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バトスピにおける【龍騎】

全国のカードバトラーの皆さま、こんばんにちわ!
バトスピで仮面ライダードライブがちょっと弱くて悲しいかがみです。

今回は友人と2年間考え続けてきた【龍騎】デッキを紹介します。と言っても、自分の考えや今までどんな形のデッキがあったかを羅列すると言った方がいいかもしれません。

考えを整理するための殴り書きですので、国語的におかしな場面があってもご容赦を。
ではどうぞ!

【龍騎における基礎知識】

バトスピにおける龍騎は系統[仮面・戦騎]でまとめられ、全員の軽減シンボル、シンボルを赤として扱う、通称【龍騎システム】を持つテーマです。

「ブランク体」、「仮面ライダー龍騎」の2種のシーカー、「ナイト」などの優秀なドロソ、「インペラー」や「ファム」によるコアブースト、「ガイ」や「ゾルダ」による耐性、「龍騎サバイブ」によるフィニッシ力、全てを兼ね備えたテーマです。仮面ライダー版の[光導]と言った方が分かりやすいかも知れません。

まずこれから解説していくにあたり、何度も出てくるであろうカードを紹介していきます。

【龍騎サバイブ】

通称【リュサ・サバ】

ドローできない方のシンジ。このデッキにおける絶対的フィニッシャー。仮面全体にバトル終了時貫通能力をばら撒き、自身もシンボル追加効果を持つため、1枚で最大4点とれる性能を持つカード。
後述するファイナルベントと合わせると半端なく強い。
地味にアルティメット触れるのエライ。

【仮面ライダーゾルダ】

通称【ゾ・ゾっさん】

5コスト4系減、最大1コストで出る癖に仮面戦騎にスピリット・ネクサス耐性をばらまく壊れ。おまけのように付いてるバースト破棄もなかなか器用。もはやコイツがキーカードまである。主人公は北岡弁護士だった…?あまりネクサスなどの足場を持たない龍騎にとって、貴重な足場となります。

【ファイナルベント】

【通称FV】
殺意のかたまり

15000以下のスピリット・アルティメットを破壊し、[仮面・戦騎]に赤シンボルを1つ追加するマジック。アタック中なら4コスト3軽減、1コストで発動でき「アタックステップを終了できない」を与えるという破格の効果を持つ。サバと併用しての一撃必殺、下級のアタック時に使い早期リーサルを狙える。龍騎との対面時には意識しておきたい1枚。

【仮面ライダー龍騎】

【効果盛りすぎ、あと龍騎のこのポーズかっこいい】

龍騎デッキのシーカー枠1つ目。[仮面・戦騎]のほかにベントマジックも加えられる。そのほか龍騎デッキには[ダークウィング][ドラグレッダー]といったオープン回収ブレイヴもあるため、期待値の高い1枚。LV2効果も超優秀で、この1枚で白デッキに強く出れる他、氷刃ケアもこなす。前述したFVとあわせ、現環境でよく使われる[絶甲氷盾][氷刃血解]をケアしてリーサルをとれるのが龍騎デッキの強み。

【仮面ライダーインペラー】

【インぺ】
用語紹介:よわいんぺ(1コアブ)つよいんぺ(2コアブ)げろいんぺ(2連続つよいんぺ)

単純な2コアブースト要因。こいつでサバの着地ターンを早めることができる。2コア使って2コア増やすその様は、セフィロシープ、ダンデラビットを彷彿とさせる。

【仮面ライダーファム】

【ふぁっさん】

スピリット・マジック耐性を持ちつつコアブできる1枚。前までの環境は創界神に焼かれることが多く使い物にならなかったが、契約環境において契約煌臨スピリットの効果を受けない優秀な足場となった。ドラグレッダーを合体させ赤のスピリットとすることで、赤の世界の転生条件を満たす。【ファムレッダー】でリーサルを狙うこともある。FVも合わせると、「アタックステップ終了できない・スピリット・マジックの効果を受けない・3点」となる。どう?つよそうでしょ?

【仮面ライダーナイト】

3コストながら2ドローできるライダー。Lv3効果はあまり使わない。サーチでき、2コア使って2ドローできるカードは他に「アドベントドロー」がある。アドベントドローは召喚時バーストをふまず、効果でトラッシュを肥やせる点がナイトとの差別点。

【仮面ライダーナイトサバイブ】

【ないさば】

龍騎デッキより、ほかのデッキで見ることが多くなってきたカード。効果は強力なのだが、煌臨するためにゾルダなどの5コスト以上のカードを使う価値はないと感じている。龍騎システムを持っていないのも微妙。虹色の銃にのった方が強い。

【ガードベント】

【ガドベ】

サーチできる白晶防壁。さらにバトル時限定ではあるが完全耐性がつくのもGOOD。50thゾルダとあわせて2種類の防御札を持つのも龍騎の強み。

【変身!!仮面ライダー龍騎】


【人を守るために戦うほうのシンジくん】

神技がほんとに器用。シーカーや創界神システムによってトラッシュ肥しが簡単になったことで、トラッシュ回収のバリューが上がった。「拾ったカード」「ヤシウム」などが規制されるなか、龍騎はトラッシュ回収を頂いた。シーカー2種類いるのに・・・。状況に応じてほしいカードを持ってこれるのは強いです。

