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【横浜DeNA】石川達也支配下登録!補強第一弾か!?

石川達也が支配下登録

6/21にDeNAの育成投手の石川達也が支配下登録されました。

石川達也の経歴

~怪我がなければドラフト1位級~
石川は2019年のドラフトで育成1位指名で入団してきました、横浜高校→法政大出身の左腕です。
高校時代の同級生は楽天の藤平尚真で、左右のWエースとして活躍していました。
法政大でも同級生にはロッテからドラフト1位指名を受けた鈴木昭汰がいて、石川は3年までリリーフで活躍していました。
実力的にはドラ1の藤平や鈴木昭とも張り合えるぐらいのものを持っていましたが、4年時にトレーニング中での怪我で左手首を痛めてしまいます。
この影響があって、2020年ドラフトでは支配下で指名がかからず、育成指名となりました。
DeNAから指名された際、石川の担当だった八馬スカウトは「春の時点ではロッテに入団した(同期の)鈴木と同じ評価。もちろん即戦力」とコメントしていて、育成指名ながら高い評価をしていました。

~文句無しの結果を残して支配下登録~
DeNAに入団後、1年目からファームで結果を残せていましたが、怪我の影響かシーズン通して投げることができませんでした。
これが原因で、実力的には支配下登録級だったものの1年目は見送られました。
2年目の今季も、5月中旬まで実戦登板がありませんでした。しかし5/15に今季初の2軍登板を果たすと、そこから13試合に登板して防御率0.44の好投を見せ、文句無しの実力をアピールしました。
この活躍があって、今回の支配下登録に繋がりました。

~1軍で求められる役割~
支配下登録された石川達也ですが、今後1軍に上がった際に求められる役割を考えると、左のリリーフとして臨機応変な起用になってくるでしょう。
現在1軍のリリーフには抑えに山﨑、8回に伊勢、そこへ繋ぐのが入江・エスコバー・田中健二朗らになっています。
石川がいきなり彼らのような役割を任せられることは無く、先発から彼らに繋ぐための役割になるでしょう。
左腕なので先発右腕の時のワンポイント左腕だったり、先発が早期降板した際に2~3イニングを投げて後ろに繋ぐことが仕事になってきます。
まずはそうした仕事をこなして結果を積み重ねていくことで、もっと重要な場面での起用が増えてくるでしょう。

これで支配下は67名に

石川達也が支配下登録されたことで、チームの支配下登録人数は67名になりました。
シーズン中の支配下登録枠は70名なので、あと3名分は補強可能です。
今後考えられる補強として、育成選手の支配下登録・外国人選手獲得・トレードなどが挙げられます。

他の育成選手たちも続くか?

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