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読書のマトメ♯2 “夢と金”

水曜日は【読書のマトメ】としまして、私がこれまで読んだ本の紹介をしたいと思います。さらに、ただ単に紹介するだけでなく、この本のパワーワード3選!的な感じで、生活に落とし込めるような名言を紹介していきたいと思います。
では早速、行ってみましょう!!

(文字数: 1519文字 所要時間: 4〜5分)

夢と金 著者:西野亮廣

著者の西野亮廣さんは、お笑い芸人「キングコング」として、さらには「えんとつ町のプペル」で有名な絵本作家として、さらにさらに国内最大のオンラインコミュニティ「エンタメ研究所」の運営もしておられ、もはや何をしている人なのかわからない状態の方です。そんな西野さんの書いたこの本は子どもでも読めるようにと、比較的簡単な言葉を使って書かれているため、非常に読みやすい本です。結構サクっと読めちゃうので、時間のない方にもオススメです!

名言①知識不足で命を落とすな

日本の「自殺率」は、世界8位。G7(いわゆる先進国)でみると、自殺死亡率ランキングはぶっちぎりの1位。僕らは、お金がまわらなくなったら、自殺を選び、犯罪を選ぶ。このような結果が出ているにもかかわらず、日本の大人は、子供達にお金の話をしない。お金の守り方の話もお金の作り方の話もしない。それどころか、お金について真面目に語る人間を「銭ゲバだ」と嘲笑している。
あなたはどうだ?あなたの子だろ?ちゃんと勉強して、ちゃんと守ってやれ。知識不足で失われる命があることを知ったほうが良い。

夢と金 第1章「富裕層の生態系」

この本の第1章、初っ端に書かれている内容がこれ。最初から心に刺さる内容で、一気に引き込まれました!確かに我々はお金のことをしっかりと教育されたことがない。さらには「貯金しなさい」とか「借金はダメよ」とか「投資なんかもってのほか」みたいなことを親や祖父母から延々と諭されていた記憶が蘇ってきました。そもそもこれまでの「お金に対しての変な刷り込み」が、人を不幸にしているのだと。。。

名言②「機能検索」から「人検索」へ

「ラーメン店A」よりも「ラーメン店B」よりも、「いつもお世話になっている山田さんのラーメン屋さん」が選ばれるようになる。
美味しさも値段も大体同じであれば、「どうせお金を落とすなら、付き合いのある山田さんに使って、山田さんを応援しよう」となる。
「人検索」の世界では、商品を買う理由に「応援」という項目が入ってくる。

そんな中、ラーメン店の値下げ競争が始まったら、A店やB店はお互いの店舗の値段の見ながら値下げし、勝負をかけてくる。
しかし、山田さんのラーメン屋は値下げしなくても良い。なぜなら、「機能」で売っているのではなく、「人」で選ばれているから。

夢と金 第2章「コミュニティー」

第2章では、これから自分自身が、社会でどのように立ち回るべきなのか。多くの競合がいる中で、どのように他との「差別化」を図れば良いのかと考えた時に、機能(商品)ではなく、意味を売らねばならないと認識させられました。そしてそれは、いかに自分のファンを作っていくか。に繋がります。
顧客は機能を買い、ファンは意味を買う。
お客さんを一括りにするのではなく、いかに顧客をファンにしていくかが大切なのです。

第3章の「NFT」からも名言を選ぼうと考えていましたが、そもそも「NFT」について知らない方も多いと思いますので、今回は、キンコン西野に学ぶ名言2選!ということで終わらせていただきます。
ただし、私もNFTなるものを5点ほど所有しているため、第3章で書かれるNFTについては、今後しっかりと時間をとって、話をしたいと思います。お楽しみに!

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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