「選べる」って贅沢だし悩ましいこともあるけれど、やっぱり楽しい
選択肢がたくさんあると嬉しい。
「選べる」って贅沢だな、と思う。
いつものダブルチキンバーガーにしようか、それともフィレオフィッシュもいいな。あ〜、チキンタツタも捨てがたい!
そんな風に悩んでる時間さえ楽しい。
ところが、選択肢が増えすぎると、嬉しいどころか選べなくなるらしい。
そう言えば、わたしはビュッフェスタイルの食事がちょっと苦手なんです。
初めこそ(迷っちゃ〜う)なんてワクワクしていたのに、次第に(あの〜、本日のオススメとか、ありませんか?)と疲れ始め、デザートコーナーの前では選ぶことを諦めて、“いつもの”ケーキを探している始末。
これって何かに似ているなぁと思っていたら「選択肢が多ければ多いほど、顧客の購買意欲は低下する」という話を思い出した。
『ジャムの法則』という研究結果らしい。
そんなことを思い出したのは、今朝、娘が「なに着ればいいか、わかんないぃー」とぐずったから……。
なんでも買ってくれるばぁばのおかげで、娘のクローゼットは潤っている。
衣替えの手間を惜しんで全部1ヶ所にまとめてあるから尚更、潤沢に見える。
シンプル(できればミニマム)に暮らしたいわたしからしたら、もっともっと厳選したいところだけれど、着るのは娘なのでグッと我慢。
それに、「どれにしようかな〜」なんて楽しそうに選ぶ姿を見ると、選ぶ楽しみを一方的に奪いたくないと思う。
来春から娘は小学生になる。
そろそろ「ラン活」を始めようかと思っているけれど、選び切れるかな?
「何色にしよっかな〜」から始まって「こっちの模様もステキじゃない!?」、「〇〇ちゃんは、もう注文したって言ってたよ!」と忙しそうだな 笑。
「女の子は3歳からオンナだからね」と教えてくれたのは誰だったかな〜。
***
娘の未来には、たくさんの選択肢があってほしいと願っている。
友達も学校も仕事もパートナーも食事も住む場所も。
選択肢の数だけ悩んでもいいし、即決してたくさん経験してもいい。
「選べる」って贅沢だけど、やっぱり楽しいですよね!
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