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財布の紐をユルませる“仕組み”

 昨夜の我が家の献立は炊き込みご飯だった。炊き込みご飯といえばお沢庵がよく合う。
 
 出てきたのは先月の業務の帰路に立ち寄った海老名サービスエリアで購入した沢庵だ。正確な値段までは憶えていないが、なかなかお高かっただけにとっても美味しく、ご飯がどんどん進む。
 
 そういえば私は小田原駅で乗り換えがある際にも改札近くの土産物店で七尾たくあんを買う習慣がある。こちらは900円程度だったように覚えている。
 
 しかし。
 
 冷静に考えてみると沢庵1本で900円という値段はどうなのだろう?これが近所のスーパーだったらとてもそんな値段で買うことはない。せいぜ気張っても400円がリミットなのではないか。
 
 旅先ではどうしても財布の紐がユルみがちになる。旅先の高揚感が「ここでしか買えないだろう」という気持ちを惹起するのだろう。有名な海老名サービスエリアのメロンパンにしても、美味いといえば美味いのだろうが、ではコンビニで買うものの3倍という値段はどうなのだろう?
 
 こうした“仕組み”を作り上げて儲けるのも立派な商売のノウハウなのだろう。
(24/5/15)

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