Webライターが副業で「月10万」を稼ぐ5つのポイント
大学時代にWebライターとして月10万円を稼ぎ、その後、上場企業のWebマーケターになりました。Webライター歴は10年です。
この記事では「Webライターが副業で「月10万」を稼ぐ5つのポイント」をテーマに解説します。
実際に私は、過去にWebライターとして月10万円を稼ぎ、ディレクターとして30名以上のWebライターさんと関わってきました。
本音を言うと「未経験からでも稼げるWebライター」ってたくさんいまして、会社員をしつつ、副業Webライターで稼いでいる方もたくさんいます。
今回の記事の前半では「Webライターが「副業Webライターで月10万を稼ぐポイント5つ」について、後半では「未経験・初心者の副業Webライターが注意すべきこと」について解説します。
今回の記事を理解すれば、未経験・初心者でも「Webライター」としてデビューでき、さらにお金を稼ぐコツを知ることができます。ぜひ最後までお読みください。
未経験でもWebライターになれるのか
不安になる方も多いと思うので、あらかじめ書いておきます。
結論を言うと、未経験・初心者でも副業Webライターになれます。
というのも、文章さえ書ければOKだからですね。
例えば、最近だと、TwitterやLINEなどのSNSで文章を書く機会が増えており、対面で友人と話すよりも、文章でのコミュニケーションが多くなっています。
ぶっちゃけ、文章力でいうと、昔よりもレベルは高まっていると感じていまして、TwitterやLINEなどのSNSで文章を書いている人であればすぐにWebライターになれます。
最近は簡潔でわかりやすい文章を書く人が増えていると感じています。
私はクラウドソーシングを活用してWebライターになりましたが、当時はあまり文章を書く機会がなく、個人的にも拙い文章と感じつつ、文章を書いていました。
しかも当時、大学生だったので社会人経験ゼロ。恥ずかしながらメールの書き方もわかりませんでした笑。
そんなレベルの低いWebライティングスキルでもお金を稼ぐことができたので、テキストでのコミュニケーションになれている方々であれば、即、Webライターになれます。
Webライターが副業で「月10万」を稼ぐ5つのポイント
ここから本題ですが「副業Webライターで月10万を稼ぐポイント」の前に「準備・勉強しておくべきこと」を解説させてください。
「準備・勉強しておくべきこと」は下記の3つです。
このパートは、未経験・初心者の方でも2週間〜1ヶ月ほどで完了します。
※Webライター経験者の方は1週間ほどで完了します。
Webライティングの本を読む
Webライティングに関する本を2〜3冊くらい読み、知識をつけます。
なぜ本を読むかというと、Webライティングの知識を網羅的に学習するためですね。
本を読む方法・流れとしては、
こんな感じでOK。
初めから全てを理解しようとすると挫折するので、まずはWebライティングの全体像や基本が理解できればOKです。
クラウドソーシングに登録する
クラウドソーシングとは、インターネット上で仕事ができるサービスです。
Webライティングでいうと、発注者が記事執筆の仕事をWebライターに依頼し、納品できたら報酬がもらえるというもの。
クラウドソーシング自体は無料で登録でき、登録すれば、Webライターは簡単に仕事を受注することができます。
Webライターにおすすめのクラウドソーシングサービスはこちら。とりあえずこの3つに無料登録すればOKです
✔︎おすすめのクラウドソーシングサイト
クラウドソーシングの仕事
クラウドソーシングサイトにはWebライティングの案件だけではなく、
などなど、たくさんの仕事があります。
パッと見た感じ、インターネットで完結できる仕事は全てある感じです。
※「ランサーズ」の仕事
「他の仕事も気になる!」という方は、カテゴリから調べて、案件の内容を確認してみるのも良いでしょう。
未経験・初心者向けの案件を受注する
クラウドソーシングに登録できたら「未経験・初心者向けの案件を受注」します。
例えば、こんな案件です。【初心者歓迎】と書いている案件から始めてみましょう。
正直、はじめて仕事を受けるとなると、不安になる方もいるかもしれません。
とはいえ、お金を稼ぐためには、まずは仕事を受ける必要があります。
少し怖いかもしれませんが、自分の書きたい記事があれば、どんどん提案していくのが良いです。
自分のスキルや経験を過小評価するのではなく、自信を持てば問題なし。発注者の方もそこは優しく教えてくれます。
