推しに諭される夢を見た
私には好きなバンド、ユニット、アイドルグループなど推しが何組かいる。
そのうちファンクラブに入っているいるのは三つだ。
一つ目は、スピッツ。
スピッツとは1994年ロビンソンでの出会いという非常にスタンダードな始まりなのだが、それから三幕構成の第三章でボーカルの草野マサムネさんがパーソナリティのラジオ「ロック大陸漫遊記」をなにげなく聴いたことがきっかけでスピッツ熱が浮上して、ファンクラブに入った。
三年目に突入。いままで加入したファンクラブでいちばん長いかもしれない。
二つ目は、SnowMan。
彼らとは6人時代のJr.のときにファンになった。
滝沢歌舞伎をジュニア情報局でチケットを取ったことすら懐かしい。
デビューしたときに正式なファンクラブに入るべきだと思ったが、私の諸事情で茶の間を決意したころだったので見送る。
しかし彼らの快進撃は留まることを知らず、いよいよ昨年、ドームツアーを決行。これは、もしかすると現場で会える機会を失う可能性があると危機感さえ覚えた。それにずっと箱推しだったにも関わらず、夢に目黒蓮くんが出てきたことでファンクラブに入った。
さらに言えば、今回の文フリ新刊はこの夢から派生した話でもある。
三つ目は、Number_i。
単純だからTOBEが行った東京ドームライブの世界同時配信で沼に堕ちた。
キンプリ時代というか彼らもjr.時代にセクゾのバックで踊っているころが出会いではあるものの、とくにそのときは沼に堕ちることもなく過ごした。
事務所を移り、彼らが私らに魅せたステージはあの頃と違っていた。(少なくとも私はそう感じた)
これは現場でオーラを感じたい、そんな欲求が高まり勢いで加入。
まんまと有明(単独アリーナライブ)は落ちた。(復活当選を祈るばかり)
Number_iのファンクラブに入った時点で、SnowManの更新はするのをやめようと思っていた。さすがに3つは多いかな、という謎の自分縛りが発動したからだ。
継続手続き期限は5月末。忘れたフリしてやり過ごそうと言い聞かせていたのだが、今朝方、リーダーの岩本くんが夢に出てきてしまったのだ……(笑)
あー、これは継続をしよう。
まだ一回もコンサートを申し込んでいないのに、継続しないのもおかしな話だ。
逃げている。
これは、「落選」から逃げようとしている……!!!
変な話、私は推し活といっても、つねに一人で行動している。
コンサートやライブには一人で参加して、誰かと語り合うこともなく帰宅して、SNSでぶつぶつ言いながら酔いしれるタイプだ。
おそらく推し活にはふたつのタイプが存在していて、「仲間と推し活したい」派と「推しを一人で愛でたい」派に分かれている。
世間的には、圧倒的に前者が多いと思う。
まぁ、HSPだからとか言いたくはないけれど、自分は誰かに好きなことを共有することがなかなか難しい人間である。
推しと会う前後の人付き合いに非常に苦しんだ経験があったから、割り切って推しとの時間だけ楽しむことに振り切ったのである。
あとあまりこれも大きい声では言えないが、極端に言えば「同担拒否」気味というのもある。(独占欲が強いので、それは自作小説で発散しております。独占欲・執着愛好きな人はぜひ読みに来てください!?)
もし、推し活疲れの症状がある方は、諦める前に「何に疲弊しているか」を思いめぐらせてみるのもひとつの手ではある。
いちばん疲れるのは、推し活仲間との人間関係だ。
どの界隈でも感じるのが、SNSでの「どれだけ推しに貢献しているか」というマウント合戦に心が疲れるのだ。
自分が心地よいペースで推すことが長く活動できる秘訣だと分かっていても、「全形態予約完了報告」とかたくさん流れてくると、ほんとに辛くなる。
よく分からないけど、サブスク解禁して欲しい。
それでも形に残したい場合は、CDを買う手法にさせてくれー!
推し活に対してはいろいろと思うことはあるけれど、この辺で。
今回、気づいたことは、ファンクラブに入る=忠誠を誓う と捉えていた。
だから同じジャンル(つまりアイドル)でいくつも違うグループ(ましてや派生したところのトップ同士)のファンクラブに入るというのは、ファン失格ではないだろうかという、本当に自分だけのルールで自分自身を縛っていたから、更新をしないという意味の分からない思いに至ったわけで……。
夢でリーダーに諭されるという、これまた謎のオチで無事にファンクラブ更新作業を終えた。
あぁ、アルバムが出て、ツアーが始まりますように。
そして、いつか、その神々しいオーラを浴びることをいまから祈願したい……。
大半が苦しいだけの話になってしまい、申し訳ない。
おわり
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最後まで記事を読んでくださってありがとうございます。 読んでくださった方の心に少しでも響いていたら幸いです。