘を撮影すること。
キャノンの中級機を愛用している。

――御社で運営されているサービスについて教えてください。

田中さん:企業さまのコンテンツマーケティングを支援するサービスを運営しており、企業さまが記事作成を
弊社に委託し、そして弊社が抱えるライターさんや専門家の方に記事を作成してもらうという仕組です。

弊社で抱えているライターさんは1万人を超えています。そのため、弊社独自の人口知能を使ってクライアントから依頼のあったトピックに最も適したライターさんへ自動で依頼が行く仕組づくりをしています。ちなみに、僕自身が執筆を担当することもありますね。

――ご自身でも執筆されるとは驚きました。田中さんの得意ジャンルを教えてください。

田中さん:僕の得意なジャンルは建築、美容、医療、金融などの分野で執筆を行い、コンテンツSEOを担当しています。

困っていることは、時々「建築」ではなく「建設」に関する依頼が僕宛てに来ること。ちょっと紛わしいかもしれませんが、この二つは全くの別物なので、毎回別の専門ライターに依頼しています(笑)。

――普段ライターさんとのやりとりをスムーズにするために注意していることはありますか?

田中さん:気さくに話しかけてもらえるよう、普段から気を付けていますね。そうすれば、ライターさんも自身の要望を言いやすい状況をつくることができると言えると思います。

たとえば、業務以外の雑談も意識的にするようにしています。僕がドリンクを飲みながら執筆をしているライターに声をかけることもありますね。

最近では、ライターさんとのコミュニケーションが本当にうまくなってきたなと実感しています。
雑談がすごく盛り上がって相手が爆笑してくれたりするととてもうれしいですね。

――田中さんは社内チームのマネジメントも担当しているとのことですが、チームのメンバーに一番求めることは何ですか?


田中さん:いろいろありますが、一番最初に思い浮かぶのは「高速でPDCAを回して欲しい」ということ。クライアントに納品した記事のPVが思わしくなかったら、集客のための次の打ち手を「すぐに」考えてほしいんです。また、その際当然ながら「真っ当な」集客をしたいです。姑息な手段を使ってしまっては、いずれ自分自身の足元をすくわれることになりますからね。

――最後に、田中さんご自身のプライベートとご趣味について教えてください。

田中さん:最近の趣味はウォーキングですね。近所の町医者に「運動してください」と言われたことがきっかけです。万歩計を使って数字を記録しているのですが、一日平均10キロは歩きます。

やはり、体は大切な資本です。10キロも歩くのは敷居が高いと感じるかもしれないので、ウォーキングに興味がある方はまずは1キロくらいから体を慣らすのもよいかもしれません。ウォーキングにはかなりハマってしまい、今年は元旦の朝も一人で走っていました(笑)。余分なぜい肉が落ちていくのは快感です。

――それだけ体調管理をされているということは、食事の内容も見直されたのでしょうか?

田中さん:はい。実は僕、かなりの偏食家でした。食わず嫌いで食べられなかった物は約100個ほどありますね。海外旅行の時などはその国の食べ物が合わず、ことと次第によっては帰国するまで絶食ということもありました。

ウォーキングをきっかけに食べる事の重要性を再認識し、口にできるものを少しずつ増やしました。特に時間がかかったのはイカですね(笑)。あの食感に抵抗があり、食べられるようになるのに3年かかりました。今では大好物の一つで、イカを丸々1匹たいらげるなんてこともあります。

――ありがとうございました!

(フェイク記事ここまで)




……どう?


間違った日本語をふんだんに使った、フェイク記事。
これつくるのに2時間くらいかかった。

で、ここから答え合わせ。






……どう?(2回目)




でもね、つくった本人が言うのもなんだけど。
私、思うんだ。

これ、本質じゃない、って。

確かに間違った日本語はなくなった。
おかしな表現も消えた。
読みやすくなった。
「悪文」では、なくなった。

でもさ、「いい文章」ではないと思うんよ。

たとえるなら、宝石とドレスで「外側は」着飾ったけど、
「内側は」内臓も骨もボロボロな人、みたいな。

表面だけ着飾っても、いい文章じゃない。
表面だけ着飾っても、いい記事じゃない。
じゃあ、どう「編集」すればよくなるのか?


また、滝さんが発した、あの問いに戻ってきた。

「編集とは何か?」

自分がつくったこのフェイク記事を見ながら、すごーく悩んだ。

休日の、のどかな午後だった。

日が傾いて部屋の中が真っ暗になった。

夜、電気もつけない部屋の中で、
炭酸水で割ったウィスキー飲みながら考えまくった。
晩御飯食べてなかったからお腹空いた。

冷蔵庫あけたけどなんもなかった。
卵1個と、豆乳と、たくあんのパックと、しけたピスタチオだけ。
しょうがないからピスタチオつまんだ。
おいしくない。
ウィスキーの飲み方は途中からロックにした。

しこたまお酒飲んで、時計の針が2時を指したころ、思った。

「大切なのは、"伝える"ことではなくて、"伝わる"こと、じゃない?」

って。

だってさ、何のために記事を書くのか?って言ったらさ。
伝えたいことがあるからだと思うんだ。

じゃあ、読んでくれる人に「伝わらなきゃ」意味がないんじゃないか?って思った。

あれ、もしかして、私、わかったかも。
10年の時を経て、わかったかもしれない。

編集って、「伝わるための、あらゆる努力をする」仕事だって。

真っ暗な夜2時の部屋で。
しけたピスタチオでウィスキーを一杯やりながら。
私はやっと、10年前、滝さんが発したあの問いの答えを出した。

出した、と思う。
うん、出したよ。出した。
長かった。
滝さん、長かったよ。


この、私が出した答えをもっとシンプルな言い方にするとさ。

「編集って、コンテンツをデザインする仕事」だと思うんだ。

どうしたら読みやすいかな?
伝える順番はどうしたらいいかな?
画像とか、見出しはどのタイミングで入れたらいいかな?
そんなことを考えながら、コンテンツをデザインしていく。