未経験・初心者の方は、ここが一番大変なところですが、副業Webライターとして稼ぐための一歩を踏み出しましょう。
Webライターで月10万を稼ぐポイント
ここからは未経験・初心者を脱却しつつ、副業Webライターで月10万を稼ぐポイントを解説します。
未経験・初心者の方でも下記のようなポイントを抑えれば、最速最短で月10万を稼ぐことができますよ。
この方法は高収入Webライターさんが実際に行なっていたものでして、私も過去の上記の方法で本業をしつつ、Webライターとしてお金を稼いでいました。
副業Webライターとして稼ぐための「ロードマップ」ですので、この機会に100%理解し、行動に繋げましょう。
稼ぐポイント①:文字単価の相場を知る
Webライターであれば「文字単価」を知っておく必要があります。
というのも「文字単価=自分の価値」だからですね。
文字単価が高ければ高いほど、記事の内容が専門的になりますし、高いWebライティングスキルが求められます。
ちなみに「ライター歴」と「文字単価」の比較表はこちら。
Webライターとして副業を始めて、1年以内に文字単価が1〜1.5円まできたら最高。
その人の仕事のボリュームや作業時間もありますが「月5万円〜10万円」は十分可能です。
Webライティングはやればやるほど書くスピードが速くなりますし、記事の質も高まります。
まずは文字単価の相場を知りつつ、自分の価値を高めていきましょう。
専門分野で高単価案件を受注する
専門的な知識が必要な記事であれば、報酬も高くなります。
というのも、記事を書けるWebライターが少なくなるからですね。
例えば、
などなど、専門的な知識が必要なカテゴリの記事は書くのが難しいです。
とはいえ、上記の知識があれば、自動的に高単価案件を受注することができます。
例えば、その業界で働いていた/働いている場合ですね。
この場合、Webライティングのスキルがなくても、仕事を受注することができます。
さらに本音を言うと、専門的な知識が必要となる業界や会社に所属していなくても、このような高単価案件を受注することができます。
例えば、
です。
専門分野を勉強しつつ、内容を理解したら仕事を提案するときに「業界での経験はありませんが、自分で勉強しつつ、記事をたくさん書いてきました!」でOK。
他にも
など、これまでのスキルや実績をアピールして、高単価案件を獲得するのもありです。
これらの場合は、勉強する時間や実績を作る時間が必要になりますが、未経験・初心者の方でもコツコツ記事を書き続ければ問題なし。
私もこの方法ではじめは専門的な知識がなかった「美容」についての高単価案件を受注していました。
Webライティング+αの提案をしてみる
ただ、Webライターとして案件を受注するのではなく、「Webライティング+α」のスキルがあることをアピールし、高単価案件を受注するのもありです。
例えば「【1000文字/1000円】副業に関する記事」という案件があったとします。
この案件を受注したいときに、ただ「Webライティングのスキルがあります」というのではなく、「+α」の提案をしてみるとGood。
具体的にはこんな感じです。
いかがでしょうか。
ポイントは「ブログで稼いだ経験」です。
今回の案件とリンクしているところがあり、採用率も高くなるでしょう。
Webライティング+αの提案をすることで、高単価案件での採用率も高まります。
単価アップの交渉術を身につける
先ほどの「Webライティング+αの提案をしてみる」と関連する部分ですが、3ヶ月ほど同じ企業から記事執筆の依頼を受けて、問題なく仕事ができているなら単価交渉をしてみましょう。
というのも、発注者と信頼関係ができている状態で単価アップの交渉をすると、かなりの高確率でOKしてくれるからですね。
単価アップを提案した時の「発注者側」の本音を言うと、
こんな心理になります。
優秀なWebライターさんが辞めてしまうのは、発注者にとってかなりの損失で「ずっと一緒に働いてもらいたい!」という気持ちなのです。
Webライター側からしたら「単価アップの交渉はちょっと気まずい…」「断られて信頼関係が崩れたらどうしよう…」と思うかもしれませんが、良きタイミングで交渉してみると案外簡単に単価アップできるかもしれませんよ。
個人でブログを運営する
ちょっと発展系ですが、個人でブログを運営するとWebライティングに必要な知識やノウハウを学ぶことができ、単価アップの交渉もしやすくなります。
例えば、ブログを運営すると、
