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ONとOFFを切り替えているか

介護で働く職員の一番の辛さ。それは「介護には正解がない」
なんとも奥ゆかしく、そして、儚いものだなぁと感じています。
そんな介護業界で働く介護職員さん、そして介護職員さんを抱える管理者の皆さん。
ちょっとだけ、昨日よりも今日・今日よりも明日を楽にしませんか?

少々お付き合いくださいませ!
(文字数:1366文字・所要時間:3分)

最近、疲れてないですか?

そんな他愛もない会話から始まりました。
元々、そこまで表情が豊かではない職員さんですが、最近、少し違和感を感じていました。笑顔がないというか、目に覇気がないというか。。。
とりあえず、声をかけてみたところ、ダメな感じだったので面談です。。
※本当は別の理由で面談をしたかったのですが。。。

面談の進める中で、少しずつKeyとなるワードが出てきます。
「仕事中は、次に何をするべきかがわからなくなってくる」
「仕事が終わってから、達成感もなく、残っているのは疲労感のみ」
「帰ってからは、疲れで家のことは何もできない」
「休みの日は、疲れが抜けず、家事もままならない」
これは、、、いかんです。
もはや、その職員さんの中には、「仕事しかない」状況です。
全人類24時間という時間が与えられ、自由に使える中、その職員は自身のほとんどの時間を「仕事」に注ぎ込んでいると。

1日中、ONの状態が続いていませんか?

まずは、職員さんに色々と話してもらった上、ひとしきり相手の話が尽きたあたりで、尋ねます。
「ずっと仕事のこと考えていません?」

すると、その職員さんからは「そうなんです。失敗したことは仕事後に思い出すし、翌日の不安は寝る前から緊張し、夢見ることもしばしば」
そんな返答が返ってくる。
さらに質問すると、どうやら、自分の自信の無さから「あの対応でよかったのか」「もっと◯◯したほうが良かったんじゃないか」みたいな思いが後からモヤモヤと頭と心を覆い始めるそう。
元々、ネガティブシンキングな職員ではあるが、、、
これは早急な解決が必要であると判断。

そんなに深く考えなくても良いんじゃないですか?

開口一番に出た言葉です。
その時その時で、正解は変わります。なんなら正解があるかどうかさえわからない、この仕事。
だからこそ、その瞬間にしっかりと考えて、対応したことに誇りを持っていれば、その後の不安感なんて出てこない。
もう少し、気楽に行きましょう!!

そしてもう一つ。

他の職員さんと話せてます?

仕事中に「ん?」と思ったことを、自宅に『持ち帰らない』
これが非常に大切です。

その方と同年代の介護職員さんがいます。しかも職務形態も非常勤同士。
はい!是非とも、喋ってください!!
その日に出てきた疑問や不満は、その日のうちに解決するために、そんな環境を作っていきましょう!と伝えました。
あなたのONを他職員と話すことでOFFにしましょう!!

当日の疑問や不満を話すことで、楽になるんです!気持ちよくなるんです!逆に何も言えないまま一定の場所に佇んでいる人は退職という道を取るんです。
まずは、人に相談する!を心がけたらどうでしょう!?
休みの日の前日は、是非職員を捕まえて、翌日の休日がいつもより少しでも楽しく過ごせれば幸いです!!
そんな生活を続けていると、何が正解で、何が間違いか。
介護の世界で、正解不正解はないかもしれないが、自分の中の判断材料として、明確に生まれ、自分の正解を信じて頑張れば良いのだと思います!

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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