で、どんなことでもそうだけど、デザインするためには「やさしさ」が必要だと思う。

今あなたが使っているスマホもそう。
ここをこうしたら、持ちやすいかな?って。
これくらいの画面なら、文字も見やすいよね、とか。
あなたのことを思いやったやさしさが、デザインとしてあらわれてる。

今あなたが使っているデスクもそう。
ここに引き出し付けたら使いやすいかな?
ここは丸みがあった方が、肌にあたったとき痛くないよね、とか。
あなたのことを思いやったやさしさが、デザインとしてあらわれてる。

編集という仕事も同じ。
コンテンツをデザインする仕事だから。
そのコンテンツを見てくれる人に対する、やさしさが要るんだと思う。

そうすることで、「伝る」だけで終わるのではなく。
「伝る」コンテンツにして、世に出すことができるんだと思う。

こうして、10年経ってやっと、

「編集とは何か」

私はその答えを出した。

出したから会社辞めた。



「辞ーめよっ!」って決めて、次の日に会社に伝えてサパッとやめた。

「もうええわ!どうも、ありがとうございましたー!」みたいな、まるで漫才のようなノリで。

この漫才の締めのセリフいいよね。大好き。
死ぬ時もこのセリフ言お。

会社には、たくさんのレギュレーションがある。
もちろん、会社としてやっていくために大切なものだとわかってる。
でも、そんなたくさんのレギュレーションがある会社の中で、私が私として私らしく編集の仕事をするのは難しいと思った。

だから、辞めた。

会社辞めて、独立して、フリーランスの編集者になって。
幸いなことにたくさんのお仕事をいただいて。
で、やっと仕事も落ち着いてきたから、筆をとった。
noteのアカウントつくって、この文章を書いた。

私ずっとね、ニュースばっか書いてたから。
こんなエッセイみたいな文章書くの初めてでさ。
ちょっと緊張してる。

書き方だってようわからんよ。
私が10年間書いてきたニュースみたいに、
「はい、結論ンン!はい、詳細イイ!はい、関連リンクウウ!!」
じゃないもん。

でも、「わからない」なりに。
私は「編集者として」、noteで文章を書いた。
心を込めて。
これを読んでいるまさに「あなた」に向けて。

あなたが今、どこでどういう状態で、このnoteを読んでくれてるかはわからない。

それでも、画面の向こうにいる、まさに「あなた」に向けて書いた。

朝、出勤の電車の中でつり革を持ちながら読んでるあなたに。
お昼、会社の近くの定食屋でご飯食べてるときに読んでるあなたに。
夜、布団のなかでうとうとしながらスマホでこのnoteを読んでるあなたに。

少し、ちょっと、ほんのちょっとでいいから。
これを読んでくれているあなたに。
わたしの伝えたいことの一部でも、ほんの一部でも。

届いていたら、うれしいな。


最後に。

滝さん、元気にしてるかな?
このnote、もしも読んでいてくれたとしたらうれしいな。

今ならわたし、滝さんのあの時の問いに答えられるよ。
すごく長い時間がかかったけどさ、やっと答えられるよ。

10年経って。
やっとわたし、「編集者」になれたよ。

編集者になって、初めて、記事を書いたよ。
「汚部屋から脱出してみた」なんて、ちょっとふざけたタイトルだけどさ。
私が生んだ大切なわが子だよ。

編集者になって、初めて書いたその記事で。
笑ってくれた人がいたよ。
ふふって。
その人、声出して笑ってくれたよ。

うれしかったよ。

毎日、元気に楽しくはたらいとるよ。
あしたの仕事が楽しみで、夜眠れないときもあるよ。

……自分の仕事、誇りに思ってるよ。

滝さんも、どこかで元気に
編集者、やっててくれるといいな。





あとがき


あのさ、「NAVITIME」っていうアプリあるじゃない?

うん、そう。今頭に浮かんだそのアプリ。
電車の乗り換えとか検索できるやつ。
あのアプリの、すごーく大きな大きな看板があったんだよね。

初めて滝さんと会ったのは、壁が全部ガラス張りの応接室だった。
ビルの5階か6階だったから、すごくいい景色が見えた。
その景色の中に、NAVITIMEの看板があったんだよね。

看板は緑のデザインでさ。
あのNAVITIMEのおじちゃんが看板の右端に映ってて。
「ニコッ」といい笑顔でこちらを見ていた。
滝さんとしゃべっている間、ずっと看板のおじちゃんが視界の隅にいた。

あのNAVITIMEの看板を強烈に覚えていて。

もう10年も経つのに、自分のiPhoneでNAVITIME使うといっつも滝さんのこと思い出しちゃう。

……という、どうでもいい余談でした。

ここまで読んでくれてありがと!

またねー!







【関連note】いつか本を出したいあなたへ


「いつか本を出すのが夢」「一生に一度、本を出してみたい」

と思ってnoteの更新を頑張っている。
でも、なかなかイイネがつかない。なかなかフォロワーが増えない。
出版なんて、夢のまた夢……。

そんなことないです。


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また、今回書籍化されたnoteは初めて書いたnoteだったので、投稿件数はたったの1件。

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