上記のようなスキルを手に入れることができます。
他にも「構成力」「企画力」も勉強できますね。
「ブログを運営しているので〇〇のスキルがあります!実績もあります!」と、提案すれば案件の採用率も高まりますし、単価アップも十分に可能になります。
【テンプレ】単価アップの交渉メール文【パクリあり】
下記に単価アップの交渉メール文を記載しています。
これは実際に私が提案していた交渉メールで、このメールがきっかけで単価アップも実現できています。
もしも「スキルや実績があるので単価アップしたい」「発注者と信頼関係が築けてきたのでこのタイミングで交渉してみたい」と思うWebライターさんは、ぜひ、参考にしてみてください。
未経験・初心者の副業Webライターが注意すべきポイント【3つ】
ここでは未経験・初心者のWebライターとして副業をするときに、注意すべきポイントをご紹介します。
ポイントは3つです。
私も当時は上記のようなポイントを理解しておらず、精神的・身体的に疲弊していました。
私の体験も踏まえ、詳しく解説します。
安すぎる案件は受注しない
結論、安すぎる案件を受注すると、疲弊します。
というのも、自分の時給と案件の報酬に見合わなくなり、いくら記事を書いても稼げないからです。
よく「この案件ではプロのライターが未経験・初心者に優しく教えます【文字単価0.2円】」という案件があります。
ぶっちゃけ、仕事のやり方は教えてくれるかもしれませんが、Webライティングの方法とかは教えてくれません。面倒だからですね。※私の感覚です
それでいて文字単価「0.2円」はかなり残酷なので、このような案件は手を出さなくてOKです。
私も当時はやすい文字単価で記事を書いていました。疲弊と消耗です。
先述しましたが、最初の0〜3ヶ月目はWebライターとして経験を積むために0.5円〜0.9円の仕事を受注してOK。それ以降であれば、1円以上にするべきです。
自分の時給と案件の報酬が見合うような案件を受注しましょう。
案件の内容をよく確認する
例えば「文字単価」「納期」「記事本数」「記事の難易度」などですね。
これらを把握しておかないと、あとでトラブルになることがあります。
実際に私が経験したトラブルについてご紹介します。
私はあるライティング案件の記事制作に着手しました。
記事が完成し、発注者に提出しましたが「やり直し」の依頼が…。
ちょっと不満に思いつつも、私のスキル不足もあったので、何度か修正。
とはいえ、なんどもやり直しの依頼をしてきます。
正直、修正が多いと、かなり萎えます。修正依頼の内容も曖昧…。10回くらいやり直してようやくOKがでました。
記事自体はそこまで難しいものではなかったし、私の書いている文章もそこまでおかしくなかったです。
ただ、なんどもなんども修正依頼をしてくる発注者は「嫌がらせ?」のような感じで接していました。
このような「修正タスク多すぎる問題」は割とあって、他のWebライターさんでも同じようなことがあります。
このような案件には手を出さない方が良いです。
精神的・身体的に疲弊し、さらに仕事の内容に見合わない報酬になります。
案件の内容をよく確認しつつ、受注するようにしましょう。
モチベーションを高くする
未経験・初心者のWebライターであれば、はじめはわからないことだらけですし、うまく文章をかけないということがあります。
とはいえ、モチベーションだけは高く持って、仕事をして欲しいです。
というのも、モチベーションがなくなると、Webライターとしての生き方が終わってしまうからですね。
それまで頑張ってきたことがなくなってきますし、お金も稼げなくなります。
モチベーションの維持はとても難しいですが、はじめのうちは「Webライティングのスキルを身につける!」という気持ちでいると、継続できます。
「スキルがない」「時給と報酬が合わない」こともありますが、モチベーションを高く持ちましょう。
まとめ
この記事では「Webライターが副業で「月10万」を稼ぐ5つのポイント」をテーマに解説しました。
本記事のポイントは下記の通りです。
ぶっちゃけ、上記をしっかり抑えることで、未経験・初心者からでも「副業Webライターで月10万」を実現できます。
はじめは「私にできるか不安…」「仕事を受注するのが怖い…」と思うかもしれませんが、案外、楽に仕事ができちゃいます。※社会を知らない当時、大学生だった私でも仕事を受注できていました。
少しでもWebライターに興味がある方は、今回の記事を参考にしていただき「Webライターデビュー」をしましょう!