以上が龍騎デッキの核となるカードたちです。この辺さえ頭に入れておけば龍騎対面で初見56しされることもないはず。デッキを組む時もこれらのカードが主軸になります。

【デッキレシピ 転醒編】

【オーディンを入れるなら専用構築になってしまう】

起幻環境における龍騎は、「強いファンデッキ」でした。効果で防げない除去が多い・ケアできない「白晶防壁」の流行・速度不足と、安定して勝てるデッキではありませんでした。とはいえ、コラボデッキの中では屈指の完成度(個人的な感想)をほこり、決して弱くはないデッキでした。
安定した勝率はなかったものの、当時の環境デッキである
・各色起幻デッキ
・覇皇
・氷姫
・ゼクス
にもそこそこ勝つことが出来ました。

転醒編では追加された「赤の世界」が非常に強力で、サバしか勝ち筋がなかった龍騎に、新たなリーサルプランが誕生しました。
それがゾルダやファムなどの中型スピリットに「ドラグレッダー」を合体させ、赤の世界とともに攻める【あかせレッダー】プランです。

他にも、コラボブースター相棒との道で追加されたミラーモンスターブレイヴ、ブランク体による安定感の上昇、変身!!というパワーカード、シュートベントという強力なマジックなど転醒編で龍騎は強化され、環境にあらがえるパワーを手に入れました。

【真転醒編】

結論から言うと、何ひとつレシピに変化はないです・・・。
真転生編では、汎用仮面サポートである
・アークの秘書アズ
に加え
・50th龍騎
・50thゾルダ
・50thナイト
・50th王蛇

が追加されました。
オーディン軸の龍騎にとってアズは強力なサポートカードとなりましたが、サバイブ軸の龍騎にはいらない子となりました。
50th龍騎は1枚で3シンボル作る強力なカードでしたが、7コスト以上の召喚でしかその能力を発揮できず、惜しい1枚、というのが率直な感想です。

50thゾルダは唯一採用を考えた1枚でした。というのも「コスト4以上のスピリットからライフは減らされない」シェパードールと似た効果を持つカードだったからですね。
利点は、グランウォーデンや~ジャマーに無効化されないこと、変身で回収できることでしょうか。
ただシーカーの貴重な「仮面枠」を取り合ってしまうため、ガードベントと比べると見劣りします。トラッシュからの回収も踏まえ、ピン投しても良いとは思いますが、個人的にシュートベントの刺さりがよく感じたので、結局採用はしませんでした。

環境にはアルパラが台頭し、召喚時メタをもろにくらう龍騎にとって真転生編は戦いにくいシーズンとなっていました。

【契約編龍騎】

環境で流行する[絶甲氷盾][氷刃血解]、相性の良いダークタワーの存在、安定したドローソースとなる[グロウ・フェブラーニ]、受けや攻めに契約煌臨が使われるなど、環境そのものが龍騎にとって追い風!
【強いファンデッキ】から【環境でまれにみる地雷デッキ】に進化したといっても過言ではないと思ってます。
契約煌臨という新ギミックにより、ファムやゾルダといった耐性もちスピリットのバリューが上がったこと、環境から白晶が減ったことにより、明らかに勝ちやすくなりました。
環境初期は「血晶」が猛威を振るっており、その対策としてミラーワールドを採用していました。仮面・戦騎がいる間、完全耐性となるこのネクサスにコアを逃がすことで、受けの「50thゾルダ」「ガードベント」のコアを確保できたからですね。
相手が攻めにソウルコアを使った返しのターンに、3コスト帯の小型とFVを合わせて殴るだけで勝てる試合が出てきたのもこのシーズンから。「絶甲氷盾持ってるし、ちょっと攻めるか」と考えている相手の意表をつけることも多くなりました。
また多色を扱うこのデッキでは「ダークタワー」が低コストで配置でき、配置したあとも赤シンボルとなるため優秀、とメタカードを無理なく採用できることも強みになりました。

ただデッキ内の仮面率が下がったことでガドベの条件を満たしにくくなり、防御札として50thゾルダを採用せざるを得なくなりました。

レシピががらっと変わったのは、不純物が増えたことでシーカーのヒット率が下がったため、主に縦引きを手札補充の手段にしたからです。

他にも自身の勝ち筋である「あかせレッダー」をつぶしてしまうものの、サバを投げるまでの時間を稼ぐ「オーバースター」なんかも相性抜群のメタカードです。金雲や碧雷の速さに追いつかないため、今使っているデッキではオバスタ3投してます。

【いまつかってるレシピ】

【契約編のプレイング】

オマケです。
契約環境において気を付けたいのはBP比べによる破壊です。サバによる貫通はバトル終了時のため、BP比べで破壊されてしまうとライフを抜けません。フラッシュで契約煌臨→ブロックによるサバの破壊が一番怖いです。そのためドラグレッダーの合体時効果をうまく使うことを意識しましょう。指定アタックでBP負けしない状況を作り出し、ライフ貫通のみで5点抜く。これが現環境最強の龍騎デッキの詰め方です。

【最後に】

はい!語りたいこと全部かけました!どうですか?こう聞くと「龍騎、意外とやるな・・・」ってなってきませんか?そうです、意外とやるんですよ!このnoteで龍騎デッキの魅力が少しでも伝わったなら幸いです。仮面ライダー龍騎に興味を持った方、今ならなんと!東映特撮Youtubeにて龍騎は無料配信中です!ぜひこの機会に!

では、また会いましょう~
ばっはは~い


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