初めて断酒して飲み会に参加したときの話し
断酒して戦うコンビニ店長、はまとしです。
30代からダイエット目的でキックボクシングを未経験で始めました。
ハマりにハマって毎年アマチュアの試合に出場しています。
生活習慣の改善と減量のために、断酒を始めて3年が過ぎました。
断酒を思い立って、2週間後にすぐ試練がやってきました。
それは、友人からの飲み会の誘いです。
県外にいる友人からの連絡で、結婚式にも招待したぐらい、仲のいい方でした。
そんな、飲み会に参加した時の話しを解説します。30代から断酒を始めた私の本音を語っていきます。
では、いきます!
酒が飲めないことを素直に言って別の友人も誘った
結論から言うと、酒が今は飲めないと言って、別の友人も誘って居酒屋に行きました。
連絡をもらった友人も酒が飲めないというと「え?病気になったの?」と心配をされました。
しかし「コンビニを開業するために資金がいる。今は集中したいことがあるからと酒を断っている」という話しを電話でしました。
正直、じゃあもう会うのをやめようとも言えないので、別の友人を誘って飲みに行くことを提案しました。
久々に会う友人とは、ぜひ会いたいと思っていた反面、私が酒を飲めないという、後ろめたさがありました。
しかし、なんとか会いたいと思い、友人を何名か誘うことで、会うことができました。
酒をやめて初めての居酒屋の雰囲気に戸惑う
友人4名と居酒屋に入り、定員がオーダーをとりにきました。
まず、いつもの流れなら「生4杯」ですぐに終わります。
しかし、今回は断酒をしているので、私はノンアルコールビールを頼みました。
車で来ているので飲めませんと言える雰囲気でよかったと思います。
そこから、あたりを見回してみると、がやがやとした雰囲気で、みなさん大きな声でしゃべっていました。
酒を飲むと声が大きくなっていくので、よくみんなしゃべるなーと客観的に見ていたのを覚えています。
それから、オーダーした酒がテーブルに置かれ、注文の場面になりました。
酒を飲まない場合だと、何を食べていいのかわからなくなり「適当に頼んでいいよ」とお願いをしました。
いつもなら、酒に合う、メニューを我先にオーダーしていたのですが、酒を飲まないので、食べる気がしませんでした。
そんな感じで、居酒屋を満喫したのちに、飲んでいない私が車を運転して、カラオケにいきました。
カラオケでは酒がないと恥ずかしくて歌えなかった
友人とは酒を飲んだ後にスナックにいって歌うのが定番でした。今回は4人もいたので、カラオケに行くことになりました。
店に入り、いざ歌おうとすると、なぜか何を歌っていいのかわからない感情がでてきました。
いつもなら我先にリモコンをとり、歌っていた私がです。笑
また、居酒屋でも一番酒をガバガバ飲んでいた私が一滴も飲んでません。
なので、私のテンションも全然上がらず、友人たちも戸惑っていました。
酒を飲むと、いつも騒いでいた私が、シュンとなっているので、あれ?どうした?という雰囲気を感じていました。
しかし、ここで終わってしまっては、酒がないからつまらないやつと思われたくなかったので、頑張って歌いました。
酒を飲まないでカラオケに来るのは、中学生以来だなーなどと、思い出しながらカラオケを後にしました。
締めのラーメンがどうしても食べられなかった
時間も0時を過ぎ、最後の締めにラーメンを食べに行くことにしました。
運転はもちろん私が行い、夜中まで空いている元祖ラーメン屋に行きました。
博多で育ったこともあり、県外に行った友人は、だいたいラーメン屋かうどん屋に行きたいと言います。
なので、今回も博多ラーメンを食べに行ったのです。
しかし、居酒屋、カラオケボックスと、食事を済ませていた私のおなかは、パンパンでした。
「うーん、これ以上入らないかも」と思いながら、ラーメンを食べに行きました。
予想通り、全部は食べきれず、麺の量を半分に設定して、なんとか食べきることができました。
友人たちは「替え玉!」といって、麺のおかわりをしていました。
やはり酒を飲むとよく食べるよなーと昔の自分を思い出していました。
酒を飲んだあとに、だいたいラーメンなどを食べて、翌朝トイレに駆け込むことが日課でした。
そんなことを、思い出しながら「こういう生活はもうオサラバになるのか」と、寂しい気持ちを感じながらお店を出ました。
30代で酒をやめるのは早すぎると感じた
正直に言いますが、30代で酒をやめるのは早すぎると感じました。
30代になり、家庭をもち、仕事も忙しいので、会える機会はほとんどといってありません。
そんな時に、なんとか合うことの口実ができるのが、飲みに行くという行事でした。
いまだにお酒の文化はあると感じます。妻も、たばこは嫌いますが、お酒に関しては寛容です。
なので、唯一友人たちと会える機会を、断酒でなくしてしまう行為というのは、寂しく感じているのが本音です。
断酒をして3年たちますが、コロナの時期だったこともあり、その後に開いた飲み会は1回だけです。
言われはしていませんが、もしかしたら私は酒を飲まないので、もう誘われなくなっている可能性だってあります。
30代で酒を断つということは、酒で関わる交友関係を断つに等しい行為だと感じました。
本当に酒で人生を棒に振りたくないと思い、断酒を決意して今に至ります。
それは、家族と自分を幸せにしたいという、強い思いがあったからです。
30代で断酒をすると、コミュニティーが想像以上に小さくなることは、避けられないというのが現状です。
まとめ
初めて断酒をして居酒屋などに行きましたが、まったく世界が違うと感じました。
大酒飲みだった私が、飲まない選択をしただけで、こんなにも差がでるのかとショックでした。
しかし、お酒という文化、集いの場としての、お酒の在り方などを感じることができたのも貴重な経験だったと思います。
居酒屋でアルバイトをし、将来は居酒屋を経営したいと思って、修行をしていた時期までありました。
そんな私が、まさか断酒をするとは、以前の私からは想像もできません。
ただ、これも時代なのかもしれません。
まだ、断酒はマイノリティーな部類に入ります。
酒をやめる自分は間違いっているのかなと思う時があるかもしれません。
しかし、自分のため、家族のためにも断酒を続けます。
その先にある明るい未来をイメージして今日も一歩ずつ進んでいきます。
では、またねー!
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