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3Dモデル生成ツール調べてみたの記事

0. はじめに

トヨタコネクティッド株式会社 先行企画部 新技術開発G所属のHalufy(ハルフィと呼びます…)です。

3Dモデルを生成できるツールも最近では目にするようになりましたね。

ただ、まだまだ成長段階の領域なのかなぁなんて思いながら、どうなっているんだろうと調べてみましたので、今回はそれを記事にできればと思います。

1.目次



2.ツール

2-1.CSM AI

1枚の画像やテキストから3Dモデルを生成してくれるツールみたいで、最新版はversion1.3だそうです。

無料プランも用意されていますね。有料プランに加入する場合、お手軽なプランは、月20ドルからとなっていました。(2024/1/31時点)
他のユーザーが作成した3Dモデルを、CSMの画面からダウンロードしたりもできるみたいです。

プラン一覧

補足

作成した3Dモデルを「.obj」などでエクスポートできるようなので、例えば、「画像生成ツール」によって生成した画像を、CSMによって3Dモデル化して、それを3Dモデリングツール(Blender等)に取り込ませて動きをつける、なんていうツール間の連携もしやすそうかなって思いました。

CSMだけでも完結できそうではありますが…。一応、補足です。。



2-2.Shap-E

openAIが開発した3Dモデル生成ツールのようです。

オープンソースで開発されているので、公式Webサイトから無料で使えるとのことです。

GLBデータとしてのみのダウンロードみたいなので、他の拡張子に変換したい場合は、3DモデリングツールにGLBデータを取り込んで変換する、というような必要はありそうかなと。


↓こちらでは手軽に触れます。



2-3.DreamGaussian

1枚の画像やテキストから、高速に、高精度の3Dモデルを生成できるツールなようです。

テキストから3D生成の際(text to 3D)、画像生成ツールのStable Diffusionの機能を使用しているそうです。

2D画像からよりも、3D画像からのモデリングの方が生成精度は良いみたいですね。これは何となく、そうだろうなぁ…と。



こちらも、「.obj」などでエクスポートできるようです。
なので3Dモデリングツールに取り込んで修正作業をする、とかって使い方もできそうですね。


公式ページに行くとgithubに飛べるので、そちらから無料で試せそうです。
なんとなく、試験段階なのかなって印象です。


↓Huggingfaceからも機能制限されていますが、試せますね。



3.おわりに

3Dモデル生成ツールは、まだあまり数が多くない印象ですね。
CSMがサービス化して展開していますが、ここで取り上げたそのほかのツール含め、まだまだ試験的にやり出している感じなんでしょうかねぇ。。といった感じですね。

ではでは ^ ^


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