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心の中にある52ヘルツの声

2月の中頃にお義母さんが自宅で転倒し、左足関節解放脱臼骨折という大怪我をしました。
左足首を脱臼したうえに外れた骨が内側から皮膚を突き破って出血してしまったのです。
救急車に運ばれてそのまま1ヶ月半程入院しました。
その間に子供達がコロナとインフルエンザに感染したり、家の事やお義父さんの夜ご飯の準備、息子の卒業式、中学入学の準備などで完全にキャパオーバーだった私は、ついにひっそりとやっていたオンライン秘書のお仕事を辞めることを決意しました。
オンラインのお仕事はもともと隙間時間でやっていた副業で収入も月に1万円ちょっとでしたし、昼間のお仕事の勤務時間を1日30分増やしたので収入的にはそんなに変わらないはずです。

変化としては帰宅してからの時間を家の事だけに使えるため、常に頭の中にあったお仕事に対する「やらなくちゃ」という気持ちが無くなり楽になりました。
私のように自分の自由な時間の確保が難しく家族の状態に左右されてしまう人間にとっては、在宅のお仕事というのは勤めに行くよりも難しいということがわかりました。
他所に勤務するということは働く時間も確実に確保できるということです。働く仕事、時間さえ決まっていれば後はひたすら働くだけですが、どうしても家にいると家事を優先しなければいけない空気感がありました。

2月、3月はそんな感じで厳しい日々でしたが、4月に入ってからはお義母さんが退院し息子も中学校へ入学、娘も3年生に進級したりと、心に少し余裕ができてきた気がします。
心が疲れている時って不思議なことに文字を読んで理解するということが難しくなるんですよね。
noteを書くのも読むの難しいかったのですが、最近はまたちょっとずつ皆さんのnoteを読ませていただいています。

なんと!小説も読むことが出来たんです!
気になっていた町田そのこさんの「52ヘルツのクジラたち」を読みました。

不思議とすらすらと読めたのは町田そのこさんの文章の書き方、物語の紡ぎ方が素晴らしいんだと思います。一気に読んでしまい、他の作品も読みたくなりました。
内容はネタバレになるので書きませんが、素晴らしいお話でしたので気になる方は是非読んでみて下さい。
映画も杉咲花さんが主演で公開されているので観に行きたいなー。


最近の事をズラーッと書きましたが、またちょこちょこnoteを書ければ良いなと思います。
ではでは。

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