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【体験談】社内で「目標」を共有しないと組織が崩壊する話

私は現在、上場企業のWebマーケターとして働く30歳です。

これまで、Webマーケティングを軸に、さまざまな仕事をしてきましたが、事業が「うまくいく場合」「うまくいかない場合」がありました。

特に「うまくいかない場合」で共通していることがあります。

それは「社内で目標を共有していない」こと。

具体的には「自分のチームだけの目標だけを追って、他のチームの目標は追わない」ことです。

昔、あるBtoB向けサービスのマーケティングをしていたころのお話です。

当時は事業ができたばかりということもあり、マーケティング、営業チームが一生懸命、サービスを販売していました。

ただ、目の前の仕事に集中するあまり、「マーケティングはマーケティングチーム」「営業は営業チーム」と、チームごとに距離ができ始めたのです。

チームに距離ができるとよくなくて、例えば

・マーケチームの愚痴
「マーケティングチームは目標達成できていて、営業チームができていないのはおかしい…」

・セールスチームの愚痴
「そもそもマーケティングチームの目標が低いし、なぜその目標設定をしたのかよくわからない…」

など、チームに壁ができ始めたのです。

結果として、そのサービスの売上が低迷。再度、マーケティングと営業の目標設定をして、戦略を考えることになったのです。

そもそも、目標を立てる理由は「事業方針から逸脱することなく、最大の利益を生むため」です。

その事業方針から逸脱することなく、最大の利益をあげるように方向づけていくのが、目標を立てる理由。

つまりは、「目標設定=寄り道せず、最短距離で最大の利益を出す」ということが事業を成功させるために重要なことになります。

今回の失敗談のように、もしもお互いの目標を知らずに、自分たちの目標達成だけにコミットすれば、組織は崩壊します。

マーケティングチームと営業チームの調整に、ものすごく労力を使いますし、時間が無駄になってしまいますよね。

「人間関係の調整ばかりに時間を使い、本業である仕事にコミットする時間がない…」

という本末転倒な働き方になってしまいます。

このように、両者の考えを調整しながら、どちらも取り込んでの戦略の組み立てという貴重な体験でした。

社員全員で目標達成するための意識と戦略はとても重要になります。

もしも、今、会社員の方で、

・なかなか結果が出ない
・目の前の仕事だけをしている
・他のチームの目標がわからない
・チームごとに壁がある

など、課題がある方は、今回の記事をぜひ、参考にしてみてください。


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