これが現実「男子校とバレンタイン」

最近、よくYouTubeで視ているのが「街録ch~あなたの人生、教えて下さい~」

なんてことはない、毎回ひとりの人物に焦点をあててインタビューをしているだけのchなのだが、その人選がいい。だいたいかつて一世を風靡した芸能人だったり、特殊な業界にいる人、ワイドショーを騒がせた一般人等々、少々『ワケアリ』な方々が取り上げられていて興味深い。

この前、出演していたのはTHE虎舞竜‥の、高橋ジョージ。日本歌謡界を席巻し、プライベートではワイドショーも騒がせていた、それこそ格好最適な人物である(笑)

彼らの代表曲、というかこの曲しか知らない人も多いであろう「ロード」。【なんでもないようなことが幸せだったと思う】は、同曲サビの有名な一節であるが、毎年きまってこの季節になるとこれが身に染みてしまうのだ。

女子と机を並べ、女子と一緒に給食を囲み、運動会では女子の手をとりフォークダンス、席替えやクラス替えのドキドキ、バレンタインデーが近づいてきていっせいに男女がソワソワしだす‥‥嗚呼、なんでもないようなことが幸せだったと思う小学校時代、by一度きりの青春時代を男子校なんかで過ごしてしまった男(笑)

まぁバレンタイン云々は以前にも語った憶えがあるから割愛するけれど、チョコレートをもらう・もらえない以前に、女子そのものが環境にいないというのは、やはり寂しい。もらえなかったらもらえなかったらで、それはそれでまた笑いのネタにもなるのに、男子校では、ネタにすらない‥。いや、稀にTwitterなどで【バレンタイン男子校あるある】を見かけるが、笑うに笑えない哀しい話のオンパレード。むしろ痛々しくもあり‥。少なくとも自分は、そっち側の人間にはなりたくなかった。

高校時代を例にとってみると、一年時は、環境はなくともまだかすかに期待している自分がいた(通学途中に、や昔のツテ)。その淡い夢は当然のごとく打ち砕かれ、二年時には、だんだん怒りを覚えてくる。なんで男子校なぞに行ってしまったのだろう‥‥と。私も他校生と同じように『ソワソワ』したかったのにと。卒業が目前に迫る三年時は、怒りを通り越して泣けてきた。けっきょく、バレンタイン高校通算「0」個という現実を突きつけられて、ただただ哀しかった。


虎舞竜から、話題が大きく逸れてしまった(笑)。でもバレンタインデー間際になってくると、高橋ジョージ発、あの切ないメロディが私の脳内で奏でられるのは事実だ。

学生時代、眼鏡をかけたいささか地味だった女の子がコンタクトに変えて超キレイ系になっていた!!とか、そんな共学に通っていた人から見ればなんでもないようシチュエーションに今も憧れる、by一度きりの青春時代を男子校なんかで過ごしてしまった男、からでしたw

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?